クロップ「連勝は良いことだが過去のこと」

ユルゲン・クロップは、金曜日に今シーズン２度目となるプレミア・リーグ月間最優秀監督賞を受賞しましたが、将来を見据えると主張しました。

 

Ｑ．２度目のプレミア・リーグ月間最優秀監督賞受賞おめでとうございます。どんな気分ですか？

 

「良いものだね。選手たちがこれまでやってくれたことはとても印象的だよ。まぁちょっとした運が必要だった場面もあった。それは明らかだね－シェフィールド・ユナイテッドとそこで我々がどうやってゴールを決めたのかは忘れちゃいないよ。だが、それでも、選手たちにとってはこれまでのところ印象的なシーズンになっているし、私は彼らの監督だ。それで誰かが考えたんだろう。８連勝だ。彼にもう一度トロフィーを与えるべきだなってね。ナイスだね。」

 

Ｑ．連勝も続いています。１７連勝ですが．．．

 

「良いね。だが、過去のことさ。もちろん、それは築いていかなきゃならないものだし、我々がずっと試みていることでもある。良いシーズンのスタートを切りたいもので、我々が良いシーズンのスタートを切ったのは間違いない。だが、今の我々は続けていかなきゃならないんだ。もし、この先の３ヵ月か４ヵ月もこれをやり切れていたら、我々がフットボールをやる頻度はまさに信じられないほどのものだよ。とても多くのことが起こり得る。怪我人やそうしたすべてにおいて幸運である必要があるし、それは本当に大事だろうね。」

 

「もし、我々が全員揃っていて、あちこちでローテーションできれば、我々は良いフットボール・チームさ。それは我々も分かっているからね。だが、我々は最高の賭けに出て行くよ。ほぼすべての試合に勝たなきゃならないし、時間を無駄にする余裕はほとんどないんだ。そういうものだって言ってみようか。まぁタフなことだよ。とは言え、少なくとも勝ち点という点では、我々は想像できうる限り最高のスタートを切れたね。それにパフォーマンスという点でも、とても頻繁にとても良かった。これまでのところはとても良いね－続けていこうじゃないか。」

 

Ｑ．設定したレベルをどう維持しますか？何をしなければならないでしょう？

 

「改めて良いことをやる。悪いことはもうなしだ。ただ普通のことさ－我々は集中し続けなければならないんだ。だが、選手たちも我々もさ。チャンピオンズ・リーグで優勝した後、多くの人たちがおそらく我々が何かしらを勝ち取ったとか、リラックスしたムードになるだろうって思っただろう。我々はそうじゃなくて、何か特別なことをやりたいんだ。だが、それはとても難しいことでね。我々も分かっているけど、保証は何もないんだ。」

 

「自分のすべてを捧げるってことは、何かを手に入れるってことではないんだが、それが何かを手に入れる唯一のチャンスなんだ。それが我々が知っていることであり、我々が生きていること。我々が取り組んでいることさ。次の試合だけじゃないんだが、次の試合は特にね。間違いなくビッグゲームだ。それからチャンピオンズ・リーグでプレイし、それからトッテナムと対戦し、カラバオ・カップでアーセナルと対戦する。それでアウェイのアストン・ヴィラをやって、それからまたチャンピオンズ・リーグでプレイする訳だ。」

 

「本当に濃くて、すぐさまやって来るんだが、それが我々が準備しなければならないことだね。まぁ我々にできることは、次の試合に集中することだけで、それがマン・ユナイテッドという訳だ。それがインターナショナル・ブレイクの後に我々が試みたことだよ。両チームともインターナショナル・ブレイクがあったから、両チームともリズムにいくつか問題があるかもしれないし、すべてのことをもう一度まとめるのにも問題があるかもしれないね。だが、我々にとってはとても大事な試合だし、クラブにとってとても大きな試合だ。ベストを尽くしてみるよ。」

 

Ｑ．９月はあなたにとって良い１ヵ月でしたね－３勝の中でも特に素晴らしかったものはありましたか？

 

「いいや。すべてがとても大事だったよ。シェフィールド・ユナイテッド戦の後の方がチェルシー戦やニューカッスル戦よりもハッピーだったって訳じゃないさ。プレミア・リーグのどのフットボールの試合も勝つのがとても難しいし、勝てば、それが本当にハッピーになるんだ。それから次の瞬間には次の対戦相手に対する準備を始める。どの試合の後だろうとパーティを開くことなんかできないさ。アウェイの試合で我々がいつも唯一やるのはちょっとした伝統みたいなものでね－アウェイの試合で我々が勝てば、コーチング・スタッフとメディカル部門の全員でバスの中で一緒にビールを飲むくらいさ。これはパーティじゃなくて、ただのビールだよ。」