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ごま と申します
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- マルチーズ (3位/15人中)
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- 紹介文
- 繁殖引退犬ごま お母さん業は卒業して子供になりまちゅ
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記事一覧
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- 第一話
- 「………」初冬の午後4時。薄暗くなってきた歩道を加藤知子は、通勤鞄と別に両肩に大きくパンパンになったエコバッグをかけて、トボトボと歩いていた。「………」目線は重たい足の一歩先程度を見ている。知子は、10年勤めた職場を辞めてきた帰りだった。『お世話になりました』一人一人、礼を言い…
Kekescafe〜ファンタジー小説〜 -
- 『モヤ飛ばし』はされていますか?
- さて、こんばんは みなさま、いかがお過ごしですか? 今回のこの投稿が、モヤ飛ばしの定期投稿最終になります 定期投稿は、終わりますが、ぜひ皆さんそれぞれでやってくださいね やって損は有りませんので では…今週はどんな1週間でしたか? モヤモヤ感じた? 感じてない? モヤ飛ばし、や…
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- 【愛しき者達~最後に~】
- ヒンドゥー教徒では有りませんが、この音楽が、この歌が、私の心に平穏をくれました。 読者の皆様へ ここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。 (現日時:2023年3月24日。最終話の最後にまだ書きたい事を残している状態でとりあえず投稿予約をして、これを書いています)…
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- 【第72話 人生はまだ始まったばかり…】
- よく晴れたある日のグリア国。コンコンコンッと誰かがヴァルの部屋をノックした。「ヴァル!準備出来たの?」綺麗なドレスを来たアローレンが、ヴァルの部屋を覗き込んだ。「ちょっ、ちょっと待って!」ヴァルは、鏡を覗き込みながら、正装にてこずりながら着替えていた。「もう、何してるの…ほら、…
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- 【第71話 魔女の最後の願い】
- 翌朝、ヴァル・カーン・フレッド・ゼン・メル・クレアの6名は、魔女の城へ向かった。城門前までは、ビュール・ハドル・ラック率いる兵達が護衛としてついてきた。「此処までで。僕達だけで行ってくる」「何かあれば、呼んでください。すぐに駆けつけます」6人が、馬から下り歩いて城の中に入ってい…
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- 『モヤ飛ばし』はされていますか?
- さて、こんばんは みなさま、いかがお過ごしですか? はい。定期投稿です 今週はどんな1週間でしたか? モヤモヤ感じた? 感じてない? モヤ飛ばし、やってる? やってない? どちらでもOK 定期的に、モヤ飛ばしを呼びかける投稿をしてます ぜひ軽い気持ちでも良いのでトライしてみてく…
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- 【第70話 希望】
- 「終わった…」戦は、空が夜の色に染まる頃に何とか勝負がついた。「………」多くの者を失い、多くの者が重傷を負いた。戦場は、敵・味方の遺体が混ざっていた。カラスの姿に戻ったクロフォードの遺体は、黒い羽根が周りに落ちていた。その光景は、深い悲しみの谷に突き落とされた天使のようだった。…
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- 【第69話 戦争の正体】
- 「姉さん、危ないっ!」クレアは、メルの背後に来ていた魔物の首を刎ねた。「っ!!」「何をボウとしてるの!ここは戦場よ!」状況がまったく掴めない。「あんた…自分が何をしているのか分かってる?」魔女への裏切りだ。戸惑うばかりで隙だらけのメルを狙って、魔物達が襲い掛かった。「はぁ…もう…
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- 【第68話 開戦】
- 敵も着々と準備を進めていた。「しっかり準備せよ!!よく鍛えておけ!!再び我らの世界にするのだ!我らの手に取り戻すのだ!奴らは、我らを悪と言う!我らは悪か!?違う!真の悪を教えてやれ!我らが世界!我らが全て!」「オォォォオ!!!」魔女は、士気を上げると、別室へと向かった。そこでは…
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- 【第67話 準備】
- 「お前にこんな特技が有るとは知らなかったな」夜。エドルフ王は、設計図を描くヴァルの横で小手や重石を見ながら言った。「あまり根詰めるなよ」「はい」エドルフは、ヴァルの頭を優しく撫でて、ベッドに横になった。「…」定規で線を引く音や、紙がパラッとめくれる音が聞こえる。その日、ヴァルは…
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- 【第66話 死神】
