Premier League 19-20 第15節 | ||||
Liverpool |
5 |
4-2 |
2 |
Everton |
1-0 | ||||
オリギ シャキリ
オリギ マネ
ワイナルドゥム |
06 17 21 31 45 45+3 90 |
キーン
リシャルリソン |
Liverpool
13 アドリアン
66 アレキサンダー=アーノルド(84分→ゴメス)
06 ロヴレン
04 ファンダイク
26 ロバートソン
05 ワイナルドゥム
07 ミルナー
20 ララーナ(73分→ヘンダーソン)
23 シャキリ
10 マネ
27 オリギ(73分→フィルミーノ)
Everton
01 ピックフォード
19 シディベ(35分→ベルナルジ)
02 ホルゲイト
13 ミナ
05 マイケル・キーン
12 ディニュ
17 イウォビ
26 トム・デイビス(72分→シュナイダルラン)
10 シグルドソン
07 リシャルリソン
09 キャルバート=ルーウィン(60分→モイーズ・キーン)
前節から変更は5人。
アリソン、ヘンダーソン、オックスレイド=チェンバレン、サラー、フィルミーノに代わって、アドリアン、ミルナー、ララーナ、シャキリ、オリギが先発に名を連ねました。
ベンチには、ケラハー、ゴメス、ケイタ、ヘンダーソン、オックスレイド=チェンバレン、フィルミーノ、サラーが入りました。
試合前にはヒルズボロの悲劇に関する再審の結果を受けてのコレオと1分間の拍手が行われました。
試合はもっと競った難しいものになると予想していたんですが、蓋を開けてみると両チームの今の状態が如実に表れたものになりましたね。
前半はポゼッションこそほぼ五分でしたが、レッズは効率の良い攻めを見せ、的確に結果に結びつけていきました。
おそらく元々のプランだったのでしょうが、レッズは相手の最終ラインの裏を狙ったスルーパスやロングフィードを多用していきました。
エバートンの最終ラインは、キーパーのピックフォードが可哀そうに思えるくらいにガタガタで、レッズの狙いは非常に効果的で(シュート数こそ多くはありませんでしたが)エバートンのゴールを度々脅かしていました。
開始6分には自陣からのカウンターを仕掛けると、左サイドのマネから送られた絶妙なスルーパスに呼応して裏に抜け出たオリギが相手キーパーを躱して冷静にフィニッシュを決めて先制!
13分にはアレキサンダー=アーノルドの素晴らしいサイドチェンジを左サイドで受けたマネがまたしても絶妙なスルーパスを放つと、今度はシャキリが裏に抜け出てゴール!
アレキサンダー=アーノルドの正確無比なサイドチェンジも素晴らしかったですが、先制ゴールに続くアシストとなるマネのスルーパスも惚れ惚れするようなクオリティでしたね。
ただ、その数分後にはショートコーナーから失点。
デザインされたセットプレイでしたが、ボックス内での守備の中でのボールのバウンドがやや不運な形で相手に渡ってしまいました。ちょっともったいなかったですね。
しかし、31分には最終ラインのロヴレンからの見事なロングフィードが相手の最終ラインとの駆け引きに勝利したオリギが見事なトラップからフィニッシュを決めてゴール!
さらに45分にはまたしても高速カウンターが爆発!
左サイドをドリブルで駆け上がったアレキサンダー=アーノルドが最後は中央で並走してきたマネにパスを送ると、マネがこれをしっかりと決めて4ゴール目!
そもそも自陣でアレキサンダー=アーノルドにパスを出したのはマネだったのですが、そこから全力疾走でスピードが落ちないまま正確なフィニッシュを決めてくれました。
前半のアディショナル・タイムにはまたしても失点を喫したのは余計でしたが、概ね良いパフォーマンスを見せて、エバートンを圧倒していました。
前半の残り10分ほどのところで、レッズの攻撃陣にいいようにやられていた3バックを4バックに変えたエバートンは、ハーフタイムで更に守備を整えて後半に臨んできました。
2点リードしていたレッズが無理に攻めなかったこともあるでしょうが、オープンだった前半と比べると後半はやや派手さのない45分間となりました。
エバートンは守備を整備し、無理にポゼッションを取りにいかなくなったものの、こちらがヒヤリとさせられる場面は前半よりも多かったようなしますが、フィニッシュのクオリティの問題なのかそれを活かし切ることはできませんでした。
一方でレッズは90分にコーナーキックの流れからトドメとなるゴール。セカンドボールを回収したゴメスから左サイドでパスを受けてボックス内に仕掛けたフィルミーノからパスを受けたワイナルドゥムがコースを狙ったシュートをしっかりと決めてくれました。
その後のわずかな後半アディショナル・タイムではエバートンはどうすることもできず。
レッズはしっかりと勝ち点3を獲得。クロップはこの勝利がプレミア・リーグでの通算100勝目だったそうです。
選手をローテーションしながらも、本来難しいはずのこの試合でしっかりと結果を残せたことは大きいですね。
特に復帰したシャキリが先発フル出場した上にゴールという形で結果を残せたことは特に大きいと言えるでしょう。
彼が安定して起用できる状態にあれば、特に前線の選手たちのローテーションを行いやすくなりますからね。
12月~1月にかけての超過密日程の中で彼の存在は貴重な戦力となってくれるはずですし、そこで結果を残せればシーズンのその先でも起用は増えてくるでしょう。
そんな超過密日程はまだ始まったばかり。
次節はアウェイのボーンマス戦です。その先にあるチャンピオンズ・リーグの大一番を考えるとここでも主力のローテーションが考えられますが、代わりにチャンスをもらった選手にはそのチャンスを活かしてもらいたいですね。
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