こどもたちに、にぎやかさを | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


新型コロナウイルスが、
また、広がってきました。

ミュージカルのレッスンも、
いつ、また、できなくなるか、
ドキドキしながら続けています。

窓を全開にして、
クーラーかけて、
マスクして、
人と距離も意識して、
熱中症にも気をつけて…

コロナが広がり出すと、
こどもたちの様子も
一気に変化します。

本人たちがコロナを恐れるというより、
保護者や学校など周りの大人が、
ピリピリするからなのでしょう。

気になるのは、
声を出さない子が増えていること。

マスクをして口を塞がれ、
大きな声を出さないようにと
言われるからでしょう。

でも、ちょっとしたおしゃべりや、
気持ちをこぼすことも、
だんだんしづらくなっています。

余計なことがしゃべれないと、
そこに本音を混じらせることができず、
なかなか本心を、口にしづらくなります。

気持ちを吐き出せないから、
いつもモヤモヤが自分の中に充満し、
パワーが沸かず、
無気力になりがちになります。

自由に空気が吸えないイメージから、
心も体も脳みそも、
なんだか酸欠気味です。

大丈夫だろうか。

私はコロナ以上に、
こどもの心を心配です。

この状況で、
こども一人一人が
今までできていたことを、
今までのように大人が求めたら、
こどもは苦しくなるでしょう。

今は、コロナへの緊張と、
マスクへの息苦しさから、
こどもたちもしんどいはず。

でも、
あきらめず、
前向きに楽しもうとする姿に、
私はいつも感動します。

だからこそ、
何気ないお喋りをたくさんして、
楽しいことを考えて、
辛い時には泣こうと伝え、
集まったら大いに笑いたい。

一年くらいのこと、
こどもたちにも我慢を強いる。

私はそうではなく、
この状況でも、
ゆっくりして元気が出たら、
できることをいっぱい楽しみたいと
考えています。

そして、
不安に負けないたくましさを、
この機会に育てたいです。