ブログ情報
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- 登録ID
- 2101126
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- タイトル
- 積 緋露雪俳句集 - 思索に耽る苦行の軌跡
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- 紹介文
- 思索に耽る苦行の軌跡
記事一覧
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寒空に寒空に煌煌と昇り月天心 ぽつねんと夕餉食する師走かな 木枯ら12月15日 22:29
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霜月に霜月にやっと木枯らし吹く今年 人知れず暗闇歩く吾に月明かり11月20日 20:27
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酷暑にて酷暑にて発狂するは自然なりしか 発狂の果てにあるやか夏の寂し09月07日 18:59
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嵐去り嵐去り満月みれば秋化粧 月天心日本を洗濯したく候 雷雨中びし08月21日 00:55
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春嵐春嵐花散らしては風残る 花冷えの夜を迎へて影踊る 土砂降りに04月09日 21:15
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櫻咲き櫻咲き吾の闇はより深く 飛来する黄砂は今は毒になり 春の月満03月29日 19:23
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雛節句雛節句今宵も吾は踏み惑ふ 流し雛流れゆくゆく吾が心 冬温し吾03月04日 06:57
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侘しさが侘しさが特に際立つ木枯らしの夜 何思ふ吾の思考は冬夜を彷徨ふ01月27日 22:40
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慟哭や慟哭や元旦の空恨めしく 元日の驚天動地夢奪ふ 能登地震瓦礫ば01月04日 21:24
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朔風に朔風に雹交じりてや吾惑ふ 小雪や寒波控へて凪の空 道端に落ち…12月04日 23:20
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晩秋と晩秋と思しき夜更け咳一つ 落ち葉散り吾の意識も地に落つる 味11月18日 20:38
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雨上がる雨上がる初秋纏ふ枝に眼鏡飛ぱさる 秋の雨暴風雨にて枝葉落つ …10月15日 20:04
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初秋にて初秋にて眩し残光まだ強し 薄の穂風に棚引き赤蜻蛉 赤蜻蛉夏の09月27日 22:35
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酷暑にて酷暑にてパイプ燻らせいつも通り 蝉鳴かぬ酷暑の最中カレー食ふ07月17日 20:27
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夏至の夜夏至の夜独りイーノ聴き虚空で游ぶ 夏至過ぎても吾の苦悶は澱む…06月24日 07:25
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艶やかな艶やかな貴女を抱いて四葩よ ひらかな 梅雨前に野分け来る来る…06月17日 06:14
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野垂れ死なうが野垂れ死なうが構はぬ覚悟の夏 常世への憧れなしや野分け近づく…06月05日 21:24
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野垂れ死なうが野垂れ死なうが構はぬ覚悟の夏 常世への憧れなしや野分け近づく…06月05日 21:24
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鶯や鶯や鳴けば吾が家のインコ真似る 蟷螂かまきりの子が服に付きを…05月31日 16:22
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鶯や鶯や鳴けば吾が家のインコ真似る 蟷螂かまきりの子が服に付きを…05月31日 16:22