空想俳人日記
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あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月ありがとうございました

 週初めの月曜日(4月22日)、AMIは、あぐりすデイサービスとこなめで、ボランティア演奏をしてきました。
 豊明から23号~302号を経由して知多半島道路で、びゅ~んと常滑へ。
 まずは、カインズ常滑のフードコートでお昼飯。食べたのは、あらかじめミヨジャで買ったものではありません。早朝、半田に野暮用があったので、半田のジャスコ、ハンジャで買いました、3種のおにぎりとおかずセット。
 はい、いっただっきまーす。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月01< あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月02

 3種のおにぎりは、昆布、わかめ、ツナマヨ。
 おかずは、卵焼き、ソース焼きそば、ソーセージ、竹輪磯辺天、マカロニサラダ。どれも微量。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月03 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月04

 周りの人たちは、スガキヤさんをよく食べてます。
「そういやあ、スガキヤ値上げしてから、一度も食べてないね」
「大きな声で言っちゃいかんよ」
「ええ、なんで、お店遠いよ」
「食べてる人が、気にする」
「そかなあ」

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月05 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月06

 何処かで買ったお弁当を食べてるご夫婦は、スガキヤさん方お水を調達して飲んでました。うちらは、やかん(水筒?)持参です。
 はあい、美味しく頂きました。ごちそ~さま~。
 さあ、会場へ向かいましょう。

 ハイ到着。機材の準備をして、お茶を頂きましたよ。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月07 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月08

 そして、本番前に、「もしもしカメよ」体操。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月09 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月10 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月11

 それから14時ちょっと前ですが、本番。以下を演奏しました。
 AMIのテーマソングから。

(^^♪ アミムメモのうた(AMIテーマソング、ロングヴァージョン)

 恒例、演奏後、「アミ」を何回言ってるか、またまた問題出しましたよ。三択問題です。はい、1番の5回も誤解で正解。はい、2番の45回、正解です!でも、3番の365日も、毎日みっちゃん「あみあみ」と寝言で正解!
 でも今年はウルウル年なので、366日。ウルウル年の世界的イベントは? そうです、オリンペック。そんな話題も。

 そして、春のプログラム。春の童謡唱歌です。

(^^♪ 早春賦
(^^♪ おぼろ月夜
(^^♪ 花
(^^♪ みかんの花咲く丘

 はい。そして、手遊びですよ。「さいた さいた」の手遊び。

(^^♪ チューリップ

 チューリップが泣いたり怒ったり、笑ったりしました。
 さあ、後半です。新美南吉さんの詩に曲を付けた南吉童謡を聴いて頂きました。

(^^♪ 五月の太陽(南吉童謡)

 南吉記念館さんで、5月3日~5日のイベント「正八ちゃんの端午の節句」でAMIは5月5日の子どもの日に10時と13時に演奏することをご案内しました。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月12 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月13

 それから懐メロ、月曜なのに月曜曲じゃなく歌謡曲です。

(^^♪ バラが咲いた
(^^♪ 旅の夜風
(^^♪ 北国の春
(^^♪ 高原列車は行く

 以上でしたが、アンコール頂戴しました。最後の曲が威勢が良かったので、もう一度。

(^^♪ 高原列車は行く(アンコール)

 皆さんのメチャ高らかな歌声に、元気を頂きました。
「また来てねえ」のお声に、「また来ますよ~」と。ありがとうございました。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月14 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月15 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月16

 演奏後は、コーヒーとお菓子を頂きました。ごちそ~さま~。

あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月17 あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月18

 帰ろうとしてたら、スタッフさん追いかけて来られて、えっらいお土産を頂戴しました。ありがと~。
 次回は、7月8日(月)です。よろしくお願いします。


あぐりすデイサービスとこなめ2024年4月 posted by (C)shisyun

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鉄腕アトム初単行本版1

 手塚治虫の『鉄腕アトム』は、光文社の月刊誌「少年」に、1952年4月号から1968年3月号まで全65話が掲載された(その前にアトムが脇役の「アトム大使」が連載)。
 ボクは、確かにリアルタイムに読んでいたが、1952年は、まだ生まれていない。1956年生まれだ。つまり、リアルタイムと言っても、後半だろうね。
 記憶が定かなのは、「ロボットランドの巻」や「アトム対ガロンの巻」、あと「地球最後の日の巻」のベムや「地上最大のロボットの巻」のプルートウをよく覚えているので、小学校に入ってから毎月「少年」を買うようになったのだろうね。

鉄腕アトム初単行本版1-01 鉄腕アトム初単行本版1-02 鉄腕アトム初単行本版1-03

 今回入手した文庫版の「鉄腕アトム初単行本版」は、雑誌連載版から複数の単行本まで様々なバージョンがある中で、ひとつの頂点ともいえる1956年刊行の光文社版をカラー頁もそのままに文庫サイズで復刻したもの。
 だから、ここに掲載のものは、リアルタイムには読んでいないね。なんせ雑誌掲載は、生まれる前だもんね。

