提督は敵海域に侵攻した。拿捕された味方の艦娘を奪還するためだった。

    しかし奮闘むなしく敵の手に落ちてしまう。

    虜囚の身となった彼には想像を絶する過酷な運命が待ち受けていた。

    変成生物の体内に取り込まれた彼の肉体は今や一個の生体エンジンに成り果て、大破したかつての艦娘と融合、一体化した。

   転生。新たな深海棲艦の誕生である。






   こんにちは、オオノジョウです。

   「艦隊これくしょん-艦これ-」に登場する敵「深海棲艦」を自作するシリーズ第三弾。ついに完成です❗❗

   今回のお題は、水上バイクに乗ったかのようなフォルムが特徴の「雷巡チ級」のスクラッチビルド。





   資料は毎度おなじみ公式イラスト1枚。見えない部分は想像力を駆使して立体化❗例によってビーダマ発射機能はマストです。(ビーダマン普及委員会なので)





   数ある深海棲艦の中からどれを作るかについては自分なりのルールがあります。

   それはビーダマ発射口を無理なく組み込めるデザインであるということです。

   そういう意味で今回の雷巡チ級はビーダマン改造フィギュアに正にうってつけでした。

   強いて難をいえば、これまでに作った輸送ワ級、潜水ヨ級に比べて今一つ淫靡さといいましょうか、本能に訴えかける魅力といったものに欠けるように感じるところがあるのです。(個人の感想です。)

   しかしこれも悪魔的閃きにより元デザインを改変して解決❗一気に製作意欲が高まった次第です(//▽//)

   そう、今回も雷巡チ級をベースに装備改変、ビーダマ発射機能を加えた深海棲艦。名付けて……





重雷装巡洋艦 雷巡チ級 改二❗❗

   ビーダマン普及委員会的にはビー娘(びーむす)の敵役ってことで……






ビーダ魔女 ヴァルキュリア❗❗





   着手から1年2ヶ月…製作期間、さすがに長すぎですね。途中、右腕骨折というアクシデントはありましたが、それにしてもと思います😅

   何はともあれ、ご覧ください✴




   本体に取り付けたディテールアップの為のパーツ群。

   元デザインの内、オートバイから着想を得たと思われるティアドロップ型エアクリーナーカバーやマフラーを模したようなパーツ。

   元デザインでは歯ともケーブルとも見立てることができる部分に1ヶ所サスペンションのつもりでスプリングを(左右で2本)取り付けました。金属パーツの使用は精密度が増すので気に入っています。






    シールドの裏側にハンドルがあってそれを右手で掴んでいるということにしました。

    右腕はマシンと融合しているという選択肢もありましたがバイクっぽいパーツ群に引き寄せられてこのようになりました。

    深娘(しんむす)は膝から下が無く、生体マシンと一体化しています。







   ビーダマは2発同時発射可能です。

   バンパーなのかセンサーなのか。ビーダマ発射口の左右にある牙とも触覚とも思えるパーツはボールジョイントにより可動。





   動力パイプとかエネルギーチューブとか、そんな雰囲気のパーツです。

   この部分の表現、元デザインが曖昧なので、想像力フル回転。






   元イラストでは見えない部分である為、最も自由度が高く、同時に本作の外観上の特徴でもあるシート(元提督)部分。






   フェティシズム全開ではありますが、健康的な肉体の持つ魅力という、深海棲艦とは真逆の価値観も盛り込めるように意識して造形しました。





   過去作の輸送ワ級、潜水ヨ級と並べて。

    また一つ、欲しかったフィギュアが手に入ったわけです。しかも全てビーダマ発射可能。最高です。






   というわけで雷巡チ級でした。一区切りではありますが、まだ作り足りない気もしています。この勢いで次、行きたいと思います。








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