マスコミが報じない進次郎氏のこと | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ

 

 

今日もあまり評判の良くない進次郎ネタですw

ネットでの小泉進次郎氏の評判は散々だが、政権入りしてからはマスコミの評判も低下気味だ。

話術は優れているが中身がないことをネットで揶揄され、これまで彼には好意的だった新聞までそれを取り上げて批判をしている。

安倍政権を後ろから撃たない進次郎など、もはや敵ということなのだろう。

ただ、話に具体性が乏しいとの指摘には頷けるところもあるが、「(政治家としての)実績ゼロ」との決めつけには賛同できない。

政治家に求められるのは何を話すかではなく結果だが、彼は決して実績ゼロではない

菅長官「今後の活躍を期待」 小泉進次郎氏の実績評価
産経 2019.8.9

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9日午前の記者会見で、10日発売の月刊誌「文芸春秋」で対談した自民党の小泉進次郎衆院議員の閣僚起用に前向きな見解を示したことについて「小泉氏は(党の)農林部会長として農政改革を取りまとめ、現在は厚生労働部会長として社会保障に関する諸問題を担当し、経験を積んできた」と評価した上で、「今後の活躍を期待している」と述べた。

(以下略)
https://www.sankei.com/politics/news/190809/plt1908090013-n1.html

進次郎氏が農林部会長として農業改革を主導したことは何度か書いたが、こういう大変なわりに地味な仕事ぶりはネットはあまり知られていない。彼を口先だけと批判するのに、口先だけで韓国や中国を小気味よく批判する政治家や識者を評価する人は多い

その進次郎氏が国連で外交デビューを果たし、英語でスピーチしたという。

小泉環境相が国連デビュー 英語で脱炭素化呼び掛け
共同 2019.9.23 

 小泉進次郎環境相は22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた環境関連会合でスピーチし、日本での「脱炭素社会」実現に向けた取り組みを紹介、各国政府に行動を呼び掛けた。就任後初の外遊で、この日が国連デビューとなった。

 東京都などが2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするとの目標を掲げているとした上で「都市の脱炭素化は重要だ」と強調。「私たちの都市、国、世界の脱炭素化を一緒に達成したい」と訴えた。

 スピーチは英語で実施。3分ほどで具体的な政策は含まれず、慎重な内容となった。小泉氏は会合後「自然体でできた」と振り返った。

 小泉氏は23日にはグテレス国連事務総長が呼び掛けた「気候行動サミット」に出席するほか、滞在中に各国の閣僚と会談する。

https://www.sanspo.com/geino/news/20190923/sot19092308060002-n1.html


具体的な政策を語らなかったこともネットでの批判の種になっているが、大臣としての外交デビューの舞台で思い切ったことを言う必要はない。しかも、たった3分という時間制限のある中だから、日本がリーダーシップを取っていくと力強く宣言しただけで十分だ。

ただ、その宣言を実現できるかどうかがこれから問われるのである。

彼は、前の登壇者らが制限時間を超えてスピーチを続けていたことを「日本は時間を守る」と即興のジョークにした。緊張してもおかしくない場面で、こんなことができるのは、若いころのアメリカ留学のおかげだろう。

彼は関東学院大学卒業後にコロンビア大学大学院で2年間ほど学び、修士号を取得している。その後、アメリカの民間シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)に非常勤研究員として1年間いたから、通算約3年ほど米国にいたことになる。

帰国後は父の秘書から政界入りしたから、社会経験は上記研究員生活の1年だけということになる。これは政治家としての弱点でもあるが、米国で外国人として暮らし、日本を外から見る機会を得たことは得難い経験でもあるだろう。

ところで、彼は今年5月に、かつての勤務先であるCSISのカンファレンスで30分に及ぶスピーチをしている。もちろん英語だ。
尚、その内容については、進次郎氏自身が自分のブログで紹介している。

(小泉進次郎オフィシャルブログより)
ワシントンでスピーチをしました。2019-05-04
https://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-12458948585.html

ユーチューブ
https://youtu.be/RG0J5lJuFEE

スピーチサマリー(日本語)
https://shinjiro.info/shinjiro_koizumi/wp-content/uploads/2019/05/190503_CSISseminar_j_summery.pdf

スピーチ(日本語)
https://shinjiro.info/shinjiro_koizumi/wp-content/uploads/2019/05/190503_CSISseminar_j.pdf


彼は、「私は日本の将来は明るいと思っています。それこそが本日私がここにいる理由です」と述べた後、次のように続けている。

本日は日本の未来について私がどう考えているかお話したいと思います。

日本はニューフロンティアに足を踏み入れんとしている。人口減少と人生100年という「ニューフロンティア」の時代において、日本が将来にわたって発展できるよう、22世紀を見据え、変革し続ける。

それこそが、本日私がお伝えしたい最も重要なメッセージです。

(上記スピーチより)ぜひ、全文を。

英語が苦手な自分が言うのもなんだが、決して素晴らしい発音とはいえない
しかし、話している内容は現状認識の面でも、目指す方向性でも違和感はない
というか、ここまでしっかり考えていたのかと驚くほどだ。

もちろん、ケチをつけようと思えばいくらでもあるのだろうが、「世界の中の日本」をしっかりと認識しているところがいい。
安倍総理のいう地球儀を俯瞰する視点を持っている

何より、前向きに課題に取り組もうとする姿勢がいいではないか。
時々ジョークを交えるなど、定評のある発信力は英語を使う場面でも発揮されたのである。

私は、この動画を視聴して、安倍総理の海外での演説と感じが似ていると思った。
安倍総理が、自身の手で演説原稿を何度も推敲し、本番に向けて何度も繰り返し練習することをご紹介したことがあるが、このスピーチにもそれを感じるのである。

同じように海外留学経験のある竹本特命相はIAEAでの韓国に対する反論を日本語でやったが、これでは言っていることが正しくても聴衆に伝わらないと批判を浴びている
十分な準備と練習をすれば彼にも可能だったと思うが、そうしなかったのだろう。

実は、進次郎氏のスピーチの内容を知るまでは、彼が外交や安全保障についてこれほどの認識を持っているとは知らなかった。
 

日本の抱える課題全てが関連しているという視点も持っている。
まだ、新米の閣僚ではあるが、すでに総理大臣の視点でものを見ている。
 

いや、少しほめ過ぎた。

もちろん、問題は何を言うかではなく、言ったことを成果に結び付けられるかどうかだ。ネットからもマスコミからも厳しい目を向けられている中、具体的な成果を挙げてゆけるのかどうかなのだ。

だから、これからもマスコミが報じない彼の言動をじっくりと見守っていきたいと思う。

(以上)

 

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