練習できなくても意識を持つことで演奏は成長する | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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■表現のための技術+羽生選手のエッジワーク+ピアノにも繊細さを・・

■ロミオのいないジュリエット。。ロミオを探せ!

■音楽を作っていくプロセスを学ぶ(単に弾けるようにするのではなく)

■真央さんに惹かれて弾いた【仮面舞踏会】を・・

■泣いて受け止めてもらえたシューベルト(継ぐ者の曲)

■実行してみて「泣きそうになりました」というレッスン効果報告

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珍しく(?)札幌の門下生からの

 

メールです。(^^)

 

 

この感激振りをご覧ください・・という話ではなくて、、(^^;)

 

とても大事なことが書かれています。

 

 

お忙しい時期に

 

十分練習する時間が取れなくても、、

 

というより、毎日弾くことさえできなくても、

 

とにかく、意識や感覚を保つために

 

何とかしてレッスンには行こうと

 

考えた結果・・・・

 

 

*****公開了解済****

 

前回のレッスンの感動が

忘れられません。

曲の全部ではありませんが、

ぞわっとして、弾き終えた後

 

涙が出そうになりました。


特に中間部が終わってからの所、

録音聴いてみても気のせいでなく

とても良かったのです!


五月末まで仕事がキツく、

練習できていないのですが、

頭で考えることは

体力も時間も使わずにできると思い

(仕事と家事の逃避にも…笑)、

色々レッスンだったりを思い出しているのですが、

前々回のレッスンの

クレッシェンドとディミヌエンドの

考え方というか認識?がはっきり変わったのが

すごく大きいと思いました。


(中略)


そして、前回のレッスンの、

左手がリードするということ、

巨匠の演奏では本当に、

左手がバスをつないでリードしてる!

と気づきました。


右手はちゃんと聴こえるけど

頑張って音量出しているわけではなく、

きっとバスがつながっているからこそなんだと思いました。


今までレッスンでたくさん教えて頂いたこと、

全部が理解できるようになったわけではありませんが、

ふとした瞬間に

ああ、あれはこういう事だったのか、と気付いたり、

理解の幅は確実に広がっていると感じました。


本当に耳と頭が先に成長するんだなと思いました。

うれしい、楽しい、大好き!なレッスンです(^^)

 

******************

 

 

最後の1行、嬉しいですね!(^^)

 

(ドリカムになってる。笑)

 

 

「練習できていなくても受けられるレッスン」と、

 

私が繰り返し書くのは、

 

練習の仕上がり具合を見るのではなく、

 

現在、意識すべきこと(音楽的にも技術的にも)を

 

言葉にして伝えることで、

 

その意識を頭の中に持ち続けるだけで

 

進化して行くことが可能だからなのです。

 

 

その結果、実際に、

 

思うように練習できなくても

 

(弾けない日の方が多かったくらいでも)

 

この方の演奏レベルは上がってきました。

 

 

時間があって毎日沢山練習できることだけが

 

レベルを上げることではないのです。

 

 

 

・・・これ、むしろ、

 

フィギュアスケートファンの方々の方が

 

理解してくださるかもしれませんね。

 

毎日の練習量だけが勝負どころなら

 

羽生選手の平昌金メダルはじめ、

 

中国杯後のGPF連覇や

 

先日の世界選手権もですが、

 

何度も繰り返された怪我後の素晴らしい演技は

 

あり得ないですものね。。(^^)

 

 

 

(練習をしなくていいと言う話ではないですよ。

 

出来る時は、した方がいいです、もちろん。。)

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

東京レッスン:5月17日(金)~21日(火)

大阪レッスン:7月6日(土)~8日(月)

■東京・大阪・札幌のピアノレッスン

 

 

 

                 Megumi(野谷 恵)