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JO3KRPの独り言
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- アマチュア無線 (4位/78人中)
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- 紹介文
- アマチュア無線にかかるアンテナ探究は続けていきます。さらに工学を目指す学生さん対象とした"電磁気学"理論説明記事をupdateできれば、と考えています。(2025年1月5日改訂)
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記事一覧
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- 電磁気学(25)ベクトル解析の直交曲線座標(5)▽演算子と勾配(▽V)
- 最近の昼間の7MHzの伝搬状況は不良のようです。原因はいろいろとあるのかもしれませんが、太陽活動が盛んなことから、D層の働きが強くなって、それを通過するのに減衰が大きくなっていることが主原因と考えています。特にD層の電子密度は、太陽天頂角に比例するため、正午付近でD層減衰は最大…
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- 電磁気学(24)ベクトルの座標変換の数学基礎【補足】
- 高校数学で習う(習った)分野についての補足です、その内容は、ここで全て実施できませんので、見出しだけのところもあります。その大部分は高専の数学だと、1学年後半から2学年あたりに習う、「代数学・幾何学」の範疇になります。(本論)1. 極座標(x-y平面の場合) x=rsinθ y…
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- 電磁気学(23)ベクトル解析の直交曲線座標表示(4)球座標系
- 今回の直交曲線座標の表現のまとめを兼ねて、電磁気学において、よく利用される「球座標」について詳しく解説しています。(本論) 位置ベクトルrの方向となるdS1=drは、直線です。(∵位置ベクトルrの大きさが「r」であって、その微増分がdr) そして、rとzとのなす角度θで、dθは…
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- Mobile Antenna #2 (9)メーカ製Coil (MD4020)7MHz:周波数特性【最終】
- 今回のインピーダンス特性グラフを見れば、MD4020では、周波数同調だけでなく、同時にインピーダンスマッチングをコイルとその付属構造で同時に行っていることが判ります。 というのは、単純に延長コイルのQを高かめただけでは、損失が無い分、給電点インピーダンスが下がってしまいます。単…
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- Mobile Antenna #2(8)【メーカ製Coil (MD4020)使用時】7MHz:基本特性
- メーカー製のコイルを使ったモデル”MD4020”について、今回参考として、MMANAにて動作を再現してみました。 SWR<1.5帯域幅から、MD-4020コイルのQを探ったものです。するとコイルのQ:100あたりと高くなっていることが判りました。 ※MD2040の諸元については…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Org. Coil)(7)7MHz:周波数特性
- 昨日の続きで、MD200とオリジナルコイルの組み合わせでの周波数特性についてです。モービル運用だけでなくアパマンハム等で、ベランダアンテナとしてモービルアンテナを利用する際には、できるだけアンテナに近い箇所で、アンテナチューナーを使用することは、狭い帯域幅を広げるという意味では…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Org. Coil)(6)7MHz:基本特性
- 前回までのSWR周波数特性から推測できるオリジナル・コイルを使った場合のアンテナモデルをMMANAにて再現してみました。 帯域幅の広さから正規のコイルMD-4020よりもコイルQを小さくしていることは間違いありません。そのため、帯域は広く取れますが、一方で動作利得の低さが課題だ…
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- 電磁気学(22)ベクトル解析の直交曲線座標表示(3)円筒座標系
- 昨日、自宅のある住宅街と隣接している(去年まで米作りしていた)2枚の田圃に測量が行われました。片方は、田植え前に行うトラクターでの耕しが終わっていたのですが、ひょっとしたら、今年は、田植えをせずに売却処分をする(した?)かもしれません。 米不足が去年来から問題となっているのです…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Org. Coil)(5)7MHz:乾燥時・8m-Radial+π-Match Tuner
- 最終の実測データは、MD200に8m長ラジアル線の状態で、同軸ケーブル途中にπマッチの外付けチューナーを挿入した場合です。そして、まず、TS850Sを使い7.100MHzで50Wキャリア出力にてSWR最小とした状態から、MFJ-259Bに接続替えして測定しています。(本論)1.…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Org. Coil)(4)7MHz:乾燥時・8m-Radial+Light Steel Frame-Earth
