ブログ情報
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- 登録ID
- 2052734
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- タイトル
- 源氏物語&古典文学〜笑う門には福来る 少納言日記
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- カテゴリ
- 朗読 (4位/20人中)
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- 紹介文
- 少納言は、笑いヨガリーダー&保育士&民生委員現在は、古典文学の朗読にハマっています。聴く古典文学 少納言チャンネルとして、現在 源氏物語をはじめ 古典の素晴らしさを発信しています。
記事一覧
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【源氏物語772 第24帖 胡蝶 16〈こちょう〉】夕顔の君にそのままなあなたを家の中で見ることは、夢でないかとうれしいにつけても、また昔が思われます。あなたも私を愛してください」と言って、玉鬘の手を取った。そこに置かれてあった箱の蓋《ふた》に、 菓子と橘《たちばな…11月21日 15:34
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【源氏物語771 第24帖 胡蝶15 〈こちょう〉】庭の若楓と柏の木が繁り、何とはなしに爽快な気がするのを眺めながら、源氏は「和しまた清し」と詩の句を口ずさんでいたが、玉鬘の豊麗な容貌が、思い出され西の対へ行く。気にかかる玉鬘を源氏はよく見に行った。 しめやかな夕方に、…11月20日 12:30
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【源氏物語770 第24帖 胡蝶14 〈こちょう〉】玉鬘の君への ほめ言葉を聞いていて紫の上は、単に養女として愛する以外の愛をその人に持つことになっていく経路を、源氏の性格から推して察したのである。源氏は別れぎわに玉鬘の言ったことで、 いっそうその人を可憐…11月20日 12:27
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【源氏物語769 第24帖 胡蝶 13〈こちょう〉】実父とはいえ初めから育てられいないし、これほどこまやかな愛を向けないのではないかと玉鬘は想像し、源氏を無視して勝手に父へ名乗れないとしていた。こう源氏はまじめに言っていたが、 玉鬘はどう返事をしてよい…11月19日 18:54
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【源氏物語768 第24帖 胡蝶 12〈こちょう〉】夫人が嫉妬を見せないで自然に矯正させる努力さえすれば、世間へ醜態も見せずに穏やかに済みますが、そうでなければ夫婦仲がうまくゆかずに、夫の愛を失う結果にもなります‥「私がいろいろと考えたり、言ったりしていても、 あなたにこ…11月19日 18:41
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【源氏物語742 第23帖 初音1〈はつね〉】新春第一日の麗らかな光のもと、六条院の新春の眺めは格別であった。紫の上の住居は梅花の香りも御簾の中の香と紛らわしく漂い現世の極楽のようである。〜新春第一日の空の完全にうららかな光のもとには、 どんな家…11月19日 17:11
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【源氏物語 第25帖 蛍①〈ほたる〉】光源氏36歳の5月の話。五月雨の頃、兵部卿宮から玉鬘に文が届き、源氏はそれに返事を…11月17日 14:51
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【源氏物語767 第24帖 胡蝶11〈こちょう〉】玉鬘の君は、紫夫人などの感化を受け、柔らかな、繊細な美が一挙一動に現われ、華やかな美人になっていた。人の妻にさせては後悔が残るであろうと源氏は思った。派手な薄色の小袿《こうちぎ》に撫子《なでしこ》色の細長を …11月16日 10:38
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【源氏物語766 第24帖 胡蝶10〈こちょう〉】髭黒右大将が高官の典型のようなまじめな風采をして、恋の山には孔子も倒れるという諺を遂げるような熱意のある手紙を書いているのも源氏に面白く思われた。右大将が高官の典型のようなまじめな風采《ふうさい》をしなが…11月16日 10:35