第3話 フランケンシュタインの巻 1952/11-1953/04「少年」
鉄腕アトム初単行本版1-04
 フランケンを操ってたのは人間だった。このフランケンもいつしか名脇役になるんよね。

第5話 海蛇島の巻(原題:アトム赤道をゆくの巻) 1953/08 付録 「少年」
鉄腕アトム初単行本版1-05
 頭がへっこんだから首挿げ替える、なんてね。アトムの初恋物語かな。

第7話 火星探検の巻(原題:火星隊長の巻) 1954/01/01 「少年」
鉄腕アトム初単行本版1-06
 レンコーン大尉とケチャップ大尉の間に、隊長アトムは大変だあ。

 これらは、リアルタイムではないが、光文社文庫の「鉄腕アトム」を全巻持っており、既に読んではいるのだけれど、1956年当時、単行本化は今と違って稀なこと。その初単行本がそのまま文庫版になったことと、資料や解説が素敵だなあ、そう思って入手し、改めて、『鉄腕アトム』初期作品を味わった。
 解説に、手塚治虫の言葉があるので引用するよ。
《「鉄腕アトム」は昭和26年に「少年」誌に掲載されたときすでにテーマは決定していた。マスコミや世間一般に通念となっている未来理想社会、未来科学に対する信頼や啓蒙ではなく、むしろ科学的合理主義への疑問や警告を訴えるための作品であった。/そして、なによりも、そういったテクノロジー問題以前に差別問題や民族主義問題、ディスコミ、そういった人間性の問題点をマンガの形をかりて追及したいことが作者のねらいであった》
 ここに掲載されている初期の3作品にも、このことが大いに描かれている。そして、ボクが小学時代、「少年」誌のアトムを通して、例えば「史上最大のロボットの巻」「ロボイドの巻」「ロビオとロビエットの巻」「青騎士の巻」など、その手塚氏の狙いが、ボクにどんどん刷り込まれていった。気が付けば、「鉄腕アトム」は、ボクにとって、学校の教科書以上の教科書になっていたのだ。アトムがいなかったら、今のボクはいない。

 巻末の資料や解説で、アトム誕生秘話(秘話でないほど有名だが)が何度も描かれているところが面白い。
鉄腕アトム初単行本版1-07
 あと、名脇役をキャラ化してあちこちに登場させるスターシステム(ヒゲオヤジやハム・エッグ、アセチレン・ランプなどなど)についても書かれてて面白い。
鉄腕アトム初単行本版1-08

 1956年に戻った気分だよ。ボクは0歳だけどね。


鉄腕アトム初単行本版1 posted by (C)shisyun


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アコーステックパーティFreeLive#66ありがとうございました

 先週末の日曜日(4月21日)、AMIは、安城市尾崎町公民館で開催された第66回アコースティックパーティーのフリーライブで演奏させていただきました。
 会場へ行く途中、少し早いお昼飯。豊田福受のジョイフルで。おい、えらい早く着いたよ。10月の時もだ。24時間いつでもモーニングのエッグボーンじゃなく、この日は10時まで限定のおてごろモーニングから、目玉焼き納豆朝食。相当早いお昼飯。これ、昨年12月にも、ここで食べたね。

アコーステックパーティFreeLive#6601 アコーステックパーティFreeLive#6602

 メインが届く前に、ドリンクバーで、アイスとホットを注いで、いっただっきまーす。
 少々時間がかかりますって言われてたメインがほどなく来たので、改めて、いっただっきまーす。

アコーステックパーティFreeLive#6603

「ああ、箸がないよ」
 二人で店内グルグル回って、結局スタッフさんに声かけました。スタッフさん、少なくて忙しそう。厨房も人が少ないみたいです。
 納豆にタレかける前に、先にぐるぐる混ぜないといけませんっていうの忘れて、タレと辛子入れました。
「もうひとつあるよ」
「あ、ほんとだ」
 ボクのお盆に、たれと辛子が2つずつあったので、たれはごはん、辛子はソーセージに。
 私は、ごはんに、目玉焼きの黄身も投入。白身は、元の皿に戻します。

アコーステックパーティFreeLive#6604 アコーステックパーティFreeLive#6605

 時間があったので、最近読んだ本について、パート5くらいまで、みっちゃんに語りながら頂きました。そうすると、相変わらず食べるの、のろまなカメです。

 なにはともあれ、美味しく頂きました。ドリンクもお替わりして、おなかいっぱい。
 はい、ごちそ~さま~。
 
 さあ、会場入りです。めちゃ早い入り。まだ開いてません。
 白い蝶々がお花に。思わず写メ。

アコーステックパーティFreeLive#6606 アコーステックパーティFreeLive#6607

 そして、開場後、椅子並びなどのお手伝い。雨が降り出しました。
 それから、またまたホワイトボードには、トップバッター。ありがとうございます。

アコーステックパーティFreeLive#6608

 みっちゃん、皆さんに、来る5月4日の「本證寺フェスティバル」のチラシを配布しましたよ。
 そして、13時スタート。AMIは、以下を演奏しました。

(^^♪ お昼寝花が咲く島

 オリジナルソング、最近はずっと『笑い飛ばそう』ばかりですが、今年は、毎月1曲ずつ、古いオリジナルソングを引きずり出そうと。春に佐久島行った時のことを、みっちゃんが詩にして、私が曲をつけました。
 この曲を演奏していると、必ず途中で眠くなるんですねえ。この日もそうでした。コード間違えました。

