-
- 登録ID
- 1963263
-
- タイトル
婚約指輪・結婚指輪・ダイヤモンド専門店 レハイム 大阪心…
-
- 紹介文
- 婚約指輪・結婚指輪・ダイヤモンドジュエリーが揃う口コミ人気の海外直輸入ダイヤモンド専門店 LEHAIM(レハイム 大阪心斎橋 京都)
-
2
記事一覧
カテゴリーを選択 解除
再読込
-
- こぼれる季節
- 街の隅々から花がこぼれる季節枝葉からは光がこぼれわたしも思わずこぼしてしまう子どもの頃に見ていた景色もうその思い出を支える人々もぽろぽろとこぼしてこぼれていってしまった手のひらですくってもすくっても時はこぼしていくし時みずからもこぼれていくけれどあたらしい光もまた未来からこぼれ…
詩と写真 *ミオ* -
- 留守番
- 母のいない部屋でわずかに家守する これまで地上に降った雨が何粒だったか途方もない数だけれど真実はあるわたしがこの家のドアを開けた回数も誰も知らないけれど真実はあるのだ三歳になる頃に越してきた家家族五人で暮らし何年も、何十年もかけて一人、また一人と他の住処へ移っていきいまや母のみ…
詩と写真 *ミオ* -
- してしまうこと
- 階段を上りきった時ただ四角く刳り抜いただけのような開け放ってあった窓から水の線とコンクリートの線それは同時に空の線三つを組み合わせた図形が目に入り海がそこにあることを波の音が小さく胸の中で砕けるように感じて不意に思い出が生まれていたと知った 真摯な思いなど持ち合わせていないけど…
詩と写真 *ミオ* -
- 夜の純粋
- 夜の帷が降りてくる。それはわたしをすり抜けたことばがあったからで、ほんとうは体は夜を透明にすり抜けてしまう。だからあなたもわたしもいる。ねんねん夜が神秘的になり。 夜に染められるものは実は何もない。暗さという光に包まれているようなのだ。ぬばたまということばのおもたげな感触を、体…
詩と写真 *ミオ* -
- テーブル
- 切手貼った見飽きた顔でもはや退化手紙を書くということは 明日のお天気は曇りから雨ぽてとさらだからあげなっとうほとんどすべてが循環なのだと思うと不思議だ誰かのかけらの寄せ集めが今日のわたしになっているわたしは無数の過去の世界からできているなのに何十年も変わらずに手相の筋も薄い…
詩と写真 *ミオ* -
- 時空を超えた話
- 前職で、朝、日経新聞の読み合わせをしていた習慣が残り、いまも通勤電車では日経新聞に目を通すことにしている。座れたら寝るし、読みながらうつらうつらしていることも多いのだけれど。 「春秋」蘭で、9月に亡くなった写真家 細江英公について触れられていた。28歳の時に三島由紀夫の自宅へ撮…
詩と写真 *ミオ* -
- 最高の時は演出できない、という恐れ3
- ※行為を目指す人、状態を目指す人(行為を目指す人も、行為後の達成感など、最終的には状態を目指しているのかもしれないけれど、きっかけとしては行為することに気持ちが動くのでは) 状態を目指すと、受け身になりがち? 「最高の時は演出できない、という恐れ」というタイトルで書いてみた雑記…
詩と写真 *ミオ* -
- 「最高の時」は演出できない、という恐れ 2
- たとえば、七月から九月の間で夏休みを三日取っていいですよ、と言われたとする。三連休とくっつけて海外に行こう、といった計画を立てるなら、必然的に休みを取る日は絞られてくる。 しかし、まだ新人(この歳で)で、いつが忙しいかもまだよくわかってないし、業務のコントロールも難しいし、さす…
詩と写真 *ミオ* -
- 温め直す(奄美の島に寄せて)
- パンを求めて わたしたちは島を回転した 海からの風で息も髪も鳥も乱れて 濁点を忘れてきた 自分で乏しい点々をつけながら 島の、鳥の、輪郭をなぞっていく 幾億光年を湛えているような深さの 青い実が落ちていた それはとてもそれはとても わたしに珍しく美しく 大いなる背のような …
詩と写真 *ミオ* -
