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このブログで、
ピアノの弾き方について
総てを伝えられるとは思っていません。
あくまでも
『発想の転換』へのヒントです。
言葉は難しいです。
例えば、
腕の重さを利用すると言う言葉で
体重を乗せる指導をされている方も
おられるのを知っていますし、
載せるという言葉で圧迫し続けるように
受け取られる場合もあります。
言葉の意味が全く違って使われることが
多いことを知っていますから、
文章で誤解なく伝えることは
極めて難しいだろうと考えています。
筋肉も全く不要だなどとは
もちろん言っていません。
例えば、骨折してギブスを数か月して
筋肉が落ちた後では
さすがに、本気の演奏は難しいでしょう、
ふつうは。
ただ、
私が分かった「弾き方」を
とことんできたら、、という話ですが、、、
私が左手有鈎骨を骨折し、
最初の病院の誤診等で遅れた手術から
２か月以上動かせなかった後に、
キタラの門下生コンサートで演奏して、
いつも私の演奏を聴いてくださる皆さんから
「違いが分からなかった」と言われたのは
事実です。
レクオーナの「スペイン組曲アンダルシア」から
２曲演奏しました。
決して、自慢話をしているのではなくて、(^_^；)
凄く負担の少ない弾き方がある
という話です。
私が長い人生をかけて
学び、研究し、分かった弾き方を
とことんできたら、
骨折＋手術後の固定で
すっかり掌の筋肉が落ちた状態の手でも弾けたのです。
あ、作り話ではない証拠です。
手術後の写真。
７年半ほど前です。
画面中央やや右寄りに見える
黒い点はチタン製の釘で、
今も手の中にあります。
（取り出さなくていい釘なのです）
日本の一般的な奏法とは
全く違う奏法があるということを
発信することに意味があると思っています。
だからと言って、
日本奏法を「批判」するためではなく、
（↑誤解された事がありましたが、そこではありません）
それまでの弾き方では手が痛い方や
上手く弾けない方、
音楽表現に限界を感じている方などに、
違う方法もあると知って頂くのが
目的でした。
そして、そういった違う発想による
弾き方のヒントや
音楽表現のコツが多々あることを
発信することで、
３０歳を過ぎてから大きく変われた
私の人生を信じて頂きたい、
学歴で判断しないで頂きたいというのもあります。
でも、
ヒントだけ・・のつもりが、
このブログを読むことで
手の痛みがなくなったという方から
メールなど頂いたことは何度もあります。
その中の何人かは
東京や大阪で実際のレッスンに
来られるようになりました。
ブログだけでは
そこまでの効果はなくても、
こういう考え方をもっと知りたいという方も
沢山、来られています。
あるいは、ブログで知って
私の演奏を聴いてくださって
「あの音を学びたい」という感じで、
つまり、音色が技術であることをご存じで、
学びに来られる方も多いです。
信じて頂くためのきっかけ、、という
最大の目的は
そういう意味では
結構果たせているかなと思います。(^^)
そして、もうひとつ、
書いておきたいことがあります。
誰かを個人攻撃するという意図は全くないので
私が奏法について書いている記事で
万一、攻撃されたように感じて
お気を悪くされた方がいらしたら
どうか誤解なさらないでくださいね。
というか、
もし、どこかで誤解を招いていたら
誤解させたことをお詫びします。
長くなってきたので、
若いころ、
私の大きな「発想転換」の機会となった
いくつかのレッスンのエピソードはまた今度。(^^)
レッスンを待ちわびてくださっている
東京の門下生からのメールで
飛行機は換気がしっかりしているから
交通機関の中では、感染リスクは低い、という
情報があったと教えて頂いて
大変励みになっています。(^_^)
いつ、
東京へ行けるかは、
こちらのコンサートの開催可否と共に
月末に書かせて頂きます。(^ ^)
＊＊Ｐ．Ｓ．＊＊
骨折写真を探していて見つけた記事です、
手の大きさの話ですが、よろしかったらご覧ください。(^_^)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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Megumi（野谷 恵）