名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
ブログに限らず、チラシでも、キャッチコピーだけでは売れません。
キャッチコピーは、あくまで「気を引く」だけの役割です。だから、気づいてもらったとしても、本文を読んでもらえるよう誘導する必要があります。
そこでカギとなるのが「文章の構成」です。文章の構成といえば、国語で習った「起承転結」をイメージするでしょう。しかし、売れる文章には、それとは全く異なります。
なぜなら、物語として読ませるのではなく、「買いたい」と思わせなければならないからです。実は売れる文章には、いくつもの型があります。今回は、その中でも定番的な構成をご紹介しましょう。
[お悩み解決型]の文章構成とは?
手堅くサービス・商品を訴求したいのであれば、「悩み」からアプローチするのが有効です。これは過去の記事でもご紹介しました。それは文章構成でも同様です。具体的には、以下の通りです。
「お悩み解決型の文章構成」
ターゲットがかかえる悩みを提示する。
↓
そのまま放っておくと大変だと知らせる。
↓
どのように解決したらいいかを伝える。
↓
その解決方法の一つと、自社の商品・サービスを紹介する。
ターゲットが抱える「悩み」をきっかけに、解決方法を伝え、自社サービスを紹介する。このような文章構成にすることで、スムーズに導くことができます。より速く、より反応率を高めるのに、とても有効な方法です。では、整体院を例にご紹介しましょう。
慢性的な腰の痛みで、お困りではありませんか?
↓
そのまま放っておくと、頭痛など身体に悪影響です。
↓
解決する近道は、身体に快感を覚えさせることです。
↓
そこで当院のソフト整体。自慢の「心地よい揉みほぐし」で、
慢性的な痛みを解放いたします。
大まかな文章構成としては、こんな感じです。あとは、この骨組みに添って、具体的な説明などを肉付けしていれば文章が完成します。
通常、どうしても売りたいとの思いから、セールスが前面に出た文章になりがちです。そこで「悩み」からアプローチしていくことで、自然な流れで「それなら買いたい・利用したい」と思わせることができるのですね。
まだ、他にも「売れる文章」には型があります。おいおいご紹介していきます。お楽しみに。