- 「リースター国の父、フレッド殿下に拝謁いたします」マルージュ王は謁見室で深々とお辞儀をした。「父さん、マルージュ王です。彼は、前回の魔女の襲撃の時も我々を助けてくれた恩人です」エドルフは自慢の友人の一人ですと紹介した。「そのように言っていただけて…嬉しさと申し訳なさでいっぱいで…
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- 【第65話 戻り始めた欠片】
- 「さてと、改めて紹介といこうかな」目の前に豪華な料理が並ぶ食卓で、祖父が立った。「私が、このリースター国の王・フレッド。そして、これが私の妻・アイリーン。アイリーンの隣に座っているのが、次男のディラン。長男は今、別の場所で別の任務に当たっていて不在だ。アローレンは、この2人の妹…
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- 【第64話 リドーの故郷】
- 翌朝、カーン達は、王の前に集まっていた。リドーは、やっと我に返ったのか、少し恥ずかしそうにしている。「ヴァルは、どこ行ったんだ?」「ガリオンも居ないし、ダツも居ない」「あ!」ヴァルを背に乗せたガリオンが、速いスピードで王の間まで走ってきた。「ごめん!お待たせ!」「すみません。つ…
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- 『モヤ飛ばし』はされていますか?
- さて、こんばんは みなさま、いかがお過ごしですか? はい。定期投稿です 今週はどんな1週間でしたか? モヤモヤ感じた? 感じてない? モヤ飛ばし、やってる? やってない? どちらでもOK 定期的に、モヤ飛ばしを呼びかける投稿をしてます ぜひ軽い気持ちでも良いのでトライしてみてく…
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- 【第63話 親の形見】
- 「父さん、母さん」リドーは、『二人を傷付けるのではないか』と少し悩んだが、やはり心配する両親に話すことにした。エドルフの抱えている疑問。少しでも何かエドルフの為になればと、気まずい気持ちを押し殺し、リドーは話した。フレッドもアイリーンもしばらく何か考えると、エドルフを探して、中…
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- 【第62話 顔の傷】
- アローレンは、しばらく不機嫌だった。どんなにフレッドが宥めても、意地として機嫌を治しはしなかった。「もう、ほっとこうよ」夜。パシャが、点けてくれた焚き火に当たりながら、エドルフは詰まらなさそうに横になった。なかなか仲直りが出来ないまま、何日目かの夜。また、いつものようにパシャが…
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- 【第61話 懐かしい記憶】
- 暗い暗い森の奥の奥へと進んでいくと、突然明るく開けた場所に出る。そこには、白い壁の小さな城が建っていた。その城の一室。暖かい日差しと優しい風がレースのカーテンを揺らしている。その横には、ベッドが置かれ、美しい女性が椅子に腰をかけていた。「………」悲痛な表情の彼女の手には、あの子…
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- 【第60話 解かれた封印】
- 「不思議なんだが、なぜか、この森を懐かしく感じる…」「面白い事言うわね」ジャングルになっているこの森のような形態は、他の森には無い。リドーの言葉をメスライオンは笑った。「私達守備隊は、人間はおろか魔物ですら1度も入れた事は無いわ」自分達の守備は鉄壁なのだと鼻高々に言った。ところ…
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- 【第59話 草原】
- 「スー、おいで」スーと呼ばれた綺麗な白蛇は、大地をサァと走ると、ルカの肩に乗った。「また、大きくなったね」ルカによくなつき、顔を摺り寄せる。「きゃぁ、冷たい!気持ち良い!」ルカも楽しそうにその体に顔を摺り寄せた。「…」最近は、ドリバーもターナーも忙しそうだ。サラスも気が張ってい…
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- 【第58話 狙われたバイル族】
- 「この霧は、すごいな…」ヴァル達は、明けぬ森へと入っていた。「でも…小鳥は普通に鳴いているよ」「不思議だね」皆、辺りをキョロキョロ見渡した。霧以外は他の森と変わらない。大きく生い茂った木々。木々をねぐらにする動物達。さえずる鳥の声。「みんな!黙って進む。こんな中で、はぐれたら厄…
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- 【第57話 悪い情報】※注意喚起有り ★●
- ※本文に入る前に読者の皆様へ(注意喚起) いつも読んでいただきありがとうございます。本日UPのこの第57話は、少々グロテスクな内容が含まれています。ご気分が悪くなる方もいらっしゃるかと思います。お食事しながら読まれる事はオススメ出来ません。もっと言うなら、「読まなくて良い話」と…
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- 【第56話 髪の毛】★▲
- 「大丈夫ですか?」気が付くと、クロフォードが心配して顔を覗き込んできた。「あぁ…大丈夫だ」魔女は、アデラのベッドに突っ伏していた体を起こした。(よく寝ているな…)アデラは何も気づかず深い眠りに入っている。(うん。顔色も少し良くなったな…)青白かった顔に赤みが出てきた。「………」…
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- 『モヤ飛ばし』はされていますか?
