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- 1402485
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- タイトル
縄文のココロ
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- 紹介文
- 釣って食べたり採って食べたり
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記事一覧
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- 南房昼磯~消化試合その1
- 若くして亡くなった叔父貴の遺したブダイウキで これですね ブダイを釣って供養に似たものをしてみようと 南房磯に繰り出したのは2年前のことだ その際釣花を確実なものにすべく 本場紀州からブダイ用のコマセを しこたま送ってもらったとお話ししたと思う この2種類 結局このシーズンはブ…
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- エギ竿かかえて冬の海
- あ あ あ 寒すぎる 冬は寒いに決まっているが 南房の海べりで0℃はあまりに寒い 外、凍ってますよ いくらなんでも寒すぎだろう 地球温暖化はどうなったんだ 責任者出て来い! 毎冬お約束の雄たけびで気合を入れると 俺は車外に出てハッチバックを上げる ライジャケを着けエギ竿とタモ網…
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- ニジマスは、、、旨い魚
- 俺たちはたいていココロの中で思ってはいても 情けなかったり恥ずかしかったり 世間体を気にして口にするのをはばかってしまう 秘めたる嗜好やら性向やらを持っているだろう 化学調味料を愛好してたり これだけで飯が喰える 天ぷらはエビのシッポが一等旨いと思ったり 太った女性がことのほか…
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- 治まる御代ならそんなもの
- TVで若い俳優が政治に関心がなく 新内閣の人事について訊かれ 「政治は全く詳しくない」 誰がなっても同じだし 「ぶっちゃけ時間もったいなくない?」 とまで言って結構叩かれているようだ それを受けある女性シンガーはSNSで 「どれほど恥知らずなんだろう」と 切って捨てたとネットニ…
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- 続・利根川異聞(後篇)
- >>前回からの続き 150年もの昔から日本各地の渓流どころか 湖や池、果てはシーズンオフのプールにまで あまねく水の存在するところに 放流され続けてきたニジマスだが 北海道以外ではほとんど自力で天然繁殖する 能力はないと言われてきた あまりの長きにわたり人の手によって採卵され …
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- 続・利根川異聞(前篇)
- 若くて夢中だった頃の俺は 3月1日の解禁日が待ち遠しかったものだが 渓流釣りの意味ががなんとなく分かってくると 俺的解禁日は春分の日になった そして老いさらばえた今の俺のヤマメ釣りは 那須高原の桜が咲く頃にやっと始まる ソメイヨシノばかりじゃない シーズン初めのまだ足慣らしだか…
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- 今日のお料理~釣ったブダイを喰ってみる
- ブダイを釣ったのは初めてだが 喰ったことは昔の話だが一度ある 若い駆け出しのサラリーマンだった頃 大分県に駐在していた俺は麻雀したり ゴルフしたり魚を釣ったりする合間に 仕事をしたりしてたわけだが 取引先(遊び仲間)の社員旅行に 連れて行ってもらったことがある 地方企業の大分支…
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- 南房昼磯~信じる者は
- 昨秋かなり酷く右肩を痛めてしまった俺は いずれ釣れるであろう大物との闘いに備え リールのハンドルを左手巻きから右手巻きに 付け替えて左手で釣り竿を操作している 初手からワーム 痛めた右肩をさすりながらそんなふうに 秋からこの冬にかけて釣りをしてきたが 痛い右肩ではそのパワーに耐…
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- 右巻き左巻き