アコーステックパーティFreeLive#6609 アコーステックパーティFreeLive#6610 アコーステックパーティFreeLive#6611
アコーステックパーティFreeLive#6612 アコーステックパーティFreeLive#6613 アコーステックパーティFreeLive#6614

(^^♪ おしりフリフリ

 これ、いつもは、幼稚園や小学校の子どもたちの前で演奏する曲なんです。でも、みっちゃんの振付が面白いので、皆さんに見てもらいたくて演奏しました。

アコーステックパーティFreeLive#6615 アコーステックパーティFreeLive#6616 アコーステックパーティFreeLive#6617
アコーステックパーティFreeLive#6618 アコーステックパーティFreeLive#6619 アコーステックパーティFreeLive#6620
アコーステックパーティFreeLive#6621 アコーステックパーティFreeLive#6622 アコーステックパーティFreeLive#6623

(^^♪ 笑い飛ばそう

 はい、参加型オリジナルソングです。「わっははっは」、皆さんも身振り手振り交えて参加して頂きました。ありがとうございました。

アコーステックパーティFreeLive#6624 アコーステックパーティFreeLive#6625 アコーステックパーティFreeLive#6626
アコーステックパーティFreeLive#6627 アコーステックパーティFreeLive#6628

 2番手は、加藤ちゃんペ。ギターによる弾き語り。「今日もピンです」と言ってられたっていうことは、相棒とのユニットの時もあるのでしょうか。

アコーステックパーティFreeLive#6629 アコーステックパーティFreeLive#6630

 3番手はLUCEさん、坂本龍一のインスト楽曲メドレー、いいですねえ。「ラストエンペラー」「東風」、好きです。あと、スーパーフライの歌も良かった。

アコーステックパーティFreeLive#6631 アコーステックパーティFreeLive#6632

 4番手は、すずえみ。さんのギター弾き語り。あれ、何処かで聞いた曲。ああ、原坊の歌じゃん。これ、いいねえ。みっちゃん、「いやされる歌声~」って。

アコーステックパーティFreeLive#6633 アコーステックパーティFreeLive#6634

 5番手は、ジローさん。いつまでたっても歌は出てきません。ギターインストです。ラストの「見上げてごらん夜の星を」のハーモニクス、ステキです。

アコーステックパーティFreeLive#6635 アコーステックパーティFreeLive#6636

 6番手は、ギターの弾き語りによるババさん。なんと、この方、三好高校の3回せいだそうで、みっちゃんの大先輩。しかも、普通科じゃなく、他の高校にはまずない、スポーツ科なんだそうで、器械体操だそうです。すげ。

アコーステックパーティFreeLive#6637 アコーステックパーティFreeLive#6638

 はい、ということで、ここでAMIは、時間です。早退させていただきました。
 また機会があれば、ここでのフリーライブ、お邪魔したいと思います。ありがとうございました。


アコーステックパーティFreeLive#66 posted by (C)shisyun

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昭和30年代大百科

 今年の3月に安城市歴史博物館で「昭和の家族―安部朱美創作人形展」を観た際に、この作品集を手に入れたのだが、ずっとビニール袋に入ったまま、であった。

安部朱美創作人形作品集なごみ01

 その時の感動が、今の世の中を生きていくうちに薄れてしまう頃に、改めてページを開こう、そう思っていたのだ。

安部朱美創作人形作品集なごみ02

 そして、その時が来た、そう思って、改めて、感動を再び、というつもりで、袋から出し、味わってみた。

安部朱美創作人形作品集なごみ03

 みんなの表情も、その体の動きも、何故にこんなに一人一人がのびのびとしているのだろうか、おおらかなんだろうか、今よりも決して便利な世の中じゃなかった。何でも手に入るような時代じゃなかった。それなのに。

 こんなことを、以前の記事「安部朱美創作人形作品集なごみ」に書いたけど、改めて「昭和ってなんだったんだろう」思ってたら、この本に出合ったよ。「昭和30年代大百科」だよ。

昭和30年代大百科01


みんな貧しかったけど、夢や希望があふれていた時代――昭和30年代。当時流行ったテレビ番組、音楽、ファッション、スポーツ、家電、乗り物、デパートの屋上、遊園地、遊び、駄菓子、おもちゃ……本誌では昭和30年代を秘蔵写真とともに振り返ります。さらに巻頭特集では昭和30年代の風景と現在の風景を写真で見比べます。街並みの変化にノスタルジーを感じることでしょう。あの頃にタイムスリップして、熱狂、ときめき、ワクワクをもう一度。友人、知人、家族と懐かしいあの頃について思う存分語り合ってください。【本誌は2022年11月に刊行したTJ MOOK『懐かしの昭和30年代』の増補改訂版です】

