チラシやHPにおける文章作成で大切なものがあります。それが何だと思いますか?
読み手を口説き落とす文章テクニック?
心理学を応用したセールス文章テクニック?
いえいえ。それは二次的なもので、もっと根本的な話です。それは何かといえば、
「お客さんの困りごと」に「あなたがどう応えるか」。
という考えが明確であることです。これはビジネスプランを立てるうえで、大切な根幹な部分でもあります。
正直、目先のことだけを追えば、チラシやHPの文章を書くことはできます。でも、上記のビジネスの根幹が明確でないと、誰も反応しない文章になります。
当り前ができていない。
「お客さんの困りごと」に「あなたがどう応えるか」って、当たり前のことじゃないか。そう思うかもしれませんが、明確でないケースを、私は多く見てきました。たとえば、技術系の商品なんて、いい例です。
「すばらしい高機能の製品ができた!
これなら売れるにちがいない」
そう思って売り出したのに、全く売りなかった。過去に、そんな商品を見てきました。
驚いたことに、名の知れた大手メーカーでもあるのですから、不思議です。
「お客さんの困りごと」に「あなたがどう応えるか」。
この問いに即答できる方は、セールス文章が書きやすくなります。これを読んでいるあなたは、ちゃんと答えられますか?
誰がお客様なの?
実は自社の「強み」や「できること」からビジネスプランを発想されている方がいらっしゃいます。その場合に問題になるのが「誰がターゲットなのか」わからない点です。
ターゲットが明確でないと、どんなにすごい「強み」があっても意味をなくし、「売れない」「申し込みがない」結果に終わる可能性が高くなります。
さらに「どう応えるか」に確かな根拠があると、より説得力のあるものになります。これまでの話しをまとめると、こんな組み立てになります。整体院を例にするなら
[誰に] しつこい腰痛を直したい人
[どう応える] 体幹トレーニングから解消します
[その根拠] 過去000人もの実績がある
当たり前で、シンプルなことしか書いてありません。でも、それくらいの方がちゃんと伝わる文章が書きやすくなります。
セールス文章を書くうえで、ちゃんとこのビジネスプランを明確にすることです。くどいようですが、これを認識してからでないと、的外れな文章になってしまいます。ご注意ください。
PS
ビジネスプランが不明瞭だと、そもそも成り立たないんですけどね。