ブログ情報
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- 登録ID
- 1688835
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- タイトル
- 風の記憶
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- 紹介文
- 風のように吹きすぎてゆく日常を、詩の言葉に残せるものなら残したい。ささやかな挑戦です。
記事一覧
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カビの宇宙秋の陽は釣瓶おとし、陽が落ちるのが早くなった。夜空の月…10月20日 10:28
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彷徨いの果ては近くの自然公園で、中年の男が野宿をしていたことがある。…10月14日 14:43
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秋色の向こうに母の命日で、天王寺のお寺にお参りに行ってきた。お墓は九…10月06日 09:43
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秋の夕やけ鎌をとげきょうは夕焼けがきれいだった。よく乾燥した秋の、薄い紙…10月01日 10:00
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吾亦紅(われもこう)学生の頃、東京ではじめて下宿した家の、私の部屋には鍵が…09月24日 09:39
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恐や赤しや彼岸花近所の農家の、納屋の裏の空き地に彼岸花が群生して咲いて…09月16日 10:39
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夏が始まり夏が終わる家その小さな駅に降り立った時から、私の夏は始まり、再びそ…09月12日 11:10
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夏の手紙きょうも近畿地方は34℃をこえる予報が出ていて、まだま…09月08日 09:38
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桂馬の高とび歩の餌じき私が子どもの頃、近所には子どもがいっぱい居た。親戚の家…09月03日 17:12
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瀬戸の夕なぎ夏の夕方、大阪では風がぴたりと止まって蒸し暑くなる。昼…08月28日 11:52
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トンボの空があった夏は、空から始まる。もはや太陽の光を遮るものもない。真…08月25日 10:34
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雲の日記小学生の頃の夏休みに、雲の日記というものを始めたことが…08月19日 15:55
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そこには誰もいなかった騒がしさの中に、静けさがある。見えそうな声と、見えそう…08月15日 10:29
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釘をぬく夏学生の頃の夏休み、九州までの帰省の旅費を稼ぐために、解…08月13日 10:58
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遠くの花火、近くの花火幼稚園のお泊り保育の勢いで、その翌日は、孫のいよちゃん…08月07日 14:03
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いつか、朝顔市の頃朝顔は朝ごとに新しい花をひらく。日々が新しいということ…07月30日 12:15
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アサガオの朝があるきょうも朝があった、と思う。変な感覚だが、朝というもの…07月25日 09:27
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赤土の窓このところ疲れているのかもしれない。しんどい夢をよく見…07月17日 15:43
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ネズミはどこへ消えたかいまでは、いちばん古い記憶かもしれない。幼少期、祖父に…07月11日 15:03
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記憶の川を泳いでいる大気が湿っぽい今頃の季節になると、ふるさとの川で魚釣り…07月05日 12:12