 ちなみに、ボクが生まれたのは昭和31年だから、記憶的には、昭和30年代も後半しか思い出せないかも。でも、これを読んでて、「そうだよ。いい時代だったよ」と。ボクが昭和31年に生まれたということが、戦前も戦中も知らないながら、戦後の高度成長期に自分の成長時代だったことが、いたく幸運だったように思えてならない。

昭和30年代大百科02

 この本は、4章から成り立っている。一つ一つは語らないよ。写真だけ、掲載するね。

【特集】
◆写真で見る日本の風景今昔

昭和30年代大百科03

◆東京オリンピック1964

昭和30年代大百科04

◆東京タワーと関門国道トンネル

【第1章】昭和30年代5つのニュース

昭和30年代大百科05

【第2章】昭和30年代のスターたち

昭和30年代大百科06

【第3章】昭和30年代のカルチャー

昭和30年代大百科07

【第4章】昭和30年代物語

昭和30年代大百科08

 みんな貧しかったけど、夢や希望があふれていた時代って言うけど、ボクは戦争は知らないし、高度成長期にたまたま生まれただけなんだけど、今を思えば、凄いラッキーな時にこの世に出てきたなあ、今思う。
 そして、こうやって、当時を振り返りながらも、自分としては、「高度成長期」と言う言葉が大嫌いであることを今、きちんと述べたい。誰が銘々したか知らないけど、「高度成長期」は上っ面の昭和でしかない。敗戦の焼け跡から復興する、技術革新で便利なものが登場する、そんな中で、みんなが一丸となって、共存共栄した時代ではなかったか。そう、「高度成長」じゃなく、「共存共栄」できた時代。
だから、誰もが主役でありえた。映画『三丁目の夕日』でも個人経営のおとっつぁんを筆頭に、みんなが主人公だった。ただ、その時から、警告していた人も多くいる。このままいけば、人間は疎外の構図を描く。
 つまり、一丸となって共存共栄できたのは、モノ不足だから作れば売れたのだ。そして、便利なものが無かったから、便利なものを開発すれば売れたのだ。しかし、そんなことはいつまで続く?
 疎外の構図を書いていた文筆家や芸術家の言う通り、いつしか、モノは溢れ、買ってもらうためには、消費行動を熟知し創るようになる。結果、どこもが売れ筋という同じ穴のムジナを作り、それが世の中にあふれる。金太郎飴だ。
 共存共栄だったはずの、みんなが主役だったはずなのに、いつのまにか、モノがあふれたために消費者の取り合い、弱肉強食になり、強いものがこの世に残り、弱いものが衰退していく。資本力を武器に、全国制覇を試みる企業と、止むを得ず撤退する個人商店。こんなこと、高度成長期に既に分かっていたことだ。
 その疎外の構図をいち早く訴えた芸術家で、それではあかんとしたのが、岡本太郎の、すべての人間が芸術家であるべきだ、なのだ。そう、東京オリンピックのメダルをデザインし、「何が進歩と調和だ」と怒って大阪万博のお祭り広場の屋根をぶち抜く太陽の塔を創った人だ。彼は、個性は芸術にある。政治経済社会にはない、それを知っていたのだ。
 ところが、日本では、高度成長に甘え、政治と経済経営社会で自由に独占資本を行う企業の前に、「そんな芸術なんぼのものか」と皆が思い、雇い主の奴隷となっていく。構想と実行の分断、実行の細分化。つまり、生産工程の人間部品化だ。そこには、ロボットも生まれ、ロボットでは出来ない些末的なことのみを人間が行うようになる。疎外の構図が生まれるのは必至だ。
 こうして、今の新自由主義で、民主主義は、大手企業と癒着する政治家が「それをよしとする」民衆を集めた構図が出来上がっているのだ。
 確かに、昭和の凡ての民が「共存共栄」で邁進してた頃は美しかった。ボクも、良い時代に生まれたと思う。だけど、その後が予測できたはずなのに、何故に今、人間は、まるでロボット以下の一部品となって、日々を送ってるんだ。
 かつて、共存共栄の時代から核家族になった。核家族から、個の時代になった。だけど、今、この個の時代は、決して個性の時代ではない。共存共栄の時のが個性はあった。今の個の時代は、個性埋没の時代だ。何故か。
 それは、自己表現よりも、同調圧力で、人を叩いて、寄らば大樹の陰に甘んじる人が多いからだ。その方が、楽で便利だからだ。コンビニエンス人間なのだ。だからだ、自己表現を促した、あの時の岡本太郎が大事なのだ。岡本太郎だけじゃない。安部公房も大江健三郎も叫んでいた。手塚治虫も叫んでいた。
 今、昭和を振り返って思うことは、昭和を懐かしむだけではいけない。あの時に、多くの芸術家や作家が、いつか、今のような疎外感にさいなまれる日が来ることを警告していた、それに耳を貸さなかった連中、政治家や経済界、そして、庶民も悪い、そう思う。
 ただ懐かしんで、良い時代だった、ではない、何故にいい時代だったか、何故に、良い時代じゃなくなったのか、ちゃんと考えた方がいいよ、そう思う。


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日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月ありがとうございました

