liverpoolfc.comより。

 

リヴァプール・フットボールクラブは、ユルゲン・クロップがクラブとの契約延長に合意したことを喜びと共に発表します。

 

監督は、2024年までレッズでの任期を延長し、さらに4年半の間、チームの指揮を執り続けます。

 

アシスタント・マネージャーのペーター・クラビーツとペパイン・ラインダースも、クロップの下で協力して仕事をし続ける為に契約に合意しました。

 

この契約は、52歳のクロップがリヴァプールを担当し大きな成功を収めた4年の後に続くもので、チームの-そして実際にはクラブの-成長の長期的な基盤を確保し、今後10年間継続していくものです。

 

そして、クロップはこの合意における当事者双方にとっての恩恵は、彼が指揮したいと思えるようなところが世界のフットボールのどこにも存在しないことを意味するという自身の信念を事細かに語りました。

 

このドイツ人は次のように語りました。

 

「私にとって、個人的にはこれは自分の意図を表明するものであり、パートナーシップとして我々がこれまで成し遂げたものがあり、我々にはまだ成し遂げる為のものがそこにあるということが、私の知識の上に構築されているってことを表明するものなんだ。」

 

「クラブの発展とこれから先も続く共同作業を見れば、私の貢献も成長させていけるだけだって感じているんだ。」

 

「皆さんはピッチ上で何が起こるのかを我々の進歩の尺度として見ていて、それは最高の尺度ではあるけど、それだけじゃないんだ。私は考えられる限りのクラブのあらゆる側面と機能に対するオーナーのコミットメントを目の当たりにしてきたんだ。」

 

「2015年の秋に電話を受けた時、私はお互いにとってパーフェクトだって感じたんだ。どちらかと言えば、今はそれが過小評価されているって感じてる。2024年に向けてこのコミットメントを行う上で双方が協力関係を完全な形で補完し続けていけると完全に信じているよ。」

 

「もし、私がしなかったら、改めてサインすることはないだろうね。」

 

「このクラブはとても良いところだし、去るなんてことは考えられなかったよ。」

 

「これまでのこの道程でのスポーツ・ダイレクターのマイケル・エドワーズが果たしてくれた役割を強調する必要があるだろうね。彼の意見や協力関係は、他の者と同じように大切なもので、ゲームのトップタイトルを競う立場に我々を導いてくれたんだ。」

 

「フットボールにおいて、組織のすべての要素が最高の状態にある環境-サポーターたちのサポーターからオーナーのビジョンまでがね-で競うことを目指しているすべての者にとっては、これ以上に良い場所なんてないさ。」

 

クロップは2015年10月8日にリヴァプールの監督として最初に任命されました。

 

彼はボルシア・ドルトムントで非常に成功を収めた7シーズンを指揮した後にやって来ました。その期間で彼はブンデスリーガ・タイトルを2度獲得し、チャンピオンズ・リーグ決勝進出といった名誉を得てきました。

 

ヴェストファーレンシュタディオンでの任務に就く前、クロップはFSVマインツ05で監督を務め、2004年に史上初めてクラブをドイツのトップリーグへと導き、その1シーズン後にはヨーロッパのコンペティションにも出場していました。

 

アンフィールドでの彼の最初のシーズンでは、リヴァプールはリーグカップとヨーロッパ・リーグの2つの決勝戦に進出しました。後者ではトーナメントにおいて記憶に残る戦いを見せましたが、どちらもわずかの差でタイトル獲得はなりませんでした。

 

2016-17シーズンでは、クロップは2014年以来となるチャンピオンズ・リーグ出場にレッズを導きました。トップ4フィニッシュはアンフィールドで行われた最終節のミドルズブラ戦で確保したものでした。

 

クラブは、キエフの地でレアル・マドリーに3-1で敗れたものの、ウクライナの首都で行われた決勝戦への道のりを猛烈な勢いで駆け上がって、ヨーロッパのプレミア・コンペティションへの復帰を飾りました。

 

それでも、クロップとリヴァプールは再編成を行い、2018-19シーズンには、52歳のクロップはクラブを6度目のヨーロピアン・カップに導き、マドリードでの忘れられない夜にトッテナム・ホットスパーを2-0で下すとチャンピオンズ・リーグのトロフィーを掲げました。

 

国内では、チームはプレミア・リーグで注目に値するシーズンを送ると、わずか1敗で勝ち点97-クラブ史上最高の数字です-を獲得し、マンチェスター・シティにわずか勝ち点1足りないだけでタイトルを逃しました。

 

今シーズンはここまで、クロップはプレミア・リーグ首位を走るリヴァプールを監督し、開幕16試合で驚異的な15勝を挙げた後、現在は勝ち点8のリードをつけています。

 

火曜日の夜にはザルツブルグに2-0で勝利した後、チャンピオンズ・リーグにおけるレッズの防衛を継続させており、チームは今月後半にカタールに遠征し、開催されているFIFAクラブワールドカップにおいて、8月に獲得したUEFAスーパーカップに続くトロフィーを加えることを目指しています。

 

今日のこのニュースは、アンフィールドでの物語を2024年まで延長する契約に合意した後、リヴァプールとクロップの旅が次の10年に続くことを意味しています。

 

もしかすると年末1番のビッグニュースです!
クロップがリヴァプールとの契約を延長し、2024年までクラブの指揮を執ることを決断してくれました。
おそらく、これを喜ばないリヴァプールファンは世界中を見渡しても1人もいないでしょう。ということは珍しく断言できます。

 

 

ご紹介した記事の中でも触れられていますが、クロップの現在の腹心であるペーター・クラビーツとペパイン・ラインダースも同様に2024年までの契約延長にサインしてくれています。

 

クロップとFSGは時間をかけて少しずつリヴァプールというチームを改革し、現在はチャンピオンズ・リーグに優勝し、プレミア・リーグでもとても良い成績を残すところまで再建してくれました。
個人的には今シーズンと前後1年がクロップが指揮するリヴァプールの最盛期だろうと考えていて、そこから次のサイクルに良い形で移っていくにはどういうやり方が良いんだろう?なんて思っていたりもしたんですが、その部分もクロップたちが面倒を見てくれることになりそうです。もしかすると最盛期はもう少し先なのかもしれません。

 

とにかくこれ以上ないくらいに嬉しいニュースですね。
クロップ、クラビーツ、ペップ、そしてオーナーたち、本当にありがとう!

 

 

ちなみにクロップの契約延長のニュースが世界中を駆け巡る少し前には、スティーブン・ジェラードがグラスゴー・レンジャーズとの契約を2024年まで延長したというニュースが出ていました。
このニュースに触れて「こりゃクロップには2024年まで頑張ってもらわないと」なんて冗談っぽく言っていたんですが、本当にそうなるとは。

 

むしろ、2024年でクロップからジェラードにバトンタッチしようというオーナー陣の意図があからさま過ぎてちょっと笑えます。
ただ、他のビッグクラブが監督の世代交代に苦しみ、監督経験の浅いクラブのレジェンドにお願いして苦労している状況を見ているだけに、これだけ明確なプランが(必ずしもそのとおりに行くとは限らないとはいえ)立てられることは幸せだな~とも思います。

 

 

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