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「おとなの恋愛小説」倶楽部
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- 恋愛小説 (6位/53人中)
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- 紹介文
- おとなが読める恋愛小説を執筆しています。甘くて、ホロ苦くて、切なくて…しかし、味わい深い「おとなの小説」をあなたに
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈33〉 傷だらけのネコ
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 33 栞奈と怪しい無関係にあるのではないか。そんな疑問が沸き起こる中、。渦中の男、高島聡一郎に編集費横領の疑惑が持ち上がった。その疑惑に栞奈も絡んでいるのか?揺れるボクにささやきかける言葉があった。 管理人の近著 雨宮栞菜が担当するページから、精彩…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈32〉 告発の行方
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 32 栞奈が体調を崩しているように見えた。誕生日にも顔を見せない。その背後に、どうも、高島たちがいるらしい。そんなときに不祥事が発覚した。疑惑の主は、高島聡一郎だった――。 管理人の近著 4日ぶりに編集部に顔を見せた雨宮栞菜は、少し顔色がわるかった…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈31〉 野良猫の病
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 31 亀山オフィスに出かけたまま直帰した栞奈が、オフィスから姿を消した。何かあったのか?心配していると、稲田がオフィスに来て、栞奈の荷物を探し始めた。その彼女が言うには――。 管理人の近著 雨宮栞菜の姿が、編集部に見えない。 最初は、「きょうはロケ…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈30〉 直帰の理由
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 30 栞奈との交際が疑われる高島に横領の疑惑がある。会社に処分される前に、何とかしようとボクは栞奈から事情を探ろう――と。 管理人の近著 栞菜が出かけているという「亀山オフィス」は、『レディ友』が表紙のデザインを依頼しているグラフィック・デザイナー…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈29〉 主のいない誕生日
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 29 栞奈が「トノ」と呼んで親しんでいる高島には編集費を横領して、女たちと遊んでいるウワサがある。組合委員長の相川から栞奈に実情を訊いてみてくれないかと言われたボクは、イヤイヤながら、栞奈に高島との交際を確かめることにした。 管理人の近著 「キミ、…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈28〉 ミッション・インポシブル
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 28 資料室で栞奈に自分のアレを咥えさせていた。高島は、会社の金を自分の子飼いの女に注ぎ込んでいるらしい。今度は新野は、そんな話を組合に持ち込んで来た。話を持ち込まれた相川が、ボクに頼み込んできた依頼とは――。 管理人の近著 新野は、編集部内では、…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈27〉 資料室の醜聞
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 27 3週売りの休みで「予定のない旅」を愉しんだボクと栞奈にも、やがて夏がやって来た。そんなある日、同僚の新野がボクを手招きして「松ちゃん、知ってるか?」と声を潜めてきた。「あの雨宮ってさ、相当、インランらしいぜ」と言うのだった――。 管理人の近著…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈26〉 帰り道は、なぜ、早い…?
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 26 山梨の山奥でふと発見した宿で、ボクたちは体を重ね合った。仲居たちの好奇の目にさらされながら、ボクは浴衣に覆われたバラの花弁を開かせ、執拗にその体を求め続けた。まるで、征服者のように……。 管理人の近著 風呂から上がると、また、栞菜に触れたくな…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈25〉 征服者の罪
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 25 山梨の名前も知らない駅で降りて、渓流沿いの温泉旅館に宿をとったボクと栞奈は、宿の人たちの好奇の目に耐えながら、夜を迎えた。浴衣に着替えた栞奈の体を、ボクは征服したいと願った――。 管理人の近著 帯から下の浴衣を左右に観音開きにされた栞菜は、ま…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈24〉 浴衣の君は……
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 24 春の合併号を出して、1週間の休みが取れた。ボクと栞奈は、ガイドのない旅に出ようと、ブラリ……と、来た電車に飛び乗った。山梨県の名前も知らない駅で降りて、山間の渓流沿いに建った温泉宿に部屋を取った――。 管理人の近著 栞菜の白い肌は、温泉の湯で…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈23〉 野良ネコの旅の流儀
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 23 栞奈に想いを寄せていた金治が会社を辞め、新入社員が入って来た編集部が、合併号の発行を終え、1週間の休みに入った。「旅に出ようか」と言い出したのは、栞奈のほうだった。それは、目的地を定めない旅だった――。 管理人の近著 4月の末には、また、合併…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈22〉貴族的エゴイスト
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 22 学生時代から栞奈を追っていたという河合金治が編集部を去っていった。その欠員を埋めるため、4月になって2人の新人が配属されてきた。そのひとりは、栞奈が「トノ」と呼ぶ貴族的なエゴイストだった。 管理人の近著 4月になって、企画班に新人が2人、配属…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈21〉 辞める理由は彼女ですか?
