記事一覧

• 崇高と美と

  つまり、われわれが愛と呼ぶこの混合した情念の対象は『性』がも

  11月16日 13:06
• セザンヌの夜

  からすうり静物と霧と深淵山間の美術館で再会したセザンヌ。清…

  11月09日 14:01
• 日記

  こうして私がひとりいるときこそ、花々はほんとうに見られてい

  10月14日 17:22
• アート・オブ・フーガ

  秋風のやや肌寒く吹くなへに荻の上葉の音ぞかなしき『新古今和歌…

  10月14日 10:19
• 憂愁ー秋三句

  秋の日や優しく靴を揃えおき秋薔薇や背より触る雨音激し夜待ちて

  10月05日 13:04
• 花開香世界

  －花開香世界ーサディズムは愛ではない。マゾヒズムは恋ではな

  10月05日 12:26
• 定義

  エロティシズムとは人間の意識のなかにあって人間内部の存在を揺…

  09月28日 16:14
• 愉楽

  水に飢えて森をさまよふ子羊のそのまなざしに似たらずや君血ぞも

  09月22日 10:20
• 法師蝉ー秋三句

  夕刻や道ならぬ日々法師蝉恋絶って曼珠沙華群生の闇垣間見る白

  09月15日 14:12
• 芳醇な夢

  『単語集』ｰ金井美恵子ｰ小説ないしは小説家を禍々しいものとそ…

  09月08日 12:08
• 禁忌

  愛の行為・・・けれども、もしもそれをひそかに行うのであれば…

  09月08日 11:50
• 奥の院にて

  悦びに奥院ありきグレゴリア非日常のレッスン。此処には昨日のあ…

  08月25日 16:53
• 荒海やー美しき鋼の波

  荒海や佐渡によこたふ天の川 -松尾芭蕉-言葉のまま、ありきた…

  08月12日 17:31
• 判断様式

  ー換言すれば、我々がこの花を判定する場合のようにいかなる目…

  08月12日 17:19
• 夜半に耽美のことを

  深緑夜のテーブルに胡桃裂け澁澤龍彦。彼を知ったのは１０代後半…

  07月15日 14:29
• 境界

  フッサールは『事象そのもの』へ向かうことを唱えた。自身と自身…

  07月13日 11:34
• 黒髪の夜

  夜干玉之 吾黒髪乎 引奴良思 乱而反 戀度鴨ぬばたまし吾が

  06月23日 14:35
• 夏薊－夏三句

  喉かわき幾度愉しい夏衣聖堂は西日暗褐色夏薊重心のわからぬ夏の

  06月16日 16:31
• 薔薇の夜、或いは愛奴という名

  聖なる夜薔薇の白なれば赦されずヘーゲルの著した現象学。人間…

  06月09日 17:48
• 香水－夏三句

  茉莉花や此処でいいと泣きて伏すよろこびはほとばしりて香水醸

  04月27日 13:15