- Light Steel Frameとは、”軽量鉄骨造”を意味します。今後は、このアース形態を”L.S.F-E”と略して表記することにします。 前回のモービルアンテナとHDAアンテナを同軸切替回路で接続しただけです。こうすると両アンテナの同軸ケーブルの外皮部分は電気的に導通してい…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Original Coil)(3) 7MHz:乾燥時・モービルアンテナ単独動作状態にてSWR測定
- 昨日の確認事項として、最初に無線機への出力部に直接、モービルアンテナからの同軸を接続した状況から試しました。 すると昨日の朝の水滴が付着していた状況では、TS850で送信時でSWR≒1.0は、7.165MHzだったはずですが、表面のビニルが完全に乾燥した状態だと7.050付近ま…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Original Coil)(2)7MHz:ビニル防水に雨の水滴付着による影響結果(暫定)
- 昨夜の雨による影響を今朝確かめてみたのですが、雨の水滴によるSWRの変化は結構ありました。ただ、正確に比較したものではありません。雨が降る前に調整していた周波数にてSWR<1.5→SWR>2.0まで上昇していたため、外付けチューナーで再度取り直した場合に、雨が降る前は、最良点で…
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- Mobile Antenna #2 (MD200&Original Coil)(1)7MHz:概要説明
- HFC-721の代わりに使用しているモービルアンテナの紹介です。現物の写真を公開できれば良いのですが、雨降るごとに基台から脱着するのが面倒になり、今回からアンテナ全体をビニル防水にしたので、それで公開してもアンテナ自体は見えません。エレメント本体はリンクの商品写真で確認ください…
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- 電磁気学(21)ベクトル解析の直交曲線座標表示(2)直角座標と測座定数
- 電磁気学に関係ありませんが、今朝、2m長のモービルアンテナ単体でのSWR値を測定しようとしたところ、6.800MHz付近で同調しているのを確認できたので、周波数を上げるために建物から垂直に垂らしているラジアル線(3本)をそれぞれ、約60cm程度短くしたのですが、同調周波数は全く…
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- 電磁気学(20)ベクトル解析の直交曲線座標表示について(1)座標表現について
- 今回からの展開は、ベクトル解析の各公式が、三次元の座標表示について、直角座標から円筒座標と球座標(極座標)へと表示を変えた場合の式の形がどうなるかを説明していきます。(本論)1.4.1 ベクトル解析の直交曲線座標表示(1) 直交曲線座標とは 直交曲線座標とは、円筒座標や球座標の…
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- HDAアンテナ分析:アンテナモデルの単純化(4)10MHz:単一LOOP周波数特性
- 昨日天気が回復したので、2m長モービルアンテナを戻しました。今回は前回までの水平方向展張よりも角度を上げて仰角45°程度のV形DPの片側で設置しています。理由は、洗濯竿のエレメント支持部にかかる下方向に回ろうとする回転モーメントの軽減です。水平方向だと一番最大で、垂直方向の仰角…
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- HDAアンテナ実績:昨日の8K3EXPOとの10MHzCW交信結果
- 8K3EXPO関西万博記念局と10MHz,CW交信をGW期間中に終えたいと狙っていたのですが、昨日そのチャンスに恵まれました。 昨日の午後3時頃、8K3EXPOがJ-Clusterに10MHz,CWにQRVと表示されました。それより前の時間帯では、7MHz,SSBにて交信してい…
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- HDAアンテナ分析:アンテナモデルの単純化(3)10MHz:単一LOOP特性
- このGW期間中に特別記念局に目標を定めて、7MHz・10MHz・14MHzの3バンドで交信を試みました。その一例です。① 8J6DON 7/14MHz,CWと7MHz,SSBで交信、特に7MHzのSSBは近隣地域ノイズで受信が厳しく、こちらからはRS49がやっと、実際はRS29…
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- HDAアンテナ分析:アンテナモデルの単純化(2)7MHz:周波数特性
- 昨日の午後の散歩をしたとき、時折通る道筋にあった、クリエイト社自立18m~20m高程度のタワーと敷地内にあったスレートぶき2階建て倉庫屋根に上がっていたルーフタワー(鉄製自作品?)が撤去されていました。もう何年も運用していない様子で、少なくともこの局とは電波上でお会いしたことは…
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- HDAアンテナ分析:アンテナモデルの単純化(1)7MHz:基本特性
- 前回紹介した特別記念局とは別に、7MHzSSBで通常の交信も何度か行いました。その結果を基に7MHzでのHDAアンテナの単純化モデルを推定してみました。というのは、アンテナ紹介をすると自宅の建物自体がアンテナとして動作していることを正確に理解して貰うことが難しいようなので、次回…
