グラッツェル「プレシーズンに向けて良い形に」

ポール・グラッツェルは、彼の負傷欠場中にアレックス・オックスレイド＝チェンバレンがしてくれたサポートとアドバイスに対する感謝の気持ちを明かしました。

 

今日１９歳になったグラッツェルは、昨夏のプレシーズンで負った膝の前十字靭帯の負傷からの長期のリハビリを継続していますが、ここまで順調な回復を見せています。

 

以前に酷い怪我で１年間欠場していたオックスレイド＝チェンバレンは、この若いチームメイトにとってのロールモデルとなっています。

 

「オックスが今シーズンたくさん試合に出ているのを観ているんだ。僕みたいにタフな怪我を彼も経験したことを知っているからね。」

 

「数週間前にも彼と話をして、彼のリハビリと僕の今のステージを比べたんだけど、これを続けていくだけだし、集中してフィジオたちを信じることが必要だって彼は言ってくれたよ。」

 

「フィジオの皆には、ここまで彼ら皆が僕を手助けしてくれたことに感謝しているし、オックスが言ったようにまさに彼らを信じる必要があるね。うまくいけば、頑張り続けることでピッチに戻ることもできるさ。」

 

「オックスから話を聞けるのは僕にとって素晴らしかったよ。僕がそれに拘れば復帰することができるし、怪我をする前の状態に戻ることだってできるんだってことを知る上でもね。復帰が待ち切れないよ。」

 

グラッツェルはリヴァプールで生まれましたが、彼の両親を通じてドイツの代表フットボールでプレイする資格も持っています。

 

このストライカーは、昨シーズンはマンチェスター・シティに勝利したＦＡユースカップ決勝ではＰＫ戦でもゴールを決めましたが、Ｕ１８チームにおいて合計２８ゴールを記録していました。

 

 

彼が見せたパフォーマンスはユルゲン・クロップの注目を集め、２０１９－２０シーズンに先立って夏のスケジュールを開始したファースト・チームと共にトレーニングを行いました。

 

しかし、プレントン・パークで行われたトランメア・ローバーズとのプレシーズンの親善試合中に負傷を負ったことで、グラッツェルの進歩は残酷にも止められてしまいました。

 

現在、ここ数週間で彼のリカバリ・プログラムはステップアップしたことで、このフォワードは今シーズンが終了する前にプレイする時間を得られるかもしれないと期待しています。

 

「ここ数週間でピッチに戻り始めたところなんだ。」

 

「ジムで軽いジョギングや筋力トレーニングをしているよ。今は力強くなっているって感じているし、そこに辿り着いて、フィットネスを取り戻し、自分の鋭さを取り戻しているところさ。」

 

「手術をしてから６ヵ月間はジムでトレーニングしている。リハビリの残りはだいたい２ヵ月くらいだと思うけど、ピッチに戻ってトレーニングしたり、プレイするのが待ち遠しいね。」

 

「長いことジムから抜け出せないでいるのは間違いないけど、本当に外に出ないから、芝を感じることもないんだ。外に出た時には気分が良いだろうし、トレーニングに戻る為に一歩近づいているって気づけるのさ。」

 

「ジムにいる間はトレーニングをしている仲間たちのことを観られるんだけど、しばらくここから抜け出せられていないってことを思い知ることになるんだ。特に僕のは長期にわたる怪我だからね。プレイする為にそこに戻りたいだけなんだけどね。」

 

「だからこそ、ジムでできる限りのことをやって、できる限り早くそこから抜け出せられるようにハードワークするんだ。」

 

 

ですが、グラッツェルは今後の復帰に関しては忍耐強くあろうとしています。

 

「必ずこの日にだとかこの試合ってのはないんだけど、２ヵ月だとかそういった感じのものを見ていると思っているんだ。多分４月初めあたりかな。」

 

「間違いないのは、僕は何も急いだりしたくないんだ。長期にわたる怪我だし、シーズンもほぼ終わっちゃうからね。だから、僕はプレシーズンに向けて良い形にしていきたいと思っている。そこが目指すところだね。」

 

「手術を受けた時、外科医にはシーズンの最後にちょっとでもフットボールできるようにすべきだって言われたんだ。それが僕が望んでいることだし、それがプレシーズンに向けた準備ができているって意味なのさ。」