女神、ヒロインが登場する神話、物語り

を体系的に整理して「女性性」について考えたい。。

 

とフと思いたち、数冊購入した一つ。

 

こちらは。。どちらかというと

 

オトコ社会でがんばって成果をあげてる女性たちが感じる

「むなしさ」の克服

 

がテーマ。

 

むなしさの克服をヒロインの神話・物語りの構造をつかって。。。

10このステップ で見事に説明。

 

イヤ、ホントにすとんと落ちる説明が見事です。

こういうのが「物語りのチカラ」なんだと思います。

 

10個のステップを詳細にはご紹介しませんが。。要約すると、

・女性性(母)の分離から始まり

・男性性を(父)の道を求めるが。。その後深く自己を見つめて

・女性性、母との距離を癒し

・自分の中にあるオンナとオトコという構図(二元性)を超える

 

二元性超えたトコロに競争・階層構造なオトコ的思考ではない

共同体的「円」構造な新しいモノの見方が生まれるのでは?

という筆者の理論がすごく素敵。

 

チョット心が疲れたかな?

と感じる女性にぜひ読んでいただきたいデス。

 

そして。。このヒロインの旅の先って、

女性ひとりひとりだけじゃなく

ジダイや社会にも当てはまりそう。

 

今までの世界はマッチョなオトコ社会だったことは否定できませんが。。

さすがに世界的に「制度疲労」してる気がします。

次のジダイ、次のシャカイは相手を認める・愛することから始まる。。

そんな価値観にシフトしてる。。

 

だからこそ、次のジダイは女性性が主役なんだ

はたらく女性のかてきょやってるだけに

すごく共感した一冊でした♪