 先週半ばの水曜日(4月17日)は、AMI-REN(AMIの練習)の日でした。そして、この日は、「AMI-REN気まぐれライブ配信」の第30回を午前の10時から行いました。そのことについては、昨日の記事「AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30ありがとうございました」をご覧ください。
 そして、この日の午後は、日進リハビリデイサービスセンターいち和でのボランティア演奏。
 ということで、お昼飯は、その会場近くの、いつものサイゼリヤ。
 ただし、いつものハンバーグランチは、牛肉100%と銘打って100円値上げの600円。しかも、以前は付いてたサラダが付かない。なので、この日は、パスタ。パスタは以前通り。サラダもスープも付いて、500円。ということで、二人とも、ほうれん草とパンチェッタのスパゲティ。

AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-09 AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-10

 まずは、スープとサラダで、「いっただっきまーす」。

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「このサラダが、ハンバーグには付かないこと、今いるお客さんのどれくらいの人が知らなんだかなあ。手をあげて」
「ちょちょっと、声大きいよ」
 メインが来たので、もう一度、「いっただっきまーす」。

AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-13 AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-14

「あのね、ネットで、サイゼリヤランチ調べてたら、埼玉地区だけ、玉子が付くんだよ」
「ほんと?」
「こういう地域格差こそ、真の差別じゃないかな。論文にしよかな」
「……」
「それと、ガストも、ここいらのランチと違って、九州方面は安いんよ。この地域格差も真の差別」
「……」
「あと、論文にしたいのは、FacebookやインスタなんかのSNSって、ニンゲン動物園じゃないかな。みんなに観られたくて、動物園の檻に入る、そんな檻がSNS」
「なるほど」
「でも、論文書いて、どこに発表する? あは、Facebookか」
「みんなに袋叩きにされるよ」
「だね」
 美味しく頂きました。ごちそ~さま~。
 ちょっと時間があったので、食後、メニューたてにあった間違い探し、やりました。10か所、見つけたよ~。というのも、予め、ホームページに間違い探しの答えが載ってたのを見てたのでねえ。なあんだ。
 さあ、演奏に向かいます。
 はい、会場入り。演奏前のリハビリ体操です。

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月01 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月02 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月03

 そして、14時、本番です。いつものAMIのテーマソングです。

(^^♪ アミムメモのうた(AMIテーマソング、ロングヴァージョン)

 恒例、演奏後、「アミ」を何回言ってるか、またまた問題出しましたよ。三択問題です。はい、1番の5回も誤解で正解。はい、2番の45回、正解です!でも、3番の365日も、毎日みっちゃん「あみあみ」と寝言で正解!

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月04 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月05

 そして、春のプログラム。春の童謡唱歌です。

(^^♪ 早春賦
(^^♪ おぼろ月夜
(^^♪ 花
(^^♪ みかんの花咲く丘

 はい。そして、手遊びですよ。「さいた さいた」の手遊び。

(^^♪ チューリップ

 チューリップが泣いたり怒ったり、笑ったりしました。

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月06 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月07 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月08

 さあ、後半です。新美南吉さんの詩に曲を付けた南吉童謡を聴いて頂きました。

(^^♪ 五月の太陽(南吉童謡)

 南吉記念館さんで、5月3日~5日のイベント「正八ちゃんの端午の節句」でAMIは5月5日の子どもの日に10時と13時に演奏することをご案内しました。

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月09 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月10 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月11
日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月12 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月13 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月14

 それから懐メロ、歌謡曲です。

(^^♪ バラが咲いた
(^^♪ 旅の夜風
(^^♪ 北国の春
(^^♪ 高原列車は行く

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月15 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月16

 以上でした。皆さん、元気な歌声に、その元気を頂きました。
 演奏後は、コーヒーとお菓子を頂きました。

日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月17 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月18 日進リハビリデイサービスセンターいち和2024年4月19

 はい、ごちそ~さま~。
 次回は、5月20日(月)です。次も決まってます。6月20日(木)、7月5日(金)です。


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安部朱美創作人形作品集なごみ

 今年(2024年)の3月に安城市歴史博物館で「昭和の家族―安部朱美創作人形展」を観た際に、この作品集を手に入れたのだが、ずっとビニール袋に入ったまま、であった。

安部朱美創作人形作品集なごみ01

 その時の感動が、今の世の中を生きていくうちに薄れてしまう頃に、改めてページを開こう、そう思っていたのだ。

安部朱美創作人形作品集なごみ02

 そして、その時が来た、そう思って、改めて、感動を再び、というつもりで、袋から出し、味わってみた。

安部朱美創作人形作品集なごみ03

 みんなの表情も、その体の動きも、何故にこんなに一人一人がのびのびとしているのだろうか、おおらかなんだろうか、今よりも決して便利な世の中じゃなかった。何でも手に入るような時代じゃなかった。それなのに。

安部朱美創作人形作品集なごみ04
安部朱美創作人形作品集なごみ05

 今から思えば、貧しい時代でもあった。パソコンもスマホもなかった。せいぜい「もしもし」の黒電話。でも、ついつい思うのは、モノが富むと心が貧しくなるのだろうか、ということ。