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【源氏物語765 第24帖 胡蝶9〈こちょう〉】弟の兵部卿の宮がまだ何ほどの時間が経過してないのに」、もうあせって恨みらしいことをお書きになった手紙を見いだして心からおかしそうに源氏は笑った。衣がえをする初夏は、 空の気持ちなども理由なしに感じのよい…11月15日 11:07
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【源氏物語764 第24帖 胡蝶8〈こちょう〉】玉鬘の姫君は踏歌の日以来、紫の上へも手紙を書いて送るようになった。落ち着いた懐かしい気持ちの人だと認められて、花散里からも紫の上からも好意を持たれた。そんなことをあまりこまごまと記述することは 読者にうるさい…11月14日 18:40
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【源氏物語763 第24帖 胡蝶7〈こちょう〉】殿上役人が手に手に宮の纏頭《てんとう》を持って童女へ賜わった。鳥には桜の色の細長、蝶へは山吹襲《やまぶきがさね》をお出しになったのである紫の女王の手紙は子息の源中将が持って来た。 『花園の胡蝶《…11月13日 18:41
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【源氏物語762 第24帖 胡蝶6】仏前へ花が供せられるのであったが、美しい童女八人に、蝶と鳥を形どった服装をさせ、鳥は銀の花瓶に桜のさしたのを持たせ、蝶には金の花瓶に山吹をさしたのを持たせてあった。今朝《けさ》の管絃楽はまたいっそうおもしろかった。 この日…11月13日 14:01
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【源氏物語761 第24帖 胡蝶5〈こちょう〉】兵部卿の宮も長く同棲しておいでになった夫人を亡くして、もう三年余りも寂しい独身生活をしておいでになるのであったから、最も熱心な求婚者であった。兵部卿の宮も長く同棲しておいでになった夫人を亡くしておしま…11月12日 16:21
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【源氏物語360第24帖 胡蝶4〈こちょう〉】西の対の姫君なる人が出現して、源氏が愛して大事にかしずくことが世間に知れた今日では、源氏の予期したとおりに思慕を寄せる者、求婚者になる者が多かった。終夜音楽はあった。 呂《ろ》の楽を律へ移すのに 「喜春楽《…11月11日 17:28
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【源氏物語759 第24帖 胡蝶3〈こちょう〉】人々の船は歓楽陶酔の中に岸へ着き、設けられた釣殿の休息所へはいった。ここの室内の装飾は簡単なふうにしてあって、しかも艶なものであった。風吹けば浪《なみ》の花さへ色見えてこや名に立てる山吹の崎《…11月11日 16:01
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【源氏物語758 第24帖 胡蝶②〈こちょう〉】竜頭鷁首《りゅうとうげきしゅ》の船はすっかり唐風に装われてあって、梶取り、棹取りの童侍は髪を耳の上でみずらに結わせて、支那風の小童に仕立ててあった。竜頭鷁首《りゅうとうげきしゅ》の船はすっかり唐風に装われて…11月11日 15:16
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【🌼10分で聴く源氏物語 第23帖 初音③】源氏は空蝉を訪ねる。仏勤めに傾倒する様子が見えた。経巻の作りよう、仏像の飾り、ちょっとした閼伽《あか》の器具などにも空蝉のよい趣味が見えてなつかしかった。空蝉《うつせみ》の尼君の住んでいる所へ源氏は来た。 そこの…11月11日 14:29
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【🪷10分で聴く源氏物語 第23帖 初音②】親王方も高官達も 六条院の新年宴会に出席した。音楽の遊びがあり贈り物にに六条院にのみよくする華奢が見えた。皆きらびやかにしているが、源氏に準じる人はいない。源氏はまだようやく曙《あけぼの》ぐらいの時刻に南御殿へ帰っ…11月11日 14:25
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【🌸10分で聴く源氏物語 第23帖 初音①】春の女王《にょおう》の住居はとりわけすぐれていた。梅花の香りも御簾の中の薫物《たきもの》の香と紛らわしく漂っていて、現世の極楽がここであるような気がした。新春第一日の空の完全にうららかな光のもとには、 どんな家の…11月10日 11:18