情報のシャワーを浴びすぎると行動ができなくなる | マーケティング改善士大町俊輔が考えていること

マーケティング改善士大町俊輔が考えていること

マーケティング改善士大町俊輔が考えるビジネスを発展させる「改善」という考え方についてお伝えします。

●情報のシャワーを浴びすぎると行動ができなくなる

 

新型肺炎の感染者が世界規模で増え、パンデミック状態にあるなか、企業は社員に対してリモートワークや自宅待機の指示を出しています。

 

感染の拡大を防ぐためには、最高ではないけどベターな選択だと思いますが、私のような個人事業主は自宅待機をしていたら収入が激減して生活もままなりません。

 

普段オフィスにいる時間帯に自宅にいることは家族と過ごす時間が増えるので、嬉しいことだと思いますが、実はデメリットもたくさんあることを知っておいた方がいいです。

 

家に長くいることのデメリットは、次の2つです。

 

・テレビから無制限に情報が強制インプットされる

 

・ながらスマホの時間が増え、時間の浪費、お金の無駄遣いが増える

 

いま、テレビでは毎日、コロナウイルスの感染者が●●で何人増えました、●名が亡くなりました、など人の不安を煽るニュースがひっきりなしに放送されています。

 

ネットでも、トイレットペーパーが無くなる、白湯がウイルスを死滅させるなどの「デマ」が拡散され、世間がパニックに陥っています。

 

無料で大量の情報が手に入る時代になりましたが、大量の情報を選別する能力がないと、嘘の情報に振り回されるだけでなく、本当に必要なことまで見えなくなります。

 

特に、経済活動が鈍化して企業は減収減益が確実視されているかな、会社からの給料だけでは今の生活を維持することが難しくなることが予想されます。

 

というか、間違えなくできなくなります。

 

人は一度、大きくしてしまった生活を小さくすることは難しいですし、利便性を手放すことには抵抗が強くなります。

 

そこで、いったん立ち止まってよく考えてみてください。

 

いま、あなたがしなければいけないことはなんですか?

 

トイレットペーパーを買うために開店前から薬局に並ぶことですか?

 

感染を極端に恐れ、自宅でじっとしていることですか?

 

違うはずですよね。

 

物事を判断する時に、人は過去の経験といまある情報を元に判断をします。

 

いま、テレビやネットから無制限に流れてくる情報をみていたら、間違えなく判断を誤りますし、しなければならないことも「やらない」と間違った判断を下す可能性が高いです。

 

勇気を持って情報を遮断する、情報源を一時的に狭めるなどの対処をしないと、3ヶ月後、半年後、あなたは今より状況が悪くなっている可能性もあります。

 

わざと煽っているのではなく、これから起こりうる未来の話をしています。

 

薬やワクチンのない新型肺炎は怖いですが、手洗い、うがい、顔洗い、いつも以上の消毒とちゃんとご飯を食べて、しっかり睡眠を取れば恐ることはありません。

 

もうすぐ4月になり、新しいことをはじめたい気持ちが高まる季節です。

 

極端に恐るのではなく、今までと同じ日常を取り戻し、未来をよくするために行動を起こしましょう!