安部朱美創作人形作品集なごみ06
安部朱美創作人形作品集なごみ07
安部朱美創作人形作品集なごみ08

 巻末の安部さんの言葉も心に染み入る。
《昨今の社会情勢、親子間の殺伐とした事件等に想いを馳せた時、昭和にヒントが詰まっていた…/ゆっくり流れる時間、心の触れ合い、他人への思いやり、弱き者への優しさ、近所同士の結びつきが昭和には確かにあった。/子どもたちも、遊びの中で学ぶことは多く、悔しい思い、小さな挫折も繰り返しながら我慢する心を養い、たくましく育っていたと思います。》
 そして、「失われた過去へのノスタルジー」ではないと述べる。安部さんは「温かで豊かな心が息づいていた昭和という一つの時代を明日のために」という気持ちで人形に語らせんとしているのだ。


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AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30ありがとうございました

 先週半ばの水曜日(4月17日)は、AMI-REN(AMIの練習)の日でした。そして、この日は、「AMI-REN気まぐれライブ配信」の第30回を午前の10時から行いました。この「AMI-REN気まぐれライブ配信」シリーズは、Facebookのみです。悪しからずご了承くださいませ。
 センターで集合して、この日は、いつものボランティア室で。
 そして、10時ちょい前にライブ配信。
 基本、その日練習する楽曲の中から1曲チョイスですが、もうすぐ子どもの日。なので、端午の節句にちなんだ楽曲を2曲、メドレーのスコアを作ったのです(このことは、ブログ記事「端午の節句にちなんだ曲をスコア化」をご覧ください)。ということで、この日は、「せいくらべ~こいのぼり」。



 この日の朝は、「今日、『こいのぼり』、演奏するよ~。みんなも、5月5日には、お空で泳いでねえ」を言いたくて。鯉と戯れました。

AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-01 AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-02

 ライブ配信の準備中、思い出したので、タブレットをネット接続した後、ちょっとした嬉しいニュース、みっちゃんに教えてあげました。

AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-03 AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30-04

 富士サファリパークから東山にオスのライオン、レグルスくんが来るんです。
 ただ、ちょっと心配なのは、いまいるルナさんが今年7月で16歳。それに対し、レグルスくんは今年6月で2歳。
「この歳の差は、大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。昔、ドラマで岩下志麻と名子役だった坂上忍だって凄い歳の差」
「知らんなあ」
 気になったので、後で調べてみたら、1985年の『魔の刻』じゃないかな。禁断の関係に陥った母子の葛藤を描く作品で、岩下志麻と坂上忍の濡れ場シーンが話題になったそうな。当時、岩下志麻は41歳、坂上忍は17歳。すげっ。
 脱線しました。

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 さて、ライブ配信は、前々々々々々々々々々々々々々々々々々回の第11回におけるFacebookの《不正使用を防ぐため、Facebookでの本機能の利用が一時的に制限されています。しばらくしてからもう一度お試しください。》という不祥事もなく、無事に執り行うことができました。これ、いつまで書くの、思われるでしょうが、Facebookの私に対する不祥事に対して何の「ごめんなさい」も「失礼しました」もないので書き続けております。Facebookは創業のマークの友達作りで雲の上の人になれたので、雲の下の人はどうでも良くなっております。
 そんなFacebookでも、相変わらず利用しています。なんで毎回、同じことを書いているかと言いますれば、Facebook運営者に「あんたらの雲の上は嫌いだけど必要悪で使ってるんだよ」それが言いたいのですねえ。

 ライブ配信後、少し練習して、お昼飯。いつものミヨジャのフードコート、ではありません。この日は、午後から日進リハビリデイサービスセンターいち和でのボランティア演奏。
 ということで、お昼飯は、その会場近くの、いつものサイゼリヤ。
 ただし、いつものハンバーグランチは、牛肉100%と銘打って100円値上げの600円。しかも、以前は付いてたサラダが付かない。なので、この日は、パスタ。パスタは以前通り。サラダもスープも付いて、500円。ということで、二人とも、ほうれん草とパンチェッタのスパゲティ。

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 まずは、スープとサラダで、「いっただっきまーす」。

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「このサラダが、ハンバーグには付かないこと、今いるお客さんのどれくらいの人が知らなんだかなあ。手をあげて」
「ちょちょっと、声大きいよ」
 メインが来たので、もう一度、「いっただっきまーす」。

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「あのね、ネットで、サイゼリヤランチ調べてたら、埼玉地区だけ、玉子が付くんだよ」
「ほんと?」
「こういう地域格差こそ、真の差別じゃないかな。論文にしよかな」
「……」
「それと、ガストも、ここいらのランチと違って、九州方面は安いんよ。この地域格差も真の差別」
「……」
「あと、論文にしたいのは、FacebookやインスタなんかのSNSって、ニンゲン動物園じゃないかな。みんなに観られたくて、動物園の檻に入る、そんな檻がSNS」
「なるほど」
「でも、論文書いて、どこに発表する? あは、Facebookか」
「みんなに袋叩きにされるよ」
「だね」
 美味しく頂きました。ごちそ~さま~。
 ちょっと時間があったので、食後、メニューたてにあった間違い探し、やりました。10か所、見つけたよ~。というのも、予め、ホームページに間違い探しの答えが載ってたのを見てたのでねえ。なあんだ。
 さあ、演奏に向かいます。午後からの演奏についてのブログ記事は、明日UPしますねえ。


