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ユルゲン・クロップは、火曜日の夜にスペインで1stレグを1-0で敗れたものの、リヴァプールのアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦の行方はまだ決まっていないと感じています。

 

Q.結果についてお聞かせください。

 

「我々は試合に負けた訳だから、最初から審判だとか判定だとかそういったことを話したくはないね。アトレティコはゴールを決めたが、ダイレクトなシチュエーションという訳じゃなかった-スローインがあって、コーナーになって、それからゴールになった訳だ。私がスローインを取りたいって強く思っていたかって?イエスだ。だがそういうものだよ。今夜の我々の人生は楽なものじゃなかったが、それはアトレティコがこの試合から結果を絞り出そうとここにいたからさ。ここにやって来て、70%ものポゼッションを出すのは異例なことだし、ハイプレスを仕掛けてくるチームを相手にしても我々のビルドアップは際立っていたよ。正直に言うと、私にとっては次のレベルだったんだ-長いこと我々がやってきた中ではベストだったよ。カウンター・プレスは格別だったが、試合のインテンシティだとか我々が行けたかもしれないところは間違いなくそうすべきことだった。ラストサードで相手にプレッシャーを仕掛けはしたが十分に明確だったという訳じゃなかったね。ハッキリとしたチャンスが十分あった訳じゃなかったよ。チャンスはあったが十分じゃなかった。ただ、それは普通のことだと言えるね。こういった試合に踏み止まるのは、我々にとっては成長に繋がるものさ。我々が少しばかり集中を欠いたまま、こういった雰囲気の中で試合をやったことで、相手は2点目だとか何かを決めることだってできただろう。ただ、今夜はそういうのは起こりそうには見えなかったね。それでハーフタイムに入って、我々は1-0で負けていた訳だ。ハーフタイムの15分で我々はギブアップなんかしないさ。で、まだ3週間もあるのにどうしてギブアップしなきゃならないんだい?さらに良いことに後半は違うスタジアム、我々のスタジアムでプレイするんだ。それもまた違うものになるだろうね。アトレティコはそれを感じるだろうし、我々はそれを楽しみにしているよ。」

 

Q.サディオ・マネとモハメド・サラーを交代させた決断については?

 

「それは間違いなくフットボールの一部さ。そういうのは好きじゃないんだがね。間違いなく今夜のプランってのはイエローカードによってサディオを試合から除外するってことだった。サディオが深呼吸か何かするだけで相手が倒れてしまうんじゃないかって心配したし、そういう状況にはさせたくなかったんだ。それが彼を交代させた理由だ。モーは単なる戦術的な変更で、それだけのことさ。我々はちょっとした変更を加えたかったし、それが我々がやったことだよ。」

 

Q.ジョーダン・ヘンダーソンの負傷については?

 

「残念ながら、ヘンドはハムストリングに違和感を感じたんだ。我々は待たなきゃならないね。彼はあまり心配していないようだったが、間違いないのは交代するには十分だったということさ。」

 

Q.対戦の“ハーフタイム”の段階を経て2ndレグがやって来ますね?

 

「結果には問題はない。普段の試合でハーフタイムで1-0で負けていた場合は“OK、これとこれとそれを変えるぞ。”って言うだろうし、それから試してみるものさ。次の試合だって試してみるだろうね-100%だ。今夜のアトレティコや何かには幸せそうな顔がたくさん見られた。大きな勝利だからね。だが、まだ終わった訳じゃないし、それが唯一私が感じていることさ。この雰囲気、今夜の雰囲気に対処するのは難しかったと思う-ヘディングがその原因だとは言わないが、我々はその判断を誤ってしまったね。スローインがその原因だったんだが、彼らもそれや何かを何も見ていなかったね。だが、我々に優位なシチュエーションの多くは30分経ってからだったんだが、アトレティコの選手が3人は倒れていたと思う。まぁ怪我なんかはしていなかったがね。審判はもうちょっと試合を感じ取る必要があるだけだと思うよ。今夜の観客は我々の観客が我々を助けるやり方とは違う方法で相手を助けたいと思っていたのはハッキリしていたが、それでも間違いなく助けにはなるものさ。とてもエモーショナルな試合で、我々が正しい判断を下す為には本当に落ち着こうとしなきゃならなかったね。まぁ我々のプレイの多くの部分に関しては本当に気に入っていたよ。もちろん、我々はファイナルサードでもっと良くならなきゃならないし、そこにトライするつもりだよ。」

 

Q.チームのパフォーマンスには“失望”しませんでしたか?

 

「我々のプレイについては失望しちゃいないさ。人生の中ではもっと酷い試合を観てきたしね。文句なしにOKだった。私が言ったように、ラストサードでは十分じゃなかった。それだけさ。我々が70%くらいのポゼッションを取るなんてことは期待しちゃいなかったよ。実際のところはもうちょっとプレイを見せる場面もあるとは思っていたんだが、驚きはしなかったよ。1-0で最高の状況じゃないとしたら、全力でそれを守ろうとするものだし、彼らはそれをやったんだ。それは文句なしにOKさ。それに対して私は大いに敬意を払うが、もちろんわずか1-0だ。5-0や何かで負けている訳じゃないんだ。我々にはチャンスがあると思うが、簡単だなんてちっとも思っちゃいない。アトレティコはおそらく異なる状況でジョアン・フェリックスやジエゴ・コスタを戻してくるだろうからね。それに我々は誰がラインナップに入れるのか様子を見なきゃならない。それまで多くの試合があって、多くのことが起こり得るだろうからね。だが、リヴァプールのシャツを着た選手を11人揃えられる限りはあらゆることを試してみるさ。試合のチケットを手にできるアトレティコのファンの皆さんには、ようこそアンフィールドへって言わせてもらうよ。」

 

Q.2ndレグでリヴァプールがやらなければならないことは何でしょう?

