日本人は今度の波も乗り越える | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ

 

日本の新型コロナウイルスの感染者は累計で1万9千人を超えたが、満員電車で感染した事例は報告されていない。対象者が多すぎて感染経路を終えていないのかもしれないが、3密の極致のような環境だから不思議な気もする。

『密閉(換気が悪い)』と『密集』の条件が揃っているし、「互いに手が届く距離で会話や発声、運動などをすること」とされる『密接』の「互いに手が届く距離」にも該当する。「会話や発声、運動など」以外は、ほぼ完ぺきに3密の条件を満たしているのである。

以前、拙エントリで屋形船やスポーツジムでクラスターが発生しているのに、もっと人がぎゅうぎゅう詰めになる満員電車で感染しにくい理由を推測してみたことがある。
そこに次のように書いた。

通勤地獄を経験した人でないと分からないかもしれないが、ほとんどの人が息を殺して押し黙っている。通勤時には人々はほとんどモノになってように車内に押し込まれ、電車が走っている間は無言で虚空を眺めてじっとしているのだ。
拙エントリ『コロナ対策と国民性 2020-03-09』
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12580831015.html ;

電車の中だけではなく、日本の通勤客は整列して電車を待ち、乗る時も列を乱さず声も立てずに駅員さんに押し込まれていく。つまり、「会話や発声、あるいは呼吸が荒くなる運動」がないだけで、満員電車での感染リスクはかなり下げられているようなのだ。

逆に言えば、「会話や発声、あるいは呼吸が荒くなる運動」はリスクが高く、特にカラオケや居酒屋はマスクを外すからさらにリスクが増す。最近話題になっている「夜の街」の実態は知らないが、”近い距離でのマスクなしの会話や荒い呼吸など”があるのだろう。

さて、東京都の1日の新規感染者数が再び100人を超えたことで不安が広がっている。
そして、その107人のうち感染経路が判明している62人は新宿などの接待を伴う飲食店の客や従業員だという。

これに対し小池知事が「(感染拡大防止の)ガイドラインを順守している店を除き、新宿、池袋などの夜の街、夜の繁華街への外出を控えてほしい」と訴えた。
しかし、言われなくてもすでに減少傾向になっている。

こういう時に日本人はすぐに反応するし、いまも人がいるところでマスクをしている人が大半だ。あちこちに消毒液は置いてあるし、それを利用することが習慣になっている。
多くの人が、自分なりの「新しい生活様式」になじんできているのである。

首都圏を中心に感染は再び拡大しつつあり油断はできないが、第一波、第二波を乗り越えたことで、医療体制の強化も進んだ。専門家会議の尾身副座長も「今の状況は、医療体制や検査体制などの面で緊急事態宣言の前とは明らかに違う」と述べている。

これまで政府と専門家会議がとってきた対応は間違っていなかったのだ。
日本人はきっと今度の波も無事に乗り越えるにちがいない。

(以上)
 

人気ブログランキングに参加しています
応援をよろしくお願いします。

 
人気ブログランキングへ