戦後レジームとの闘いはポスト安倍に続く | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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16日の午後から山梨の別荘での夏休みに入った安倍総理だが、近くの温泉施設に出かけた18日を除いて連日ゴルフを楽しんでいる。5月にトランプ大統領と首脳ゴルフをして以来久しぶりだからか、なんと5日で4回のハイペースである。

蓮舫氏がツイッターで北のミサイルに絡めて批判していたが、あれは想定内で政府として緊急対応が必要な出来事ではない。夏休みに何をしようが文句を言われるようなことではないし、大好きなゴルフで気分転換を図ることも長期政権の秘訣の一つなのだ。

とはいえ、安倍総理は今回の夏休みに内閣改造と自民党の役員人事という大きな宿題を抱えている。この夏休みは残り2年強となった長期政権の総仕上げのための体制をじっくり考える絶好の機会なのだ。

そこで、私も安倍総理になったつもりで改造人事を考えてみたい。

まず、前提として考えるべきは、残り2年強の任期中に「戦後レジームからの脱却」を完全に果たすことは難しいということだ。その象徴とも言うべき憲法改正などやり残したことはまだまだ多く、安倍総理後もこの闘いは続くのである。

スパイ防止法放送法改正NHK改革はまだだし、朝日新聞も毎日新聞もまだ潰れていない。憲法改正の他にこれらをクリアしなければ戦後レジームから脱却したとは言えないのだ。

総理も支持者も当初はこれほどの長期政権になるとは予想しなかったと思うが、戦後レジームから抜け出す闘いがこれほど困難で長引くとも思わなかった
マスコミをはじめ各界にはびこっている反対勢力の力は想像以上に強かったのである。

安保法制など一連の法整備で激しい抵抗を受けるたびに内閣支持率は低下し、朝日新聞が仕掛けたモリカケねつ造記事は政権を大きく揺さぶった。野党はマスコミと組んで国会を空転化させ憲法審査会の開催を拒んできた。

長期政権の間に戦後レジームをかなり弱らせることはできたが、何かきっかけがあれば暴れる力を残しているのである。となると2年で完全に息の根を止めることは難しく、誰かが安倍総理の路線を引き継ぎ、5年10年のスパンで取組み続ける必要がある。

だから、安倍4選でも時間は足りない次の政権での安倍総理の役割何年後かの再登場も含めた長期的な戦略が必要なのだ。そういう意味で、今度の改造人事はやり残したことを引き継ぐポスト安倍内閣を意識したものになると予想する。

とすれば、2年後の総裁候補は岸田政調会長か菅官房長官に絞られる
安倍総理になったつもりで考えると他の選択肢は思い浮かばないのである。
他のポスト安倍候補は「その次」か「そのまた次」だ。

岸田氏は幹事長への昇格を期待しているそうだが、安倍総理がもし岸田氏を後継にと本気で考えているのなら官房長官にするかもしれない。これまでの路線を引き継ぐことが後継の条件だから、官邸でしばらく一緒に働いてもらう必要がある。

一方、菅氏の場合、2年後に引く継ぐのなら外相や経産相のような海外と関わるポストを経験しておきたいところだ。しかし、いまのタイミングで河野外相や世耕経産相を代えることは考えにくい。となると、官房長官を続ける可能性が高いが、それ以外だとしたら幹事長だろう。

官邸を外から見ておくのもいいし、憲法改正は党の役割だからそれを進める意味でも適任だ。
二階幹事長には副総裁として睨みを効かせてもらえばいいのである。
では、2年後のポスト安倍候補が菅氏と岸田氏だとして、その次の候補は誰だろうか。

私には加藤勝信総務会長、西村康稔野上浩太郎両官房副長官や元官房副長官の萩生田光一幹事長代行が思い浮かぶ。これらの人達は今度の人事でも閣僚や党の重要ポストに就くと思うが、「その次の候補」になるのに官房長官の経験は必須と見る。

進次郎氏も成長次第でその次の可能性があるが、そのためには今回の人事で官房副長官か初入閣でもこなせそうな閣僚ポストを経験することが先決だろう。
彼は「その次の次」として育てるべき人材だ。

現在の第4次安倍改造内閣は麻生副総理、菅官房長官、河野外相、世耕経産相、茂木経済再生相と公明党の石井国交相を内閣の骨格として再任した。この中で官房長官だけが替わりそうというのが私の予測だが、逆に再入閣、初入閣の次の人たちは大幅に入れ替える

(再入閣)
 厚生労働   根本匠  (働き方改革)

(初入閣)
 総務     石田真敏 (マイナンバー制度)
 法務     山下貴司 
 文部科学   柴山昌彦 (教育再生)
 農林水産   吉川貴盛 
 環境     原田義昭 (原子力防災)
 防衛     岩屋毅  
 復興     渡辺博道 (福島原発事故再生)
 国家公安   山本順三 (国土強靭化・防災)
 一億総活躍  宮腰光寛 (行革・領土問題他)
 科学技術・IT 平井卓也
 地方創生   片山さつき(規制改革・女性活躍他)
 東京五輪   2019年4月11日から 鈴木俊一


ネットで評判の悪い岩屋防衛相だが、いま代えたら北朝鮮や韓国に間違ったメッセージを送りかねないから少しためらう。他にも頑張っている人もいるが、替わって困るほどではないから後2年の総仕上げとその後を睨んだ布陣に思い切って切り替えればいいと考える。

「次の次候補」の加藤勝信、西村康稔、野上浩太郎、萩生田光一氏の他、甘利明、小野寺五典の元閣僚や進次郎氏など候補者は大勢いる。
安倍総理がこれらの人をどのポストに就けるかで2年後の体制が見えてくると思う。

以上
 

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