 

「今夜のアトレティコの守備の集中レベルは格別だったと言わなきゃならないだろう。そうだね。彼らは強いハートで守備をするが、ファイナルサードでの彼らの集中レベルは本当にとても良いものだったよ。我々としてはだ。我々はもっと上手くプレイできたはずだ-それは分かっている。我々はもっと良い形でボールを保持できる。今は相手チームのことをもっとよく分かっているし、相手チームのことを感じ取らなきゃならない。正直に言うとハーフタイムが好きでね。相手のことがもっとよく分かっているからね。相手の試合ですべてのことを分析できる訳じゃない。バルセロナ戦から多くのものを得ていたんだが、間違いなくバルセロナ相手のプレイと我々相手のものはまったく違っていた。彼らはバルセロナ戦では我々相手にやったのとは違うプレイをしていたよ。まぁ今夜はホームゲームだったからだろうね。彼らが今夜勝てば、彼らにとっては多分ちょっとしたターニング・ポイントのようなものを作れて、その後はすべてが良くなるんだろうと思う。少しそういう風に感じたね。」

 

「ファイナルサードで我々はもっと良いプレイができる。特定のことをもっとうまくやらなきゃならないというだけじゃなく、我々はもっと良いプレイができる。相手のことをもっとよく知るということは、我々を100%助けてくれるだろう。我々のパスの出し方やファースト・タッチといった細かい部分では、多くの場合で間違った方向に進んだ選手たちからのもので良くはなかった。それで相手はクロスやそういったすべてを守ることができたのさ。それでも我々もたくさん良いことをやっていたし、最終的にボックス内でワンツーや何かをやって、クロスを上げるとハーフボレーや何かができる。それは良いフットボールさ。残念ながら我々には運が足りなくて、その1つが転がってラインを越えることはなかったがね。ホームゲームでのことを想像してほしいが、我々はいつだってゴールを決めることができ、雰囲気も我々を助けてくれるだろう。エモーションが大切なんだからね。今夜の雰囲気は間違いなく完全にアトレティコの側にあった。だからこそ、2ndレグが本当に楽しみだって言えるのさ。」

 

Q.次の対戦に向けてチームは完璧に近い状態である必要はありますか?

 

「我々が何をしなきゃならないのかは今日のところは正確なところは分からない。私が言ったように、こういったスタジアムでの試合のインテンシティは、相手はいつもガソリンスタンドへ行き、我々は1つのタンクで運転しなきゃならないようなものなんだ-エモーションってのはそんな感じだよ。ディエゴが試合を長く観ていたのかは分からない。彼は絶えず観客を煽っていたからね。だが、我々は対戦相手なんでね。何よりもまずすべてが変わるんだ。アンフィールドの力だとかスタジアムの力、今夜目にしたスタジアムに何ができるのかってこと話を時々している。スタジアム全体は結果を望んだだけで、センセーショナルなフットボールを観る為ではなかったんだ。彼らは結果を望み、結果を手にした訳だ。だから、彼らは今この瞬間幸せで、我々はそうじゃないのさ。だが、我々が完璧じゃなければならない場合は、いつだって完璧であり続けるように努力するよ。」

 

「とはいえ、5つ6つ7つのことはもう言えるよ。簡単に上手くやることはできないが、間違いなくもっと上手くやれるってことはね。我々がもっと上手くやるのであれば、それははるかに難しいものになる。だが、言わなきゃならないのは、アトレティコはいくつか良いことをやったということさ。彼らにはロング・ビルドアップしかなかったが、もちろん、アルバロ・モラタがそこにいれば、ロング・ビルドアップでハーフスペースに持っていけるんだ。2つほどシチュエーションがあったと思うんだが、彼らはゴールを決め、その次のシチュエーションでもそうした1つのロング・ビルドアップで我々はセカンド・ボールを失っていたね。それとは別に、我々は望んでいたところではほとんど持ててはいた。それでも、我々は1-0で負けた訳で、それは助けにはならないんだがね。今夜0-0だったとしたら、今夜のアトレティコのプレイが変わったのかどうかは分からない。私には分からないね。だが、今は相手は結果を手にして、相手にアドバンテージがあるが、それだけさ。まぁそれとは別に、我々はある種のゲームの中にいると感じているし、我々はそれを活かさなきゃならない。アトレティコがリヴァプールでも我々よりも優れていた場合、我々はそれを尊重し、彼らは次のラウンドに進む。当然だね。そうでなければ、自分たちが進みたいさ。もっとも、我々がどこに進みたいのかは、記者会見じゃなくて、2ndレグの試合開始のホイッスルが鳴ってからお見せしたいものだね。」

 

 

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