歯科医が言う「自分の家族にしたいと思う治療」は本当に良いのか?② 患者さんからの信頼 | 戸田市 えんどう歯科ブログ 

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埼玉県戸田市、戸田公園駅徒歩5分の歯科医院です。
チェアサイドにベビーサークルがあり、小さなお子様連れでも安心して治療が受けられます。

先日投稿した続編です。

 

 

今回は

患者→歯科医師 

の信頼関係です。

 

なるべく歯を抜かない治療を

なるべく歯の神経を取らない治療を

 

この治療方針をうたっている歯科医院は多いです。

当院もそうです。

 

本当に残せるかどうか、微妙なとき

家族なら迷わず残す方針で治療します。

 

患者さんに

虫歯が大きかったので、もし痛くなってしまったら

その時はやむをえませんので神経を取ります。

と、必ず説明をします。

 

ほとんどの人は納得してくれます。

しかし、納得してくれる人だけではありません。

 

治療したら痛くなった。

やっぱり他の歯医者行こう。

 

それで来なくなってしまう人もいます。

 

(逆に、他の医院から当院に転院されてくる

方も多いですが・・・。)

 

そういう患者さんがいる中で

本当に微妙なときに、残す方針が正しいのか?

 

別の例え話です。

 

セラミック治療で、非常に見た目はいいけど、

どうしてもその部位は割れやすい。

家族への治療なら、割れても仕方ない。

また作り直して新しく入れれば良い。

と考えますが、

 

患者さんでは、すぐ割れてしまったら

いくら保証期間内でお金がかからなくても

あの歯医者大丈夫なんか?

と思われたらイヤなので、

なるべくトラブルが起きないような

治療方針を選ぶ。

 

家族なら信頼してもらえるが、

患者さんでは、その人によって違う。

信頼が得られているかどうかで、

治療方針は変わってくる

ということです。

 

次回は

歯科医師→患者

の信頼関係について書きたいと思います。