UEFA Champions League 19-20 Round of 16 1stLeg
Atletico Madrid

1

1-0

0

Liverpool
0-0

サウール

04

 

 

 

Atletico Madrid
  13 オブラク
  24 ヴルサリコ
  15 サヴィッチ
  18 フェリペ
  12 ロディ
  06 コケ
  08 サウール
  05 トーマス
  11 レマル(46分→マルコス・ジョレンテ)
  10 コレア(77分→ジエゴ・コスタ)
  09 モラタ(70分→ビトーロ)

 

Liverpool
  01 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド
  12 ゴメス
  04 ファンダイク
  26 ロバートソン
  03 ファビーニョ
  14 ヘンダーソン(79分→ミルナー)
  05 ワイナルドゥム
  11 サラー(72分→オックスレイド=チェンバレン)
  10 マネ(46分→オリギ)
  09 フィルミーノ

 

直近のリーグ戦から変更は2人。
ケイタ、オックスレイド=チェンバレンに代わって、ファビーニョ、マネが先発に名を連ねました。
ベンチには、アドリアン、マティプ、ミルナー、ケイタ、オックスレイド=チェンバレン、南野、オリギが入りました。

 

 

今シーズンは不調だとか何とか言われていたアトレティコでしたが、やはり一筋縄ではいかない相手でしたね。

 

試合開始早々、アトレティコは前線から積極的なプレッシングを仕掛けてきましたが、レッズはやや面食らった感じがありました。
レッズの最終ラインも相手のプレッシャーにさらされ、良いパス回しができないままに受け身に回ってしまいましたね。

 

そして、開始4分にはコーナーキックから失点。
ニアに蹴り込まれたボールがやや不運なところにこぼれ落ちてゴールに蹴り込まれてしまいました。

 

 

開始早々の相手のプレッシャーに少々バタついてしまい失点を喫したレッズでしたが、次第に落ち着きを取り戻していきましたが、時にはプレッシングに行き、時には引いて中央を固めるアトレティコのソリッドでメリハリの効いた守備を崩すことに最後まで苦労してしまいました。
レッズの攻撃陣に対する相手の対策も万全で、中でもレッズの攻撃の要と言える両フルバック、特にアレキサンダー=アーノルドに対する対応は見事という他ありませんでしたね。
トレントに対応していたのは主にロディでしたが、彼のパフォーマンスがあまりに見事で、トレントはなかなか良いリズムで攻撃参加できないでいました。

 

 

また、選手個々のプレイぶりも悪く言えば狡猾で、レッズの選手たちのイラつきやファウルを巧みに誘っていました。
こういうプレイを嫌う人は多いとは思いますし、あまり正々堂々といった感じはしないかもしれませんが、個人的には全面的に否定するつもりはありません(やり過ぎはどうかと思いますが)
選手たちもそれは分かっていて“その手には乗らないよ”という感じには見えたんですが、マネだけはちょっとそれに引っかかってしまったのか、前半のうちに1枚イエローカードをもらってしまった上にもう1枚もらってしまいそうな雰囲気もありました。
結局、2ndレグのことも考えたクロップによって、ハーフタイムで下げられてしまいましたが、後半に彼を欠いてしまったこともゴールが遠ざかってしまった一因だったかもしれません。

 

 

マネの代わりに後半45分をプレイしたオリギも、その後に途中出場したオックスレイド=チェンバレンやミルナーも、残念ながら起爆剤とはなり得ませんでした。サラーを下げてしまったのは正直かなり意外でしたね。

90分を通じてシュート数が8、オンターゲットは0というおよそレッズらしからぬ数字が如何に攻めあぐねていたかを物語っていると思います。

 

結局最後までゴールネットを揺らすことができずに試合終了。
1点ビハインドで1stレグを終えることとなりました。

 

リヴァプールとしては久々の負けでしたが、実はチャンピオンズ・リーグではアウェイの成績はずっと芳しくなく、直近11試合で7敗しているそうで。
不思議なものですが、相手もホームならではの力を発揮するのかもしれませんが、アトレティコにしても彼らの実力もさることながら、ワンダ・メトロポリターノの素晴らしい雰囲気が後押しになったことは確かだと思います。
正直なところ前半にはもう1点くらい取られてもおかしくなかっただけに、失点1で済んだことは(結果がどうなるかは分かりませんが)まだ助かったと言えるのかもしれませんね。

 

 

アトレティコの見事な戦いぶりとは別に、リヴァプールはこの日の主審にもある意味苦しめられました。
ある程度ファウルを流すとか厳格にファウルを取るとか、審判によって差はあるものですが、この日の主審はその基準があまり一定していませんでした。ファウルだと思ったものがそうならず、その逆もあったりして、選手たちはそこにフラストレーションを溜めていたように見えましたし、クロップも抗議し過ぎてイエローカードをもらってしまっていましたが、気持ちは分かります。
正直ヨーロッパのトップ・コンペティションのノックアウト・ステージを裁くレベルに達していないんじゃないのかなってのが個人的な印象でした。

 

 

また、心配なのは終盤に負傷交代を余儀なくされたヘンダーソンの状態です。
どうやらハムストリングに違和感を感じたようなのですが、どの程度の負傷なのかはリヴァプールに戻ってからの検査になるでしょう。軽傷であることを願うばかりですね。

 

ともあれ、久々の敗戦でモヤモヤした気分を久々に味わった訳ですが、言ってみれば一筋縄ではいかないのがヨーロッパのコンペティション。
3月に行われる2ndレグは舞台はアンフィールド。いくつもゴールを決められそうな相手ではありませんが、素晴らしい雰囲気を後押しにして逆転を目指してもらいましょう。
その前には国内の試合が続きます。まずは週明けにホームのウェストハム・ユナイテッド戦。仕切り直しという訳ではありませんが、しっかりリカバリと準備をして、気持ちを切り替えて臨んでもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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