【清水】今季初の完封負けで開幕3連敗

試合結果

J1 第3節 2020.07.08(水)
18:00 キックオフ
試合会場:ヤンマースタジアム長居

C大阪
(6)
0 前半 0 清水
(0)
2 後半 0
2 合計 0

※チーム名の下の括弧数字は試合終了後の勝点

得点者

C大阪 清水
71′ 奥埜博亮
85′ 片山瑛一

【試合概要】

前節・名古屋戦では先制したものの、前半残り15分の間に立て続けに失点し、
逆転負けを喫した清水エスパルス。

今節も4-3-3(4-2-1-3)という布陣で望んだ。

FW:西澤健太、ティーラシン・デーンダー、ジュニオール・ドゥトラ
MF:竹内涼、鈴木唯人、岡崎慎
DF:金井貢史、ファンソッコ、ヴァウド、六平光成
GK:梅田透吾

FW陣は総入れ替え、DFも金井とヴァウドが前節に引き続きのスタメンで
同じフォーメーションでもメンバーは半分近く入れ替わった。果たして開幕2連勝を果たしているセレッソ大阪相手にどこまで通用するか。

まず良い形を作ったのはセレッソ。前半8分、右からのボールを中央の奥埜がダイレクトでシュート。これはゴールの左に逸れていったが危ない場面であった。

清水は35分、右からのふわっとあがったボールをドゥトラがヘディング。しかしこれはゴールのクロスバーの上方を超えていった。

両チーム得点なく後半へ。

56分、鈴木唯人からのパスを受けた西澤健太が強烈なシュートを放つが、ゴールポスト左へ逸れていった。

62分、左サイドからパスを受けた柿谷曜一朗がDFを背負いながらヒールでながすと、丸橋祐介が右サイドへ折り返す。そこにフリーで走り込んできた松田陸が右足で強烈なシュート!しかしこれは清水DFが足に当てCKに逃げた。

そして70分、清水陣内でボールを受けた丸橋が持ち込み、良いタイミングでゴール前に張っていた奥埜博亮にスルーパス!奥埜はGK・梅田と1対1になったところを左足でゴールに蹴り込み、セレッソが1点を先制する。清水はDFラインの上がりが遅かった。

75分、清水は相手のボールをセレッソ陣内でカットし、このボールが西澤へ。西澤はゴール左側からシュートを放つが、これは枠を捉えられない。

85分、セレッソは清武弘嗣からのスルーパスが豊川雄太へ。しかしここはGK・梅田が飛び出して防ぐ。しかし、そのこぼれ球を片山瑛一が奪い、そのまま清水ゴールへシュート!これが決まって2-0と2点のリードを奪う。

そして試合はそのまま終了。2-0でセレッソが開幕3連勝を飾り、逆に清水は開幕3連敗と全く良いところがない試合だった。

まずディフェンス陣。ラインの上げ下げのタイミングが良くないので、簡単にスルーパスを許してしまう。サイドだけで無く、中央でもスルーパスを簡単に通してしまうので、これでは失点を防ぐのは難しいだろう。

次にオフェンス陣。良い形を作ることは出来るけれども、サイドからのかけ上がりが遅いので中央突破に頼りすぎ、ワンパターンになりがち。また、シュートの精度が低いので、枠を捉えることがあまりなく、相手にとってあまり脅威が無い。

クラモフスキー監督のやりたいサッカーが全く出来ていないどころか、清水の選手に合ってないような気がする。全体的に、90分、いや45分通して全力で走れるチームではないので、前半や後半の残り15分で既にバテており、オフェンスとディフェンスの間で相手に好きなように動かれている。勝てる戦術ではなさそうだ。

今季も降格争いからなかなか抜けられない戦いが続きそうだが、打開策はあるのだろうか。観戦された皆さま、お疲れ様でした。

次節(第4節)

日程:2020/07/12
試合開始:18:00
相手:G大阪(IAIスタジアム日本平)


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