表現のための技術+羽生選手のエッジワーク+ピアノにも繊細さを・・ | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■音楽を作っていくプロセスを学ぶ(単に弾けるようにするのではなく)

■子供のころから習いたかった・・

■真央さんに惹かれて弾いた【仮面舞踏会】を・・

■ゲームで武器を手に入れるように、表現の方法やコツを手に入れる

■実行してみて「泣きそうになりました」というレッスン効果報告

■羽生選手への誹謗中傷にスケート連盟が措置+中傷は犯罪という認識を

■泣いて受け止めてもらえたシューベルト(継ぐ者の曲)

■ロミオのいないジュリエット。。ロミオを探せ!

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虐待レッスン記事の方からの

 

メールの一部です。

 

 

 ****公開了解済****

 

 

時間との勝負ですが


ピアノが 弾ける間は 


まだ時間が残されている間は


野谷先生と ピアノ弾いていたいです。


自分の その時々の心情や


考えが 前面にくる 弾きかたになり


とても それは


子供の頃に 叩き込まれてきた


ピアノの向かいかたとは 真逆になります。

(中略)

この前の先生のレッスンで


ひいた私の弾きかたは


しかし そういう 自分と向かい合い


楽譜の向こうの作家に


『 あなたは こういう思いだったの?


あなたも そうだったの?まま でも


わたしには こう心に響くのだけれど』


という 感じで 家で弾いている


そんな 弾きかたを していました。



演奏の形で音楽を作る段階には


羽生くんの言う 正確な技術があって


というのは 物凄く 納得しています。



私は その 正確なエッジの扱いのような


鍵盤のタッチを


野谷先生から 少しずつ教わっている


ところだと 理解しています。

(中略)

 

努力する方向性を


もう 間違えたくないです。

 


鍵盤を叩きたくはない。


ぎゃんと 叫びたくはない。


野谷先生が 演奏で 


教えてくださっている 音楽の


音の言葉は


とても 柔らかくて おだやかで


わたしは いつまでも きいて いたい音の


話し言葉です。


レッスン室で 間近に教われること


ありがたいことと 思っております。

 

************

 

 

少女時代の先生には

 

自分勝手に弾いていると叱られていたそうですが、

 

『 あなたは こういう思いだったの?


とか、


わたしには こう心に響くのだけれど』

 

という、

 

「感じ取ろうとする意識」や「共感する気持ち」が

 

あるのですから自分勝手ではないと思います。

 

まず、感じ取ろうとすることが表現の根幹です。

 

 

 

「羽生くんの言う 正確な技術」

 

という素敵なワードが出たので

 

表現のための技術のイメージについて。。(^_^)

 

 

 

(あくまでもイメージですが)

 

芸術的表現のための技術は

 

「正確」であるというより、

 

「繊細」であることに拘れば、さらに

 

レベル高く表現できると思います。

 

 

スケートで言えば、

 

ブレードのどこに体重が載っているかが

 

mm単位でわかり、

 

その移動や圧力のかかり方の変化も

 

mm単位やmg単位で感じ取れて

 

コントロールできるような世界。。

 

 

正確、という言い方もできますけれど、

 

羽生選手のエッジワークは

 

凄く繊細だろうと感じます。

 

 

ピアノで言うなら、

 

鍵盤がたった1cm程度の深さを

 

降りて行くスピードの違いや

 

降りて行く深さの違いを

 

とことん細かく(mmどころかマイクロメートルとか・・)

 

感じられたら世界が変わるわけです。

 

感触が大事と言うのはそういうことなのです。

 

(ハイフィンガーをお勧めしないのは

 

手を傷める危険性だけでなく、

 

鍵盤の表面を叩くことで感触の繊細さが

 

失われるからです。。)

 

 

 

 

平昌五輪公式練習での

 

(怪我をしていたので)ジャンプを制限した

 

羽生選手のエッジワーク練習を見ると

 

この美しさと見事なコントロールは、

 

どれだけ繊細な感覚から


生まれるのだろうと考えてしまいます。

 

 

練習している技の解説をリブログ先で

 

シエナさんがしてくださっています。

 

また、記事の最後では、

 

動画に添えられた英文コメントの翻訳もあり、

 

女性のチャンピオンたちより・・・と

 

絶賛をされています。


 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

東京レッスン:5月17日(金)~21日(火)

大阪レッスン:7月6日(土)~8日(月)

■東京・大阪・札幌のピアノレッスン

 

 

 

                 Megumi(野谷 恵)