天然の檜と杉でできた折り紙に、山で拾った檜と杉を筆にして、「檜」と「杉」を書きました。
拾った山は、一昨日行った伊豆が岳。伊豆が岳の辺りに植林された檜と杉は、西川材と呼ばれ、江戸城築城に使われたそうです。
拾ってきた檜と杉の枝です。↓
どうしたら素材を生かした筆になるか、いろいろ試した結果、檜は枝、杉は葉の付け根を利用しました・
左が筆にした檜の枝です。下側の折れ目に少し切れ目を入れたら、墨が馴染みました。
右の杉の筆です。枝から分かれた葉の付け根をハサミで切って、鉛筆を持つように、5本束ねて墨を付けました。
書いた折り紙はコチラ↓
なんと偶然「西川材」でした。
5枚入りですが、どちらも1枚だけ一筆入魂しました。
上手く裏打ち出来たら、額装して、来月(3月18日~24日)、銀座中央ギャラリーで開催されるグループ展「山展(マウンテン)」に展示しようと思います。
在廊日など、詳細はまた後日
枝や葉を使っておもしろい線が出ましたね
来月はグループ展ですか。忙しくなりますね!
個展の「松」を書いた時のように、それぞれの素材で書きたいと思い、チャレンジしました。
グループ展は、小さいギャラリーなので、小作品をいくつか展示します。