令和おじさんから総理へ | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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菅官房長官は高校を卒業してすぐに雪深い田舎から上京し、働きながら学費をためて大学を卒業した苦労人だ。そして、その経験は彼の強みでもあると思う。彼が「令和おじさん」として注目を浴びはじめたころ、このブログにこんなことを書いた。


菅官房長官は会見で「令和おじさん」と呼ばれていることについて、「承知はしているが、ぴんときていない」と答えたが、その時の照れたような笑顔がかわいいなどと、またネットで話題になっている。



今回の世紀のイベントのおかげで、これまで「毎日記者会見をしているおじさん」程度の認識だった女子高生にも「令和おじさん」と認識されるようになったのである。
もっとも、彼女たちはその「令和おじさん」が苦労人であることは知らないだろう。

当ブログでは何度か紹介しているが、彼は高校卒業後に上京し、段ボール工場などで働きながら学費をためて、2年後に法政大学に入学した経歴を持つ。そして、卒業後、一度は民間企業に就職しながら、26歳の時に政治の世界に飛び込む。

「政治がこの国を、物事を決める。政治の世界で自分を生かしてみたい」と思い立ったからだという。そして、11年間の秘書生活を経て横浜市議となり、さらに10年後にやっと国会議員に当選している。

長い秘書生活を経験するなかで役人との関係の作り方を覚えたことは現在も生きていることだろう。市議時代も含め、、地に足のついたキャリアを重ねてきたことが、歴代最強の官房長官を支えているのである。

(拙エントリ『「令和おじさん」の笑顔 2019-04-06』)より
https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12452307269.html


このようなことは世間にはあまり知られていなかったと思うが、菅氏は先日の総裁選出馬会見で自分から上記のようなことを披露した。その結果、氏が政界に数多い学歴エリートとは対極のたたき上げであることが世間に広く知られることになった。

実は、会見で彼が自分のことを語り始めた時、少し唐突な感じがした。
これまで、このように自身のことを語る場面を見たことがないのに、総裁選出馬会見という特別の場で突然始まったからだ。

しかし、しばらくして、これまで安倍政権を支える「影の男」が、今度は自分が安倍総理に代わってやり残したことに取り組む覚悟を決めたからだと気が付いた。
「影の総理」から「本当の総理」になる決意の表れなのだと。

さて、上記会見の翌日に発表された朝日新聞の世論調査の「安倍首相の後継に誰がふさわしいか?」で菅氏は38%と石破氏の25%を大きく上回った。6月の調査の石破31%、菅3%とは全く違うことがネットでも大きな話題になった。

これは、選択肢が7人から3人に絞られたから、進次郎氏や河野太郎氏の分が菅氏に回ったということもあるだろう。また、安倍政権の実績を評価するとの回答が71%に跳ね上がったことで、政権中枢にいた菅氏の評価も高まったとも言えそうだ。

私はそれと同時に、総裁候補としてにわかに注目を集め始めた菅氏の実像が知られるにつれ、彼への期待が高まった面も大きいと思う。特に、彼が最近の政界では珍しくなった田中角栄ばりのたたき上げであることが大きく影響しているだろう。

石破氏や岸田氏より菅氏のほうが話題性があるから、視聴率を稼ぎたいテレビも盛んに取り上げる。NHK出身の和田正宗議員が総裁選に関わっている効果がはっきりと表れているのである。

やはり、日本人は苦労人やたたき上げが好きなのだ。

(以上)
 

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