名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
どうしてもキャッチコピーが書けない。どうやって書いたらいいかわからない。そう悩んだときは、おすすめしていのが、文章のようなキャッチコピーです。
キャッチコピーと言えば、テレビCMやポスターなどで見る、カッコいいフレーズを想い浮かべます。当然、広告のプロが書いているものです。
あの手のものは、誰もが書けるものはありません。それをイメージしては、誰だって「書けない」と思ってしまいます。
私が言っているのは、あくまで中小零細企業が必要とする広告レベルのお話です。大手企業がマス媒体向けに書いているものなんて、そもそも見本にしない方がいいです。
さて、本題に戻りまして、文章のようなキャッチコピーの書き方です。書き方の手順は、2ステップだけです。たとえば、整体を例にとってご紹介しましょう。
ステップ1
特徴を文章にする。
まずはキャッチコピーで訴求したい商品・サービスの特徴をまとめます。たとえば、こんなかんじ。
小澤整体は、慢性的な腰痛を解消するソフト整体です。
この文章なら、どんなサービスを提供するかがわかります。しかも、このレベルの文章なら、書けそうな気になりませんか? その一方で、「これじゃ、キャッチコピーっぽくないぞ」とあなたは思うことでしょう。もちろん、その通りです。そこで2ステップへ。
ステップ2
気を引くネタを、文章の冒頭に持ってくる。
提供するサービスの中で、「気を引くネタ」を探すのです。たとえば、「20分程度で痛みが軽くできる」というネタがあったとします。先ほど書いた文章の冒頭に添えましょう。具体的には、こんな感じです。
たった20分で解消! 慢性的な腰痛を解消するソフト整体です。
これで気を引くキャッチコピーができました。単なる文章も「気を引くネタ」を組み合わせれば、立派なキャッチコピーになります。
いかがでしょうか? キャッチコピーとは、基本、気を引くためのもの。だから単なる文章でも、「気を引くネタ」をプラスすればOKなんですね。