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 21 栞奈には、彼女を追いかけ回している男がいた。しかし、ボクはそのバラを摘んだ。その男、川辺金治が「会社を辞める」と言い出した。もしかして、その理由は栞奈か?しかし、ボクの疑いは、見当違いだった――。 管理人の近著 その事件が起こったのは、そろそ…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈20〉 彼女が求める男、彼女を追う男
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 20 「男に所有されるのはイヤ」という栞奈を女として抱いてから、ボクたちは、男と女としての関係を深めていった。しかし、その幸せに浸ることを、ボクはどこかで拒んでいた――。 管理人の近著 週末になると、栞菜は、ワインとフランスパンを抱えて、ボクの部屋…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈19〉 所有できないネコ
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 19 触れると、崩れ落ちてしまいそうな、栞奈の白い肌を、ボクは、両手に抱き、体を重ね合った。栞奈はネコのように体をくねらせて、ボクの手に落ちた。しかし、彼女は、「所有できない」ネコだった。 管理人の近著 手に入るとは思わなかったものが、手の中にスル…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈18〉 壊れそうな白い陶器
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 18 彼女は自分からセーターを脱いでいった。あらわれたのは、陶器のような白い肌。触れてはいけないようなまっ白な陶器の肌に、ボクは、そっと手を伸ばした。 管理人の近著 まるで、舞台の緞帳が巻き上げられていくようだった。 栞菜のモヘアのセーターは、ゆっ…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈17〉 ふたりだけのクリスマス
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 17 「オイ、オレはもう辞めるゾ!」の言葉を残して、バガモンド小野田は、編集部を後にした。行く先は、パレスチナあたり。主のいなくなったデスクは、寂しくクリスマスを、迎えていた――。 管理人の近著 合併号の入稿を終えた編集部は、ガランとしていた。 そ…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈16〉 バガモンドの恋
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 16 酔った由美を部屋に送り届けた翌日、編集部に行くと、小野田が荷物をまとめていた。「オレ、もう、ここ抜けるからよ」と言うのだ。その小野田には、どうやらホレた女がいるらしかった――。 管理人の近著 「殺すゾ!」と蘭子ママの冷やかしを一喝した小野田は…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈15〉 去りゆく無頼漢
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 15 しがみついてくる由美の体をボクはタクシーに押し込んだ。酔った女を抱くことで、貴重な女友だちを失くしたくない。そんなボクの言葉を由美は「ウソつき」となじった。 管理人の近著 フラつく戸村由美に腕にしがみつかれたまま、ボクは、赤坂から乃木坂への道…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈14〉 ユリの花、摘むべからず
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 14 「飼い猫になりなよ」と栞奈に口説きのセリフを吐いた数週間後、編集部は年末合併号の締め切りを終え、1週間の休暇に入る。その前に企画部で開かれた忘年会。酔った戸村由美が「ねェ介抱してよ」と珍しくボクに絡んできた――。 管理人の近著 街には、クリス…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈13〉 野良猫のララバイ
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 13 自分たちが贈った黄色いケトルとマグカップが部屋に合ってるか見たい――と、栞奈と稲田は、ボクの部屋にやって来た。彼女たちには、もうひとつネライがあった。それは、ボクの気持ちを確かめることだった――。 管理人の近著 寝転がったネコがそうするように…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈12〉 キャンセル待ちの夜
