本日は、講師をしている書道サークル。
来年2021年の年賀状の参考にいろいろ書いて、持っていきました。
見出し画像は、サークルの教室の黒板に貼ったものです。
年賀状は、昨日、思い立って慌てて制作しました。
まずは、皆様にお配りする資料作り。
コロナの影響で、シニア講座がお休みなので、資料作りは久しぶり。
来年は「うし年」なので、いろいろな書体の「丑」や「牛」の篆書体(金文)、干支の「辛丑」や賀詞を字書から集字して参考手本を作りました。
毎年作るので、賀詞は同じものを選ばないように気をつけました。
そして、この資料の文字を使った年賀状作り。
「丑」は、顔真卿の楷書と隷書を使いました。
隷書はこちら↓
黄土色に見えるのは、金色の筆ペンです。左下は、そのペンで富士山を書いて、集字した「迎春」を参考に書きました。
「丑」の楷書と「賀正」の集字はこちら↓
墨と落款だけでは寂しいので、百均の千代紙風折り紙を切って貼りました。
「謹賀新年」の集字を参考に書いたのはこちら↓
左側は、後から薄墨で金文の「牛」を書いてみました。
「寿」は、自宅にあった赤い紙を利用しました↓
右側は、トレーシングペーパーに書いた「寿」を赤い紙の裏に、貼ってはがせる糊でくっつけて、はさみとカッターで切り取って貼り付けました。
空間がありすぎたので、下に千代紙を貼りました。
金色の筆ペンを使っていたら、ひらがなの「うし」が閃いたので、こんな感じで書きました↓
右側は、千代紙の柄を切り取って貼りました。やはり本物の千代紙は重厚です。失敗が怖くてカットするのは勇気が入るので、百均ので、まず試してみたのは正解かも。
この千代紙は、立川の紙匠「雅」さんで見つけた折り紙サイズ(20枚入り)の1枚。印袴(印のキャップ)用に購入して、作ったのはこちら↓
2顆連結にしたのは、漢字用の姓名印と雅号印のセットです。
「寿」に使った千代紙でも印袴を作りました。その印は、また後日紹介させていただきます。
プライベート用の年賀状もそろそろ考えなくては。
どんなのにしようかなあ。
金色の筆ペン、使えますね~
どの年賀状ももらって嬉しい仕上がりです
さすが
袴も上手〜
さすがね
金色の富士山、何年か前にあひるさんにいただいた年賀状を参考にさせていただきました
ありがとうございます
千代紙選びの折には、お世話になりました
袴以外にもいろいろ活用できそうです