- レジ袋を有料にしたりストローを紙にしたり ちょっとピントが外れている気がしないでもないが 釣り場の海べりに打ち寄せられる おびただしい量のペットボトルやら 発泡スチロールの破片やらを見れば 腐らないプラスチックごみをもうこれ以上 自然界に捨ててはいけないだろうと 思わぬ者はクソ…
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- 秋の漁港~金木犀の咲く道を
- 今年の金木犀の開花は遅かった 9月終わり頃まで連日35℃を超すような 真夏の暑さが続いたせいだろう いつもなら10月初めには花は盛りで 辺りに素敵な香りを漂わせて それから10日ほど後に再び花を咲かせると 以前お話したことがあったかと思う それが今年は10月半ばになってもまだ咲…
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- 南房夜磯~自分でバンバンする夏(後編)
- >>前回からの続き 夏休みの過ごし方で勝負は決まる これから受験を迎える学生さんの話だ 今こそライバルに差をつけろ と 学習塾に煽られてガキの頃の俺も おおそうか と鼻息荒くシャーペンを 握り直して参考書を開いたりしたものだが なにそんなのは夏休み初日だけのことで 2日もたてば…
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- 南房夜磯~自分でバンバンする夏(前篇)
- 夏に旨い磯魚と言えば 俺にとってピカイチはフエダイだろう 白い星がステキ ほんのり磯の香を帯びる脂の乗った刺身や たまらんのう フワフワの身肉に煮汁を滲ませたアラ煮は 思い出すだけで口中に唾液を生じせしめるが 残念なことにこの数年トンと喰えてない このフエダイなかなか簡単には釣…
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- 利根川異聞
- GWが過ぎると俺のヤマメ釣りは 利根川中流域への釣行が多くなる 渓流域の山菜が一段落することと やはり豊富なダムの放流水に育まれた 日本一旨い利根川のヤマメが 食い意地の張った俺には魅力だからだポッテリですね ... 五月も半ばとなれば エサ箱に詰めるヨモギも育ち 今年の季節は…
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- 春の渓~巡り会い紡いで(後篇)
- >>前回からの続き 利根川で採ったキンパクを持って 次の週、那珂川の高原域に出漁した まだ4月上旬なのにソメイヨシノは散って いつもならGW頃に咲く山桜が咲いている 3週間早い 山菜もたけなわで春本番だ ユリワサビかな 水温は10℃ 悪くない 持ってきたキンパクは成長が早いのか…
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- 春の渓~巡り会い紡いで(前篇)
- 年々歳々花相似たり とはいうものの今年の春は 特別に暖かく例年とはずいぶん違った サクラの開花が観測史上最も早かったと ニュースでも報じられていたが サクラ以外の植物の花や芽吹きも早く 渓の魚たちの動きも早かったようだ サイタマでは10日ほど早い季節の歩みは 山間の地域では20…
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- 海ゆかば~南房磯でブダイを狙う
- >>前回からの続き さて若くして死んだ伯父貴の遺した 昔のデカい桐製のブダイウキで ブダイを釣って供養としたいとは言ってはみたが これですよ 実は俺はブダイを釣ったことがない 夏はカニブダイと言ってカニ餌で釣り 旬の冬にはハバノリやホンダワラといった 茶色い海藻で釣るということ…
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- 凍える風の吹く夜は
- 寒くって夜釣ってなんかいられないだろう もう立春を過ぎたといっても それは暦の上でのお話で 昨日なんぞは雪まで降った 関東の寒さは今が本番だろう こんな夜には暖かい部屋でぬくぬくと 釣り道具(ガラクタ)の山を整理したり 「月刊つり人」を読んで勉強したりするのが ちょっと古いかな…
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- おぢさん、オジサンを喰う
- 門松は冥土の旅の一里塚 ミもフタもない言い草だが誠にその通りで 誰かからお年玉をもらえるわけでもない 俺のような年寄りには誕生日と同様 正月はめでたくもありめでたくもない行事だ だが年を追うごとに節句や正月を祝う風習が 廃れていくのは時代とはいえなんだか寂しい 天晴な好天に恵ま…
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- 南房夜磯~ミッションコンプリート?