- 「最高の時」は演出できない、という恐れ 1
- 転職先の新しい職場はこれまでよりも朝がゆっくり。楽でいいと思ったけど、通勤電車の混雑がピークになってしまうので、結局、始業の一時間前に出勤するようになった。 職場の近くのファミマで淹れたてコーヒーを買っていくのは前職からの習慣。 私は朝が弱く、布団から身を引き剥がすのも大変だし…
詩と写真 *ミオ* -
- 春にそよぐ
- 春の夕暮れ 久しぶりによく晴れていた 昏くなっていく青空には 淡いピンク色のゆるやかなリボン 神宮球場の横を歩いていたら わっと届いた歓声に なんだか疲れているのに なんだかにぎやかでうれしくなった 人工の光 強くなっていく 周囲のビルの名前 盛り上がってくる ヤクルト…
詩と写真 *ミオ* -
- 今日のお天気 2024/5/31
- 夜になると、「ああ今日もなんとか終わった。ようやく布団に入れる」などと、うれしく思って、一日が終わることを大喜びしている。 そうやって何気なく過ごす一日一日に、私は確実に歳を取り、感じて考えて過ごしていることを、惜しむことなく忘れてしまう。私の人生は、重さのない感じた考えたこと…
詩と写真 *ミオ* -
- すぐれている、という名前
- 誰それが優秀、とか、優れている、というときの、「優秀」「優れている」というのは、様々にある特徴のうちのひとつの名前なのではないか、とふと思うことがある。 ピアノの技術が優れている、記憶力が優れている、といった言い方であれば、それはそうなのかもしれないけれど、ある人を指して「優れ…
詩と写真 *ミオ* -
- あどけない足音
- 窓を閉めて風を閉め出すと 夜は静かな箱になる 玄関からリビングまでの廊下 四つの扉に囲まれた細長い空間を 部屋着で裸足で歩く 私の足音が浮き上がり 耳の道に入ってきた あどけないあしおとだった とがらない アピールしない クエスチョンマークの足形の見えそうな ひっそりした音…
詩と写真 *ミオ* -
- 感じると考える
- 〜〜*簡単な目次*〜〜 1.ピアノの練習をきっかけに考えたこと 2.目標を持つこと 3.私の「感じる」そして「考える」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1.ピアノの練習をきっかけに考えたこと もうすぐピアノの発表会がある。選択した曲は私のレベルではとても難しく、どうしたら少しでも美…
詩と写真 *ミオ* -
- 雪の日
- レースのカーテンを開けて覗くと予報通りの雪模様のように降る困るなぁと思うのに大人なのに子どものようにはしゃぐ隠れた気持ちがあるちょっと買い物行ってくる なんてさっきも出かけて帰ってきたばかり迎え雪暗くなり始めた空からバッティングセンターみたいに白いつぶてがびゅんびゅん飛んでくる…
詩と写真 *ミオ* -
- 架空線
- 冬の日太陽の重みで光の帯が空に上がり路地は淡い色に沈み始めている曲がるにつれて折れるにつれて壁が金色に塗られたり梅が咲いたりなどする文学者二人の対談を聞いていた寒さに負けていたのか温かい室内では溶け出した泥のようにわたしはうつらうつらした書物、形、言葉、心、詩、といった言葉がう…
詩と写真 *ミオ* -
- 感じる
- 以前、「考える」について書いた。 考える - 詩と写真 *ミオ* 少し前、『考える』について、考えていた。『考える』についての考えは、少しずつ発展していったのだけれど、「もっとよく考えて整理したい」と思いながら、別のことに関心... goo blog その中で、「『考え…
詩と写真 *ミオ* -
- みかん
- 部屋を流れる朝の光の川その中洲にたたずんでみかんの皮をむく皮にくっついた薄皮がむけ果肉があらわれるまだむかれていないほうの丸い皮の外側に橙色を消さない透明なしずくがひと粒こんなつるりとした肌の内側にこんな涙をためていたなんてとあらわれる明かりその汁を味わいたいと手にとったみかん…
詩と写真 *ミオ* -
