コロナウイルス狂想曲に踊る人たち | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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前エントリでテレビやネットから流れてくるコロナウイルス狂想曲は精神衛生上よくないから横目で見るくらいにしていると書いたが、横目で見ていても目に入ってくるものは入ってくる。耳を塞いでも狂想曲は聞こえてしまうのだ。

加藤浩次氏がMCを務めるスッキリは朝のワイドショーとしては比較的まともだが、21日の放送はいただけなかった。特にゲストの舛添要一氏が、いまネットで話題の岩田健太郎教授の主張や自分の厚労大臣時代の対応と比べて政府を批判しているのには呆れた。

彼が厚労相として対応に当たった2009年新型インフルエンザでは今回と比較にならないほどの感染拡大と死者数を記録している。さらに、記者会見を未明に行うというパフォーマンスのせいで医療機関がパニックになったとの批判もあるからだ。

その当事者が現場をチラッと見ただけの岩田教授のあるべき論に乗って、政府を批判したのである。ネットでも「後出しじゃんけん」「新型インフルエンザ時の対応より今回のほうがよほどマシ」「あの時、舛添さんは狼狽していたね」など多くの突っ込みがあった。

当時の自分が現場の大変さを理解せずに正論だけでかき回したことを少しも分かっていないのだ。だから、喜々として岩田教授の現実を無視した正論を取り上げ、臆面もなく自分の古巣の批判ができるのだ。

そして、いまや時の人となった岩田健太郎教授も、先日まではなるほどと思える知識を披露していたが、ある日突然、正論を振り回して現実を踏まえて進めている感染拡大をかき回している。しかも、本人にはそのような自覚はなさそうだ。

拙エントリ『コロナウイルス狂想曲』では「僕の勘」を根拠に不安を煽る高須克弥先生に対し、パニックになる必要はないと冷静な対応を呼びかけた岩田教授に登場願った。
ところが、ダイアモンドプリンセス号に潜入して追い出されると豹変したのである。


舛添氏と岩田氏に共通するのは、豊富な知識と見識を持ちながらも現実の問題が見えない点だ。現場には様々な問題があるのに、それを斟酌せずに知識や正論を振り回す。
たぶんご本人は意識せずに現場をかき回している。

そして、反省することもないからまた同様のことを繰り返す。

彼らとタイプはだいぶ違うが、ツイッターでは歯止めが効かない百田尚樹氏も、その小説が描く世界はとても同じ人物とは思えない。

また、丁寧な取材を重ね、感動的な「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を書いた門田隆将氏も百田氏も顔負けの決めつけツイートを連発する。多少揺れ動きながらも、極力公平かつ冷静なコメントを心がけている感じの渡邊哲也氏や上念司氏とはずいぶん違う。

誰にでもある種の二面性はあるのだろうが、自分を客観的に見るのが苦手な人はそれが特に目立つように思う。
そして、「コロナウイルスがー!」「安倍政権がー!」と踊り狂うのだ。

さて、桜踊りばかり続けてきた特定野党が、今度はコロナウイルス音頭を踊りだした。

野党が新型肺炎で国会休戦論 与党「遅延戦術」と批判
時事 2020年02月21日18時40分

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、野党から21日、国会の休戦論が上がった。クルーズ船で感染した厚生労働省職員が橋本岳副大臣らと接触したとして「国会が感染源になってはならない」と主張。これに対し、月内の2020年度予算案の衆院通過を目指す与党は「遅延戦術だ」と批判した。

(以下略)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022101119&g=pol

ANAホテルが領収書に関する安倍総理の答弁が裏付けられるなど、いよいよ時間稼ぎのネタも尽きたから、新たなサボりの口実をコロナに求めてきたのだ。

あっちもこっちも踊り狂っているが、一時は「安倍やめろ」とまで言っていた百田氏やその仲間は少し振付を変えてきている。各国が中国での感染拡大を知るより前に感染者が日本にも来ていたことが明らかになり、批判の根拠が崩れてきたからだ。

ダイアモンドプリンセス号に潜入してから急に踊りだした岩田先生も、高山義浩先生がFaceBookなどで反論すると踊り方が変わってきた。しかし、彼が削除した日本を貶める映像はすでに世界中に拡散しており、その罪は重い。

今日もコロナウイルス狂想曲はいやでもテレビから聞こえてくるし、それを避けてネットに行くと曲に合わせて踊り狂う連中がどうしても目に入る。
ならば、それを笑いながら眺めることにしようか。

(以上)
 

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