- >>前回からの続き 前々回、前回の釣行でフロロハリスの4号5号を 立て続けに切られてしまったわけだが 落ち着いて考えてみれば当たり前のことで これは仕掛けが短いからなのだ 道糸を長く出して沖目で根がかった時の 5号ハリスは切ろうとしても仕掛け全体が うにょんうにょんと伸びてなか…
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- 南房夜磯~老人の秘かな楽しみ
- 前回4号ハリスを引きちぎったUMAを仕留めるべく 数日後俺は黄色いエサ屋に解凍予約を入れた またジーパンにズックの夜磯を舐めたスタイルで フエダイ狙って夜通しフカセるつもりなのだが 困ったことにジーパンの尻に穴が開いてしまった ダメージじーんず まあざらついた岩上に座り込んだり…
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- 南房夜磯~竜宮城へ連れてって
- 今年の夏はチャンスだった これは風のウワサで確かな話ではないのだが 南房夜磯で乱獲をほしいままにしている面々が 伝染病に斃れたり長期出張から戻れなかったり どうも思うように釣りができてないらしい 夏に差してくる南方系の希少魚たちは アホ純朴なのか居ればすぐに釣られてしまう だか…
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- いつもの渓いつもの魚
- 小学生の頃の俺はちょっと変わったガキで しばしば学校帰りの横断歩道橋の上から 沈んでいく夕陽を飽かず眺めていた 茜色に染まった空に太陽が沈みきるまで 眺めていたから結構長い時間だろう 子供たちはすでに家に帰り 大人たちは歩道橋なんぞ使いはしなかったから ほとんど一人だけの時間の…
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- 南房夜磯~俺の少数意見
- 今年の釣り初めも房総の海だった 確実な釣果を期して夜釣りも考えたが 軟弱で寒がりな俺だから 日が高く昇ってからの昼の釣りにした 半島を横切り外房に出たのだが 新コロナ騒動の影響だろうか いまだ釣り禁の漁港が多い のみならず海水温の関係かアイゴに喰われたのか どうもノリの付きが良…
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- マンボウ~浮世の憂さを忘れて
- さてマンボウのお話である いやマンボウと言ったって自分のアタマで物事を 考えることが不自由な善男善女に迎合した 幼稚な政治的パーフォーマンスのことではない いろいろ事情もあるのだろうが 言っちゃ悪いがバカまるだし 茫漠とした大洋を枕にプカリプカリと昼寝する あの素敵なお魚マンボ…
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- 漁港でアイゴる~新しき天体
- 柳の下にドジョウはいない 前回針掛かりしたシロギスにヒラメが喰らいつくという めったにない出来事に気をよくした俺は イソメを買って再び漁港でチョイ投げた ルアーも投げずに初手から畑の切り株に ウサギが激突するのを待つ農夫のように 針掛かりしたシロギスにヒラメが喰いつくのを 待ち…
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- 秋の漁港~ああブッコミには夢がある
- 朝からルアーを投げていた ヤル気のルアー選択 最近思うのだが秋が深まって来ると ルアーでヒラメを釣りたくなる癖が俺にはあるらしい しかしソゲならともかく刺身が取れるようなヒラメは そう簡単には釣れるわけもなくたいていは マゴチやエソを釣ってお茶を濁すことが多い その朝も暗いうち…
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- 夏のクチブト~スマンかったね
- 磯のフカセ釣りの本命魚はと問われれば 建前上クロダイとメジナと答えるが 喰うことに重きを置くオカズ釣り師の俺は 実は内心外道魚のほうが嬉しかったりする 君は違う フエダイが釣れればとても嬉しいがゼイタクは言わない アジだってイサキだってメバルだって上等だ 近年よく釣れる 釣味は…
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- 俺の本流竿(後篇)~愛のゆくえ
- <<前回からの続き さてコルク尻栓を新たに装着した本流竿を 俺は使ってみたくてたまらない 他人より長い竿を使うのだから 他人の届かない竿抜けポイントが狙えるだろう デカい獲物が掛かったってズーム機能を駆使して 見事手中に収められるに違いない 広い本流はやっぱり長竿だぜ 「下手の…
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- 俺の本流竿(前篇)~愛があれば
- 昔から下手の長竿とはよく言ったもので 釣り場で長い竿を振り回している釣り師は たいてい魚が釣れてない ことに渓流釣りではその傾向がよく見られ 値段の高そうな長尺竿でキメテいる釣り師で 魚籠を重くしている人は少ない 他人より長い竿を使えば魚に気取られ難く 竿抜けポイントも狙えて有…
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- 俺のヤマメ釣り(後篇)~なんちゃっテンカラ
- >>前回からの続き 長年エサでヤマメを釣ってきた俺だが ここ最近はもっぱら毛鉤釣りだ もちろん本流でぽってりヤマメを釣ったり 大場所でデカいやつを狙う時には エサに頼らざるを得ないが 平水位以下の渓流域では毛鉤で釣る ゴールデンタイム 何故か もちろんキャッチ&イートの俺だから…
縄文のココロ
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