インディチャンプが明日のシャティン競馬場で行われる香港マイル(GⅠ)に出走します。
前走マイルチャンピオンシップは好スタートから4~5番手に付けて、直線でもほぼ馬なりのままでダノンプレミアムに馬体を併せに行きますが、手応えは明らかにインディチャンプの方が良く、残り1Fで抜け出すと1馬身半の差を付けてゴール。見事優勝し春秋マイルG1制覇を果たしてくれました。
その後音無先生とクラブは即座に香港マイルへの参戦を表明しました。
ただレースまでは中2週という強行軍。少し不安でしたが、やはり検疫厩舎では当初入れ込みがキツく、飼い葉食いも良くなかったようです。香港到着直後もテンションは高かったようですが、段々と落ち着きを取り戻す事が出来たみたいです。
普段の調教は助手さんが行っていましたが、追い切りはレーン騎手が手綱を取り感触を確かめ、この馬らしく直線ではスタンドの報道陣に物見をして左にもたれるような感じでしたが、脚捌きは素軽く出来落ちは無さそうに見えます。レーン騎手は「体はできているし、いい状態。騎乗できることは光栄です」とコメントしてくれていますし、少しでも癖を掴んでくれていたらと思います。
馬体重は木曜日の段階で463kgでマイルチャンピオンシップの時より約-10kgですので、もう少し戻っていると思いますので-4~-6kgくらいでの出走になりそうです。
ここまで厩務員さん、調教助手さん、音無先生には短い時間の中本当に上手く調整して頂きました。
不安はあります。
日本には無いゲートボーイの存在、見えない疲れ、力関係…でもとにかく力を出し切ってくれればと思います。
あとはレーン騎手が上手く導いてくれると信じて精一杯応援します!頑張れインディチャンプ!