皆さんこんにちは〜♪

この夏に経験したTwitter炎上事件から学んだ事。
ものすごーーーく重要な事が言語化出来たので、シリーズにまとめています。

争わない伝え方 Vol.1- 「沈黙は金」
の続きです。

 

炎上やネット上のトラブルに関わらず、
自分の想いが伝わらないな・・・と思う時。
反射的に言葉にするのではなく、一旦黙ろう。
では、どうすれば「黙って考える」事が効果的にできるだろう?

 

 

前回の「沈黙は金」。

この「黙る」事は、簡単なようでいて、SNSの中ではなかなか難しい事です。

傷つく言葉を投げられると反論したくなるし、弱音を吐きたくもなる。
誰かを責めるような独り言だって漏らしたくもなります。

それは「繋がりたい」「理解されたい」という基本的な欲求がある以上、自然な事。

でも、SNSでの軽はずみな発言は本人の意図とは関係ないスピードで自分のツイートが拡散されてしまう可能性がある。

特にTwitterはほんっとーーーーうに慎重にした方がいい。

わかっているけど難しいので、今回の炎上対応では慎重な対応を進めるために昨年からやり始めた「ノートに書く」事にしました

 

「バレットジャーナル」というノート術を

知って使い始めたロイヒトトゥルムのノート。
最初は「綺麗に書こう」を意識していましたが、

今はとにかく「頭の中全部出し」「気になった事全部出し」

を最優先に、「綺麗に書く」は後回し。

 

白状すると、私は去年までもっぱらPC入力派で、「紙に書く」のは何かを覚えないといけない時や書き殴りたい時など、ごく限られた時だけでした。

「手書きノートは検索性がないし、極力全部オンラインに移行すべし」ぐらいに考えていたので、書くとしても「ノート」ではなくA4用紙の束。
そして、書いた後には捨てていました。

でも昨年、ちょうどこのブログを立ち上げ「伝える事」に取り組んでいこうと決めて、やり始めたのが「ノートに書く」という事でした。

そのきっかけになったのが前田祐二さんの「メモの魔力」を始め、バレットジャーナルや夢を実現するノート術系の書籍です。

 

 

 

 

 

あえて「ノートに書く」を試してみようと思った理由は、

 

「ビジネスに限らず、僕から生まれるほぼすべてのアイデアは、普段無意識に通り過ぎてしまいそうな事に目を向けて、逃げずにそれらを『言語化』する事で生まれています」という前田さんの言葉に説得力があったからです。

 

「書く事で事実と感情・思考を整理し、思考を深め、行動に繋げる
右脳で感じた事を左脳で分析・論理展開し、言語化する」


という能力は仕事でもプライベートでも役立ちますし、「書いて記録に残す」というのも経験の蓄積と再利用性の面からも効果かがありそうでした。

 

実際、私もノートを書き始めて半年ほどですが、モヤモヤした思考を整理しているうちに図解が浮かんで答えが出たり、わかりやすく伝える「言語化」も少しづつ上達した気がしています。

 

 

 

私のやり方はとても簡単。
何かモヤモヤする事や感情の整理でノートを書く時には、だいたい次のようなステップで整理しています。

 

具体的には、まずはその時頭の中を流れている言葉をそのまま書きます。

例えば今回のケースなら、

 

「なんでやねん!!!
アメリカの死亡事故は全然違う別物やんか!!
赤ちゃん用の、琥珀のネックレスやし、そもそもつけたまま寝かせてOKなわけないし!!!
うちのママネックレスとは全く無関係やん!!!
なんでうちのネックレスの写真が『アメリカで死亡事故も起きてるのに』ってコメントと一緒に拡散されてんねん!!」

 

という頭の中の言葉を、一旦そのまま感情にまかせて書いてみる。

すると頭の中の罵詈雑言に書くスピードが追いつかず、ちょっとづつ頭が落ち着いてきます。

そこで一旦書いた内容を見返して「事実」と「感情や思考」に分けてみます。

 

上の文章だと
アメリカの死亡事故は全然違う別物
うちのママネックレスは全く無関係
が事実。

 

あとは全て私の怒りの感情と思考。

書いてみると、頭の中で渦巻いてる言葉に「事実」は意外と少なくて、大部分は「心の声」という感情や思考だと言う事に気付きます。

 

そうしたら、次はピックアップした事実を「自分にとって根本的な問題は何か」という目で見てみます。

 

 

この場合は、

(警告ブログの中で)死亡事故が起きた商品が正しく伝えられていない事」と
誤解に基づいて『シリコン歯固めは危険』という情報が拡散している事」 

二つが私にとって解決しなければいけない「問題」でした。

と言う事は、私が取るべき具体的な「解決策」は
 「誤解を解くために説明する事」
 「元になった記事を訂正してもらう事」

ここで、この「解決策」をちゃんと明確にしたのが良かった。

 

なぜなら、頭の中で「Sonrisaのじゃないのに!!!」という感情に振り回されていると、「誤解を解かなきゃ!!!」という焦りや「訂正しろ!!!」という相手への怒りだけが増長して、「問題を解決する」という目的を忘れて、相手を責める事ばかりにエネルギーが向かってしまうからです。


ノートに書くと、その「相手を責める」事にエネルギーを向ける行為がどれだけ的外れなのかが俯瞰して見えるので、「責めるのではなく、どうすれば誤解が解け、記事を訂正してもらえるかを考えねば・・・」という方向に思考を切り替えられます。

 

「事実」を切り分けてフォーカスする事で、頭がだいぶ落ち着きますよ。

 

 

「問題」と「解決策」が見えたら、あとは具体的な行動に落とし込むだけ。

その結果、こちらのブログ記事ブログの著者さんに記事の訂正をお願いするという行動につながりました。

ただ、

  • ブログ記事を書く時、何に配慮したか。
  • 狙った効果が得られなかった時に、追加で何を行ったか。
  • ブログ記事修正に至る交渉のプロセスと、配慮した事は何か。


という具体的な内容については、相手があるためブログで書けないのです。
(万が一ご迷惑をおかけしてはいけないので)

そのためこちらはシェア会にてお話しいたしますので、
トラブル対処法として関心のある方はWordPressのブログよりお申し込み下さい。

 


日時:11月2日(土) 13時半 – 15時半  
場所:新大阪駅近辺(ご案内時にお伝えします)
会費:¥3,000円 (税込)(当日現金にてお支払い下さい。)
 
【内容】
 1.Twitter炎上の概要
 2.具体的な対処内容 
  (事実確認 / 問題の明確化 / 対処法の決定 / 実行 / 検証と再対応 / 最終結果)
3. NVCのプロセスから見た対処法のよかった点・悪かった点
 4. 渦中のメンタルコントロール法
 5. 家族・仕事への影響などのぶっちゃけ裏話

※上記内容をベースに内容を組み立てていますので追加・変更の可能性がございます。

 

お申し込みはWordPressのブログよりお願い致します。