名古屋・岐阜のコピーライター小澤です。
ホームページやブログ、チラシなど、伝える手段は「文章」です。どんなに魅力的な商品・サービスがあっても、文章が伝わらなければ意味がありません。しかし、そう思うほどに「上手く書かなければいけない」とプレッシャーで、書けなくなってしまいます。
上手く書けるにこしたことはありません。しかし、ムリに背伸びをするよりも「読みやすい文章」を心がけるだけで十分です。結果的に「自然と読んでもらえる文章」となるでしょう。そこで今回は、「読みやすい文章」を書くときのポイントについてご紹介します。
「読みやすい文章」を書くときのポイント
ポイント1 ■一文一義にする。
人は、面倒くさがりです。もし、長文で難解な表現があれば、すぐに読む気が失せてしまいます。そこで少しでも読みやすくするため、文章は短くするのが理想と言えます。その場合、心がけたいのが「一文一義」です。「一文一義」とは、一つの文章で伝えることは、一つだけ書くことを意味します。
(添削前)
分かりやすい文章には、いくつかのルールがありますが、その中でも、つねに心がけたいのが「一文一義」であり、「一文一義」にすれば、「分かりやすい文章」になります。
(添削前)
分かりやすい文章には、いくつかのルールがあります。その中でも、つねに心がけたいのが「一文一義」です。「一文一義」にすれば、短くてシンプルな「分かりやすい文章」になります。
ポイント2 ■文章の「ねじれ」をなくす。
わかるようで、わかりづらい。読んだ後に、何となく違和感がある。そんな場合、主語と述語に「ねじれ」が生じているかもしれません。別な言い方すれば、「正しい組み合わせ」になってないことです。
(添削前)
私の目標は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍にします。
(添削前)
・私は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍を目指します。
・私の目標は、今年度の売上を前年度の売上の1.5倍にすることです。
ポイント3 ■箇条書きを使ってみる。
文中で、いくつかの項目を紹介する場合、いっそのこと「箇条書き」にすると読みやすくなります。
(添削前)
小澤整体では、腰痛、肩こり、骨盤矯正、頭痛、猫背、ダイエットなどの施術を行ってきました。
(添削後)
小澤整体では、以下の施術を行ってきました。
・腰痛
・肩こり
・骨盤矯正
・頭痛
・猫背
・ダイエット 等
ポイント4 ■具体的な表現にする。
漠然とした文章では、読み手に伝わりません。ちゃんと伝えるためにも、具体的な表現をしましょう。たとえば、「人」「自動車」といった普通名詞、名前や土地名といった固有名詞など入れるのです。その他、数字を入れるのも方法の一つです。
(添削前)
これまで多くの施術を行ってきました。
(添削後)
・これまで15年間、1000人以上の施術を行ってきました
・これまで腰痛、肩こり、骨盤矯正などの施術を行ってきました。
ポイント5 ■ひらがな、カタカナ、漢字をバランスよく入れる。
たとえば士業の方が書く文章だと、自然と漢字が多くなる傾向にあります。すると、読み手に堅苦しい印象を与えがちです。そこで、ひらがな、カタカナ、漢字、それぞれバランスよく入れることで、読みやすさが向上します。