「布マスク2枚」という切り取り報道 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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政府が布マスクを全戸に2枚づつ配布するとマスコミが報じたが、いつもの切り取り報道だ。

布マスク2枚を全世帯配布 再来週から、品薄に対応
共同 2020/4/1 22:25 (JST)

 安倍晋三首相は1日の新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部で、再利用が可能な布マスクを全世帯に配布すると表明した。再来週以降、1住所当たり2枚ずつ、東京都など感染者の多い都道府県から順次届ける。新型コロナウイルスの影響で需要が急激に拡大し、店頭では依然として品薄で手に入りづらい状況が続いていることに対応する。

 日本郵便が持つ全ての住所に配布するシステムを活用する。首相は布マスクは洗剤で洗うことで再利用できると指摘した。

 政府関係者は感染が拡大している東京都から配布する方針だと明らかにした。今月中に都内での配布を終えたいとしている。

https://www.47news.jp/news/4673765.html

この記事には例の布マスクを付けている安倍総理の写真が添付されている。
ほとんどのメディアが同様の切り取り記事を配信したが、政府は生産体制の強化を図り、すでに医療をはじめ様々な現場のマスク不足に対応し始めている。

安倍総理の実際の発言内容は下記のサイトから確認できるが、マスク不足に関する発言を要約すると次のとおりだ。

(マスク不足への対応)
・政府として生産設備への投資を支援するなど取組を進めてきた
・その結果、先月は通常の需要を上回る月6億枚を超える供給を行った
・更なる増産を支援し、月7億枚を超える供給を確保する見込み
全国の医療機関に対しては、先月中に1,500万枚のサージカルマスクを配布
来週には追加で1,500万枚を配布する予定
高齢者施設、障害者施設、全国の小学校・中学校には布マスクを順次必要な枚数を配布
5千万余りの世帯全てを対象に再利用可能な布マスクを1住所あたり2枚ずつ配布
(日本郵政のシステムを活用し、今月中旬以降、感染者の多い都道府県から順次発送)

安倍総理発言全文はこちら➡新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)
http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/1corona.html

会議は非公開だが総理発言時にはメディアを入れている。
だから、記者たちは上記の内容を聞いているはずなのに、マスク不足への対応の全体像には触れずにマスク二枚だけを記事にする。

まあ、このような切り取り報道は、オールドメディアに共通する慢性病のようなものだ。
ところが、この病はオールドメディアだけではなく、ネットの評論家、コメンテーター、ユーチューバ―などにも蔓延している。

ネットでは常識の1次資料の確認を行ったとは思えないツイートが影響力を持つ有名人から発せられ、多くのネットの情弱者たちがそれに”いいね”を付けて盛り上がっている。





一番下のアホツイートやKAZUYA氏の情弱ぶりはともかく、上念氏は経済の切り口で歴史を見る一連の著作を高く評価しているだけにがっかりだ。
中国がー!でも冷静な対応だったが、最近は虎8グループに忖度しているのだろうか。

一方、一般のネット民の中には次のように冷静な意見を述べる人も多い。




ひなまるこさんの「あっ、もうジャーナリストより一般のほうが上にきたなぁって思いました」に頷く人は多いのではないか。ネットの有名人も専門以外ではよほど勉強しないとテレビの何でもコメンテーターと変わらなくなってしまう。

また、デイサービスの現場からはこんな声も届いている。



マスク一つとっても政府は頑張っているのだ。
TBS系「ひるおび」での議論に突っ込みを入れたと思われる次のツイートなどは、安倍総理に教えてあげたいほど実に簡潔に分かりやすく伝えている。



既存のマスコミに取って代わる存在だと期待していた人たちが、そのマスコミ報道を鵜呑みにして脊髄反射をしているのとは対象的ではないか。

では、なぜ新型コロナウイルスは彼らをここまで劣化させたのだろうか。

コロナ騒動が起きてからはピンからキリまで大勢の「専門家」が、マスコミやネット、あるいは雑誌への寄稿などで大活躍しはじめた。一方、その分この事態に対して有効・有益な情報発信できる材料や知識を持たない人の出番は減少する。

自粛で人の集まる講演会は無くなるから、余った時間を活かす場をネットに求めるのは自然な成り行きだ。とはいえ、専門家が大勢いる中で新型コロナを論じてもメッキはすぐに剥げる。

 

つまり、特定野党と同じくネタ不足に陥いり、政府の発表を切り取ったり、新聞や週刊誌ネタで脊髄反射ツイート連発ということになりがちなのだ。

斜陽産業の新聞や週刊誌の記者でも給料は保障されているが、フリーランスの彼らは収入も不安定だ。今回のような事態になると大変なことも分かる。
 

だから、少々のことには目をつぶるべきだと思う。
少しのことであれもダメ、これもダメとやっていたら本当の敵である反日勢力に対抗できないからだ。
 

しかし、今回は少し度が過ぎないか。

(以上)
 

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