香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

檜と杉に檜と杉で檜と杉を書く

2019年02月16日 13時55分38秒 | 山展

天然の檜と杉でできた折り紙に、山で拾った檜と杉を筆にして、「檜」と「杉」を書きました。

拾った山は、一昨日行った伊豆が岳。伊豆が岳の辺りに植林された檜と杉は、西川材と呼ばれ、江戸城築城に使われたそうです。

拾ってきた檜と杉の枝です。↓

どうしたら素材を生かした筆になるか、いろいろ試した結果、檜は枝、杉は葉の付け根を利用しました・

左が筆にした檜の枝です。下側の折れ目に少し切れ目を入れたら、墨が馴染みました。

右の杉の筆です。枝から分かれた葉の付け根をハサミで切って、鉛筆を持つように、5本束ねて墨を付けました。

書いた折り紙はコチラ↓

なんと偶然「西川材」でした。

5枚入りですが、どちらも1枚だけ一筆入魂しました。

上手く裏打ち出来たら、額装して、来月(3月18日~24日)、銀座中央ギャラリーで開催されるグループ展「山展(マウンテン)」に展示しようと思います。

在廊日など、詳細はまた後日


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2 コメント

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おもしろい線 (あひる)
2019-02-16 22:17:21
檜と杉の折り紙、そういうものがあるんですね

枝や葉を使っておもしろい線が出ましたね

来月はグループ展ですか。忙しくなりますね!

あひるさんへ (香彩)
2019-02-20 12:18:52
檜と杉の折り紙は、以前、旅行先のおみやげやさんで見つけました。
個展の「松」を書いた時のように、それぞれの素材で書きたいと思い、チャレンジしました。
グループ展は、小さいギャラリーなので、小作品をいくつか展示します。

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