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 12 何とか要求を貫徹できた夜、組合の若者組で飲みに出かけた。ボクの隣りで飲んでいた栞奈は、安心したのか、グラスを重ね、いつの間にか体が揺れ、その肩がボクの肩に寄りかかってきた。 管理人の近著 「そろそろ、お開きにしない?」と言い出したのは、戸村由…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈11〉 揺らいで落ちるバラ一輪
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 11 最初の春闘を終えて、ボクたちの間には「若者組」とでも言うべき連帯感が生まれた。「妥結」を祝って、新宿の「花の宿」に繰り出したボクたちは、そこで、思いがけない人物と会った……。 管理人の近著 「花の宿」には、入り口にメッセージボードが掲げてある…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈10〉 若者組の誕生
- 連載 曠野のバラと谷間のユリ 10 スト権を背に負って、ボクたちは、会社側との2度目の団交に臨んだ。ストに突入すると決めたラインまで、あと0・3カ月。組合員は職場に待機させている。ギリギリのせめぎ合いの中でボクは、ある手を思いついた。 管理人の近著 ランチに、夜食に――と、何か…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈9〉 懐柔策に揺らぐ女心
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 9 ストをやるか、やらないか?そんな中、栞奈は営業部長たちと銀座での接待に出かけていった。その姿を見て、小野田がつぶやくのだった。「女は信用できないからな」と。一方の戸村由美は――。 管理人の近著 組合大会を開いて会社側の一次回答を拒否することが決…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈8〉 ストを巡る対決
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 8 「ストをやる」を胸に団交に臨むボクたちを栞奈は「ガンバって」と送り出した。「何をガンバれつうんだろうな?」その声に相川が冷たく反応を返す。しかし、5・5カ月の要求に対して会社が示した回答は――。 管理人の近著 「これから? ガンバってね」 団交…
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- 曠野のバラと谷間のユリ〈7〉 裸の告白。サウナ室にて
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 7 バカモンド小野田は、ストをやろうと言う。副委員長の相川は、それには及び腰だ。そんな中、相川は裸のサウナで訊いてきた。おまえ、どっちが好きだ?雨宮栞奈と戸村由美。ふたりのどちらを選ぶかという問いかけだった。 管理人の近著 「一度、ストをやろうぜ」…
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- 荒野のバラと谷間のユリ〈6〉 傷だらけのバカボンド
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 6 ボクたちのデスクは、小野田という男だった。その小野田の行きつけの店で、「おまえ、あれ歌えるか?」と訊いてきたのは、「琵琶湖周航の歌」だった。店のママによれば、それには、 ちょっとワケがあった 管理人の近著 4畳半と3畳の2部屋にキッチンが据え付…
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- 野のバラと谷間のユリ〈5〉 無国籍の漂流
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 5 小野田に誘われて、ボクと栞奈と金治は、六本木のそのスナックに行った。そこでママが歌う『時には母のない子のように』に胸を打たれていると、「おまえも何か歌え」と小野田が言い出した。 ギターを手にしたボクが歌ったのは……。 管理人の近著 ママがギター…
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- 荒野のバラと谷間のユリ〈4〉 黄色いケトルとマグカップ
- 連載 荒野のバラと谷間のユリ 4 栞奈と敦子がボクに「引っ越し祝い」としてプレゼントしたのは、黄色いケトルとマグカップのセットだった。その黄色が、部屋のグリーンと青のカーテンに映えた。そのマグカップで、コーヒーを飲む相手を、ボクは想像した――。 管理人の近著 細い注ぎ口が鶴の首…
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