AMI-REN気まぐれライブ配信vol.30 posted by (C)shisyun

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生誕100年記念『安部氏は語る』再録

 かつてHPに「笑月流公房倶楽部」というサイトを立ち上げていて、今は閉鎖してるんですが、安部公房生誕100年を記念して、その中の『安部公房のポスタリゼーション』を、ここに再録します。以前UPした「生誕100年記念『安部ッ句「棒」考』再録」「生誕100年記念『安部公房作品体系図』再録」「生誕100年記念『安部公房のポスタリゼーション』再録」「生誕100年記念『安部公房と私』再録」「生誕100年記念『私は安部公房スタジオ会員だった』再録」「生誕100年記念『オマージュ「棒のエチュード」』再録」「生誕100年記念『笑月流一千一句拾遺集』再録」「生誕100年記念 『笑月流Abe-ism』再録」「生誕100年記念『安部公房解読書』再録」の第10弾。

 執筆中の書きおろし小説『密会』について語っています。


 アメリカ公演が成功した『友達』について語っています。


 これは、本人が語っているものではありませんが、安部公房スタジオ『仔象は死んだ』についての記事です。



 以上、2003‎年‎9‎月


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デイサービスきほく2024年4月ありがとうございました

 先週初めの火曜日(4月16日)の午前、AMIは、ギターデュオによるボランティア演奏を、みよし市社会福祉協議会地域活動支援センターで行ってきましたよ。このことは、昨日のブログ記事「みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日ありがとうございました」をご覧ください。
 そして、この日はダブルヘッダー。午後は、常滑市のデイサービスきほくでした。なので、豊明から23号~302号を経由して西知多産業道路をひた走り、いつもの新舞子の牛丼屋さんでお昼飯。50円引きケータイクーポンがあったし。
 注文したのは、ヤンニョムチーズ牛丼ではなく、いつもの牛丼並。
「あああああ"」
「どしたの」
「牛丼、値上げしてるう」
「うそ」
「ほんと」
「どする。前のメニューくださいって言う?」
「タッチパネルだから、無理でしょ」
 そうなんです。400円が430円に! 新しい年度をきっかけに、あちこちで不穏な動きがあると思ったら、ここにも。

みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日08 みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日09

 ま、気を取り直して「いっただっきまーす」
「CMのキャラ、やめれば、価格維持できたんじゃないかな」と、全然気を取り直していない。
「さとみちゃん、またドラマ復帰したよ」
「え? 何してた」
「子育て」

みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日10 みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日11 みよし市地域活動支援センターでギターデュオ2024年4月16日12

 そんなわけで、50円引きなので、350円じゃなく、380円!ケ!
 ごちそ~さま~。
 少々時間があったので、しまむらで窓買い(ウインドウショッピングのことだよ)。
 さあ、時間です。会場入り。
 まず、記念撮影を先に。この日は4月16日。今回は、私が4月の「4」、みっちゃんが16日の「1」と「6」です。これ、いつまで続くのやら。

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 そして、恒例のテーマ曲。

(^^♪ アミムメモのうた(AMIテーマソング、ロングヴァージョン)

 演奏後、「アミ」を何回言ってるか、またまた問題出しましたよ。三択問題です。1番の5回は誤解で正解。はい、2番の45回、大正解。でも、3番の365日にも、大勢の方が手をあげて。毎晩みっちゃん歯ぎしりで「あみあみ」唱えている私生活を皆さんよくご存じなんだあ。それと、7番の0回ですが、私は寝言で「あみあみ」を唱えたことはありません。なので0回。

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 それから、春のプログラム。春にちなんだ童謡唱歌です。

(^^♪ 早春賦
(^^♪ おぼろ月夜
(^^♪ 花



(^^♪ みかんの花咲く丘

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 はい。そして、手遊びですよ。「さいた さいた」の手遊び。

(^^♪ チューリップ

 チューリップが鳴いたり怒ったり、笑ったりしました。そんな馬鹿な。

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 さあ、後半です。新美南吉さんの詩に曲を付けた南吉童謡を聴いて頂きました。

(^^♪ 5月の太陽(南吉童謡)



 南吉記念館さんで、5月3日~5日のイベント「正八ちゃんの端午の節句」でAMIは5月5日の子どもの日に10時と13時に演奏することをご案内しました。

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デイサービスきほく2024年4月13 デイサービスきほく2024年4月14

 それから懐メロ、歌謡曲です。木曜日なのに木曜曲でなく歌謡曲です。

(^^♪ バラが咲いた
(^^♪ 旅の夜風
(^^♪ 北国の春
(^^♪ 高原列車は行く

デイサービスきほく2024年4月15 デイサービスきほく2024年4月16
デイサービスきほく2024年4月17 デイサービスきほく2024年4月18

 以上でしたが、アンコール頂戴しましたよ。

(^^♪ バラが咲いた(アンコール)