- さて、こんばんは みなさま、いかがお過ごしですか? はい。定期投稿です 今週はどんな1週間でしたか? モヤモヤ感じた? 感じてない? モヤ飛ばし、やってる? やってない? どちらでもOK 定期的に、モヤ飛ばしを呼びかける投稿をしてます ぜひ軽い気持ちでも良いのでトライしてみてく…
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- 【第55話 ハンスのアトラクション】★▲
- 夜、ヴァル達は大きな部屋を宛がわれた。「皆さんで一緒に過ごせた方が良いでしょう」キッカ達はそう言って、ベッドを6つ用意してくれた。「…」カーンは、まだ消えない胸元に出来た火傷を見ていた。セタの葉で痛みは消えたが、キッカ達の能力を持っても、それは烙印のように消える事は無かった。「…
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- 【第54話 メダ族】★▲
- 「何が起きてるんだ?」ヤタとオメルは自分達の目を疑っていた。「この棒は何だ?」大きな棒が輪を作るように何本も立ち、その中でアレク達3人が倒れている。「オメル」棒に触ろうとしたのをヤタは止めた。「ただの棒とは思えない。触らない方が賢明だ。少し調べるから待っててくれ」ヤタは上空へ舞…
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- 【第53話 森】★▲
- 「やれやれ…」デオラ達は、目の前に現れた女に困った顔をしていた。「クレアか」クレアはまっすぐな目でデオラ達を見た。「お前とお前、それにお前」クレアは、デオラ、アレク、ルファを次々に指さした。「私と勝負しろ」「ふむ…」選んだ人選からして魔術勝負を挑んでいる事が分かる。「良いだろう…
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- 【第52話 アリオン】★▲
- 魔女の軍の襲撃から、数日経ったグリア国では、民家の修復が急ピッチで進められていた。「失礼致します」そこにゲイルが、思いつめた顔で入ってきた。ゲイルの話は、ゲイルの母の事だ。「探すと言っても、どうやって…行き先も分からないのに、方法が有るのか?」「…いえ…」「…お母上が心配なのは…
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- 【第51話 モヤについて】★▲
- 街を一望出来る公園の塀に、ヴァルは座っていた。足を外にぶら下げ、憂鬱な顔をしていた。「…はぁ…」街に到着して1週間が経とうとしている。「はぁぁぁぁぁぁ…」「どうした?」塀の上を歩いてきた黒猫のダツが、ヴァルの顔を覗きこんだ。「別に…」カーン、アレク、ルファは図書館に行っている。…
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- 【第50話 失った家族】★
- コカは、一人森の中を彷徨っていた。リドーも愛馬のウィリアムも居ない。一人、腰まで川に浸からせながら渡り、フラフラと歩き続けていた。「っ!!」ふらつくコカの前に、化け物達が襲い掛かる。倒しても倒しても、後から後から飛びかかってくる。「このっ!!」残り少ない力を振り絞って最後の敵を…
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- 【第49話 母の過ち】●
- (確か…名前はアデラだったな…)20歳ぐらいの女性だった。同世代ぐらいの子達のキャッキャッした中には入れず、いつも少し離れたところから、ほほ笑んでその様子を見ているような子。だけど、芯がしっかりしているのが分かるほど、まっすぐに立った姿は、どこか威厳があり、人を寄せ付けなかった…
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