Diabetic Cat and Alcoholic Cat

糖尿病猫みぬ(2017年6月30日没)をはじめとする、アメリカに暮らす猫たちの日常の記録です。

ハルの肛門嚢絞り(家編)

2020-09-26 13:36:43 | 猫たちの近況
5月に一度肛門嚢を絞ってもらったハル
それからしばらく肛門嚢トラブルはなかったけど、また最近になって、トイレ以外の所であのくっさ~い液体を排泄するように…。

その度わざわざ車で20-30分ほどかかるキャットホスピタルに連れて行くのも可哀想だし、家で何とかできないものか…と思って探していたら、
移動ペットケアサービスでやってくれそうなところを見つけました。

まずは、テキストで、移動ペットケアサービスのEさんと以下のようなやり取りをしました。

まま:猫の肛門嚢絞りをお願いしたいと考えております。
Eさん:まずご理解いただきたいのですが、触られたり知らない人と会ったりするのが苦手な子だと、肛門の筋肉がリラックスできず、絞れないこともあります。
まま:うちの子は知らない人は苦手ですけど、でも数か月前に動物病院で絞ってもらいました。
Eさん:でも、現場は見ていないのですよね?動物病院はウソをついているかもしれませんよ。
まま:その前まで度々肛門嚢の分泌物をトイレ以外の所で出していたのですが、病院に行った後は解決したので、ちゃんと絞れたのではないかと思います。
Eさん:猫ちゃんはいくつですか?食べ物をヘルシーなものに変えると解決することもありますよ。ドライフードなら野菜も混ぜてみてください。
まま:猫は2歳で、あと一か月で3歳になります。野菜としては、パンプキンピューレでもよいのでしょうか?
Eさん:去勢はしていますか?
まま:しています。

こんなやり取りをしつつ、今日(金曜日)の夕方にEさんに来ていただくことになりました。

まずは、Eさんが到着する前にハルを捕獲して、Cat-in-the-Bagに入れることに。
Cat-in-the-Bagとは、丈夫な布でできた袋状のキャリーケースで、以前によくゾロの通院に使っていたものです。
そろそろ捕まえなきゃ…と思っていた時に、丁度ベッドルームから出てきて、ままのお膝で甘えるハル。
なんだか可哀想だったけど、しっかり抱きかかえて、予めCat-in-the-Bagを置いておいたバスルームに直行。
そして、ドアを閉めて逃げられないようにし、ハルをCat-in-the-Bagに入れることに成功!



しばらくして、予定の時間の数分前にEさんから電話がかかってきました。
かなり訛りの強い英語を話す女性…。
なるほど、テキストで「動物病院はウソをついているかもしれませんよ」というメッセージを送ってきたときは、ちょっとそれは言い過ぎじゃないか?と思ったけど、
英語が第二外国語なら言葉の選び方がちょっと違うのもアリか…。

みぬまま家は集合住宅なので、Eさんが見つけやすいよう、外に出て到着を待つことに。

やがて、Eさんの運転するSUVが到着!
駐車すると、EさんはSUVのトランクからアシスタントの男性と一緒に大きなツールボックスとテーブルを取り出しました。
Eさんもアシスタントの男性もアジア系だけど、Eさんはそれなりに英語を話せるのに対し、アシスタントの男性は英語は話さない様子。
とりあえず、アシスタントの男性が外で荷物を運んでいる間、Eさんにみぬまま家に入ってもらうことに。
Cat-in-the-Bagに入れられたまま待っているハルを見ると、中で怯えてお漏らししていました。

ハルが逃げ出さないよう、施術はバスルームの中で行うことになりました。
Eさんと助手の男性がテーブルをセットしている間、ハルをなだめる私みぬまま。

お二人はエプロンを着用し、アシスタントの男性は分厚い革手袋、Eさんはビニールの手袋を着用して、準備完了!
お漏らしで湿ったCat-in-the-Bagごとハルを抱えて、ままもバスルームへ。

まずは、ハルをリラックスさせるため、Eさんがハルを優しくブラッシング。
Cat-in-the-Bagに入れられた直後は嫌がってもがいていたハルも、怯えて固まっていたのか、それともブラッシングのお陰か、大人しくなりました。
そして、いよいよ、肛門嚢絞りの施術開始!

Eさんがハルの肛門嚢をつまむと、透明の液体がピュッと勢いよく吹き出しました。
しかし、もっとドロドロしたものがにゅるにゅると出るのかと思ったら、「え?これだけ?」と、ちょっと拍子抜け。
何回か絞ってみたけど、それ以上は出てくる気配はなし。
Eさん曰く、「この分泌物の状態なら健康で問題ない」とのこと。
そして、Eさんはバリカンを取り出し、ハルの肛門の周りの毛を刈り、
毛が多くてわかりにくかったから毛を刈りましたけど、肛門嚢に分泌物が溜まると、肛門の周りが盛り上がってくるのでわかりますよ。今はフラットだから、大丈夫です。今後見てみて、盛り上がってくるようなことがあればまた連絡してくださいね。
と言って、ハルのお尻の周辺を見せてくれました。

数日前から度々トイレの外に茶色いどろっとした分泌物を排泄していたことを話すと、
Eさん曰く、
今度そういうことがあったら、その写真を送ってください
とのこと。

また、テキストでのやり取りの際に、Eさんが食事に野菜を混ぜることを提案していたので、それについて詳しく訊いてみると、
ペット用のパンプキンピューレでもいいし、猫が好んで食べるなら生の野菜や果物を小さく刻んで混ぜてもいいとのこと。
野菜や果物は猫本来の食べ物ではないと思うけど、肛門嚢や便秘の問題が起きたときには、少し繊維質もあげた方がいいのかな?

結局肛門嚢の液はちょっとしか出なかったので、これで解決したかどうかはわからないけど、
調べていたら、パンプキンやその他の繊維質の他、ホメオパシーの「シリカ」が肛門嚢のトラブルに効くとの情報が…。
A HOME REMEDY FOR ANAL SACS IN CATS
試してみようかな?

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちーオス君飼育者)
2020-09-27 22:37:41
ハルちゃん肛門嚢絞りお疲れ様でした🎵
施術されたEさんとても慣れてらせて、また健康に異常ないとのこと安心でハルちゃんもスッキリしたことでしょうね🎵
こちら日本は夏場8月9月半上旬まで毎日35度以上の記録的猛暑でしたが、やっと秋らしくなりました🎵
新型コロナ感染も東京で毎日100人台で安定して収束はしませんね、職場、街中、など密にだいぶ戻りましたね、経済活動に国が力入れてますね🎵
日本は晩秋から冬場がインフルエンザとも相まって正しい意味での第二波が来ると予測する人大いにですね🎵

砂猫赤ちゃん
//youtu.be/tCn2gjbVQNA
//youtu.be/dnzSIM47BF4
Unknown (みぬまま)
2020-09-28 08:01:02
>ちーオス君飼育者様

いつも可愛い動画のリンクをありがとうございます。
スナネコちゃんのお母さん、何故育児放棄してしまったのでしょうね?
でも、飼育係のお姉さんのお陰で元気に育っているようでよかったですね。
環境変化に敏感なところも、イエネコそっくりです。

コメントを投稿