- あけましておめでとうございます
- 今年は一年の幕開けが、大変なことになってしまいましたね。前日には楽しい気持ちで紅白を見ていたのに。 普通の暮らしは当たり前じゃないということ、あらためて感じさせられました。そして大災害に限らない、いろんなことが起こり得る世界。それを忘れず、毎日に、そして一緒にいられる人、新たに…
詩と写真 *ミオ* -
- 読むこと、書くこと
- ほのかにあかく流れていく時間を日々惜しむことはできるでしょうか空へ時間へ挑むようにそびえる建物も冬に向かって早くなっていく一日を引き延ばそうとがんばっているわたしはあきらめに似た気持ちで憧れている毎日読むこと、書くこと特に、読むこと平らなわたし無力な人で感じることしかできないグ…
詩と写真 *ミオ* -
- 夕日の思い出
- 北鎌倉から江ノ島まで歩いたり江ノ電に乗ったりしてやわらかな線を結んだとても天気の良い日で山を覆う木々は艶やかに葉をなびかせ海岸の光は散乱して目に痛いほどだった私たちは互いのこのところの生活の変化や考えていることを交換しあったり景色についての感想を順々に伝えあったりした江ノ島の橋…
詩と写真 *ミオ* -
- 眠り
- 眠りは不思議な生き物毎晩欠かさずわたしのもとを訪れるわたしになんの取り柄もなく創造力のきらめきもなくつまらなくても闇の中にそこだけほのかな意識となったわたしに両側から黒い腕をからめて広く柔らかな背中に乗せ暗い世界で音楽のように飛翔する境界は波のように定まらず眠りはあいまいな生き…
詩と写真 *ミオ* -
- 十箇条的な②
- “とりあえず”何かを決める、をしない。“とりあえず”何かに決める、をしない。“とりあえず”何かをする、をしない。“とりあえず”を取り去る。“いま”を大切に。
詩と写真 *ミオ* -
- 不思議な
- 「不思議な」に続く言葉を考えてみる「不思議な」に続けて面白くなる言葉は見つけるのはむずかしいぞなぜなら、不思議なことに「不思議な」はどんな言葉についていても不思議じゃないからだ巻き貝に負けないくらいのひねりが必要なのではなかろうか不思議な時間不思議な夢不思議な友人不思議な家族不…
詩と写真 *ミオ* -
- 十箇条的な①
- ・「考える」ことは座ってやらない・「考える」ことを座ってやらない・座って「考える」ことをしない・座って考えない・座ったら考えない
詩と写真 *ミオ* -
- 考える
- 少し前、『考える』について、考えていた。 『考える』についての考えは、少しずつ発展していったのだけれど、「もっとよく考えて整理したい」と思いながら、別のことに関心が移り、「まとめたいと思ってたけど、具体的に何をだっけ?」という状態になっていた。最初のほうに考えたことは霞んで…
詩と写真 *ミオ* -
- 月の夏
- 地下鉄の改札を出て階段を上り地上に出ると月があるこの季節この時間まもなく半月という絵のような鮮やかさを見て先日は三日月を見ていた時がリングでつながる明るいというのも違うまるで毎日洗いたてのような光わたし生まれたばかりじゃないよね世界は老いることがないいつも新しい美しさを持ってい…
詩と写真 *ミオ* -
- たくさんの窓
- 仕事に一生懸命になって。自分なりに。そうしたら転職したくなって。転職活動(と引き継ぎ)で忙しくなっちゃって。(気持ちだけ)ブログをまったく更新していませんでした。これまでの自分の人生で一番大切にしていたのかもしれない部分からだんだん自分の気持ちが離れていくような気がしてメタメタ…
詩と写真 *ミオ* -
- もったいない
- 【勿体(もったい)】態度などが重々しいこと。威厳があること。【勿体無い】(有用な人間や物事が)粗末に扱われて惜しい。有効に生かされず残念だ。大辞林より今後のこと、それとともにこれまでのこと、考えていて、もったいない、という言葉には、何かが想定されている、とふと思った。高校生の頃…
詩と写真 *ミオ*
読み込み中 …