「読みやすい文章」を書くときの5つのポイント | 1日1分! 文章力アップ術

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名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。

 

ホームページやブログ、チラシなど、伝える手段は「文章」です。どんなに魅力的な商品・サービスがあっても、文章が伝わらなければ意味がありません。しかし、そう思うほどに「上手く書かなければいけない」とプレッシャーで、書けなくなってしまいます。

 

 

上手く書けるにこしたことはありません。しかし、ムリに背伸びをするよりも「読みやすい文章」を心がけるだけで十分です。結果的に「自然と読んでもらえる文章」となるでしょう。そこで今回は、「読みやすい文章」を書くときのポイントについてご紹介します。

 

 

 

「読みやすい文章」を書くときのポイント

 

ポイント1 ■一文一義にする。

人は、面倒くさがりです。もし、長文で難解な表現があれば、すぐに読む気が失せてしまいます。そこで少しでも読みやすくするため、文章は短くするのが理想と言えます。その場合、心がけたいのが「一文一義」です。「一文一義」とは、一つの文章で伝えることは、一つだけ書くことを意味します。

 

(添削前)

分かりやすい文章には、いくつかのルールがありますが、その中でも、つねに心がけたいのが「一文一義」であり、「一文一義」にすれば、「分かりやすい文章」になります。

 

(添削前)

分かりやすい文章には、いくつかのルールがあります。その中でも、つねに心がけたいのが「一文一義」です。「一文一義」にすれば、短くてシンプルな「分かりやすい文章」になります。

 

 

 

ポイント2 ■文章の「ねじれ」をなくす。

わかるようで、わかりづらい。読んだ後に、何となく違和感がある。そんな場合、主語と述語に「ねじれ」が生じているかもしれません。別な言い方すれば、「正しい組み合わせ」になってないことです。

 

(添削前)

私の目標は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍にします。

 

(添削前)

・私は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍を目指します。

・私の目標は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍にすることです。

 

 

 

ポイント3 ■箇条書きを使ってみる。

文中で、いくつかの項目を紹介する場合、いっそのこと「箇条書き」にすると読みやすくなります。

 

(添削前)

小澤整体では、腰痛、肩こり、骨盤矯正、頭痛、猫背、ダイエットなどの施術を行ってきました。

 

(添削後)

小澤整体では、以下の施術を行ってきました。

・腰痛

・肩こり

・骨盤矯正

・頭痛

・猫背

・ダイエット 等

 

 

 

ポイント4 ■具体的な表現にする。

漠然とした文章では、読み手に伝わりません。ちゃんと伝えるためにも、具体的な表現をしましょう。たとえば、「人」「自動車」といった普通名詞、名前や土地名といった固有名詞など入れるのです。その他、数字を入れるのも方法の一つです。

 

(添削前)

これまで多くの施術を行ってきました。

 

(添削後)

・これまで15年間、1000人以上の施術を行ってきました

・これまで腰痛、肩こり、骨盤矯正などの施術を行ってきました。

 

 

 

ポイント5 ■ひらがな、カタカナ、漢字をバランスよく入れる。

たとえば士業の方が書く文章だと、自然と漢字が多くなる傾向にあります。すると、読み手に堅苦しい印象を与えがちです。そこで、ひらがな、カタカナ、漢字、それぞれバランスよく入れることで、読みやすさが向上します。