デイサービスきほく2024年4月19 デイサービスきほく2024年4月20
デイサービスきほく2024年4月21 デイサービスきほく2024年4月22

 はい、皆さん最初から最後まで、高らかな歌声で、元気いっぱいでしたね。本当にありがとうございました。うちらが元気を頂きました。
 そして、帰りには、またまたお土産を頂きました。ありがと~。
 次回は、5月23日(木)です。その後は、6月17日(月)、7月16日(火)、8月8日(木)、9月17日(火)、10月4日(金)。よろしくお願いします。


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安部公房生誕100年記念『安部公房解読書』再録

 かつてHPに「笑月流公房倶楽部」というサイトを立ち上げていて、今は閉鎖してるんですが、安部公房生誕100年を記念して、その中の『安部公房のポスタリゼーション』を、ここに再録します。以前UPした「生誕100年記念『安部ッ句「棒」考』再録」「生誕100年記念『安部公房作品体系図』再録」「生誕100年記念『安部公房のポスタリゼーション』再録」「生誕100年記念『安部公房と私』再録」「生誕100年記念『私は安部公房スタジオ会員だった』再録」「生誕100年記念『オマージュ「棒のエチュード」』再録」「生誕100年記念『笑月流一千一句拾遺集』再録」「生誕100年記念 『笑月流Abe-ism』再録」の第9弾。


安部公房解読書
~安部公房を卒論に選ぶなら、これを読んでみたら~


 基本的には、「安部公房論」とか「安部作品論」などというものは読まんでよろし。 作品をひたすら読めばいいのであって、他の人が何を言おうが、どう捉えようが、 そんなことに惑わされず、作品から受ける肥やしで充分。 むしろ、彼を論ずるエッセイや評論を読んで、いくら愛の眼鏡でも色眼鏡を通して見るようになってはいかんよ。 どんなに安部氏を熟知している方の論説よりも、自分が作品から受ける印象や衝撃を大事にする、 それを安部氏も一番望んでいた気がする。
 とはいえ、大学生諸君が、どうしても好きな作家はやりたいが、それなりに教授にも受ける文章を書かねばならない、 そういうジレンマにあるだろう卒業のための難関、卒論でそれなりの安部公房論をぶたねばならないのであれば、 以下に紹介するテキストは、参考になるかもしれないので紹介しておく。


『安部公房論』

 こういう言い方をすると、えらく反論をされる方もいらっしゃるかもしれないが、 安部公房の作品、そして作家安部公房という人を紐解くに、この高野斗志美氏の著書は、 バイブル的な存在といえる。 「物自体」「変形」そして「本質」と、安部氏の作品の闇の部分に光を当ててくれている。 おかしな言い方をすれば、もし安部公房自身がこの著書を読んでいたら、 自分自身でも気がつかなかった自らの作品の闇の底に流れる思想的なものを この著書によって「なるほど」などと、頷いていたかもしれない。


『疎外の構図』

 著者のウイリアム・カリーは、安部公房、ベケット、カフカの三人を、メタファーをモチーフに 比較論的に探っている、なかなか興味深い視点の書物である。 よく安部公房を日本のカフカと書かれた重箱に収めたがる方々が多いように思われるが、 そういう観点で捉えてみたいと思う人には一読の価値がある。 また、『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』という一連の長編を「疎外」という角度で紐解くにも、この本は参考になる。


『持続する志』

 大江健三郎は、このエッセイ集の中に、安部公房に関するユニークな記述をしている。 『安部公房その世界・その劇場・その案内』と題するエッセイ。 「安部公房世界」「安部公房劇場」「安部公房案内」の3つの構成からなり、「世界」「劇場」では安部氏の戯曲を中心に、 「案内」では安部氏の作品全体について語っている。 面白いのが、「劇場」で、それ自体が台本風というか、二人の対話というか、安部公房の劇を見た後の感想を言いあう形式で綴られている。


『都市への回路』

「書くことには集中があり、対話には挑発があり、談話には自由がある」という安部氏による「あとがき」がある。この本は、長時間インタビューによって作られたもので、 その集中と挑発と自由の3つの要素が兼ね備えられた、しかも『密会』をはじめとした安部公房の作品を彼自身が自由に語っている点が面白い。 「弱者への愛には、いつも殺意がこめられている」というくだりの真意には興味がそそられる。 また、この本には、フォトグラファー安部としての作品も多く掲載されていて、その写真群を紐解くのも有意義かもしれない。


『名古屋恋愛物語』

 いや、これは安部公房の評論が掲載されているわけではなく、宮城谷昌光をはじめとする 七人の小説集であるのだが、その中に安部氏の作品にも同じタイトルのものがある『空中楼閣』と題する小説が掲載されている。 この小説にはリルケの詩からインスパイヤされたところ多くあり、リルケからかなり影響を受けたといわれる安部氏との接点が見出せるかもしれない、 そんなことあるかな、という代物である。

 以上、2003‎年‎9‎月


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