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- HDAアンテナ交信実績#3:8K3EXPOほか特別記念局との交信記録
- 4/28に8K3EXPO(大阪万博記念局)と7MHz,CWにて交信できていました。ただ、その結果が確認できずにおりましたが、昨日、下記の記録にて確認できました。 また、別の特別運用局数局、JA3XPO/3(京都市)10MHzCW、8J2T(愛知県一宮市)7MHzSSB、8J4V…
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- 【最終】Mobile Whip Antenna(41)HFC-721改造モデル(4) 21MHz帯:周波数特性
- 最後は21MHzの周波数特性です。今回は、こちら側に21MHzの独立したマッチング回路があります。そのため、今までの21MHzモデルと違い、一番50Ωに近いモデルとなっています。また、動作利得についても最良です。(本論)1 インピーダンスZ(RとjX別)2. SWR特性(1)マ…
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- (特別編:最終)電磁気学(19)電磁誘導(6)相互誘導(4)相互インダクタンスとその誘導起電力を求める
- 7/21MHz2バンドモービルアンテナのメーカ製HFC-721アンテナに使用されているコイル形状だと思われる状態において、その間におけるコイルの相互インダクタンスMとそれによるコイルに誘起する誘導起電力e21を求めることが主題です。(本論)1. 2つのコイルの配置 図のようにコ…
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- Mobile Whip Antenna(40)HFC-721改造モデル(3) 7MHz帯:周波数特性
- 今回は、HFC-721改造モデルに対する7MHz帯における周波数特性です。コイルQ:250まで高めたことにより、低SWR帯域幅が狭くなることが弱点となっています。これから判りますように波長に比べて短いエレメントのアンテナでは、コイルのQを上げて動作利得を追求するとその運用できる…
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- (特別編)電磁気学(18)電磁誘導(5)相互誘導(3)二つのコイルに同時に電流が流れている場合
- 今回は、HFC-721のように二つのコイルに電流が流れた場合の相互の誘導起電力についてです。(本論) 二つの回路に同時に電流が流れている場合、回路1の全磁束鎖交数N1は、I1によって生じるN11とI2によって生じるN12との和になりますから、N1=N11+N12 =L1 I1+…
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- HDAアンテナ実績:初の14MHzと3.5MHz交信:昨日のALL-JA交信にて
- 昨日、たまたま7MHzでJA3XPO/3(京都府内)との交信が、ALL-JAコンテスト内(CW)だったので、その後、コンテスト参加局との交信を続けてしまいました。 さらに、14MHzにQSYしたところ、全国的に開け始めたところだったので、初めて、HDAアンテナの14MHz実力を…
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- Mobile Whip Antenna(39)HFC-721改造モデル(2) 21MHz帯:基本性能
- 昨日、土曜日の午後1時~午後3時までの7MHz・SSBで、大阪万博記念局8K3EXPOが運用しておりました。今回は傍受だけです。前半は、体験運用とのことで、アマチュア資格を持たない方とのオペレーター変更するため、1局あたりの効率はよくありませんでしたが、その様子を全国的に周知で…
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- Mobile Whip Antenna(38)HFC-721改造モデル(1) 7MHz基本特性
- 今回のHFC-721アンテナに係る記事は、この改造モデルの各特性で最後とします。 先日から、HDAアンテナ比較として、全長約2.0mのステンレスエレメントの基部に7MHz単独のベースローディングとした、巻き数の少ないコイルに変更しました。まだ、特性は測定していませんが、少なくと…
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- HDAアンテナ実績:昨日の8K3EXPO交信とその感想
- この件はモービルアンテナの前置きで記入しようと考えたのですが、モービルアンテナで交信できたと勘違いされる場合もあるのでは?と考えて別記事としました。ただ、交信のきっかけは、モービルアンテナの改造ネタからの別のモービルアンテナでの実験からだったのは明記します。(本論)1. 日時 …
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- (特別編)電磁気学(17)電磁誘導(4)相互誘導(2)結合係数k
- 隣接するコイル間に発生する相互誘導の理論の続きです。変圧トランスにおける一次側と二次側の間やラジオのアンテナコイルにおけるアンテナ側コイルと同調用コイル間との結合が、今回の理論に該当します。(本論)N21=M21 I1 ....(5.27)N12=M12 I2 ....(5.2…
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