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盲目の双子姉妹ピアニストのお二人は
熱心に頻繁に
オンラインレッスンを受けられて進化中です。
先週の、お姉さんりえさんからの
レッスン直後のメールです。(^_^)
***公開了解済***
木村りえです。
今日もフェイスタイムレッスン
ありがとうございました。
一度弾いた後、
お話しを聴きながらイメージして、
最後にもう一度弾いたときの変化に、
本当にびっくりしました。
ぜんっぜん疲れないじゃない。
前もこんな体験をしたような気がしますが、
そのときよりは形になっています。
終了後、久しぶりに
バスに乗って予定を済ませ、
練習しながら思いました。
「あっ!バスに乗るってことね!」
できるだけアドバイスどおりに
音楽を組み立てつつ、
何度か復習しているうちに、
ほとんどインテンポのような速さで
弾いてみることになってしまったのですが…。
あれ、弾けちゃった!
何これ!
右手めちゃくちゃ軽いし。
でも、またやってみようとしたら、
あちこちさっきと微妙に違って、
うまくいかないような感じでした。
丁寧に想い出しつつ考えたら、
大丈夫だよね、と思っています。
「バスに乗る。」
知っているはずですが、
今日は、今までより弾き心地が
ずっとずっと軽くなって、
なんだか新鮮に感じられました。
あ、そうそう、
今書きながら思い出しましたが、
新しかったのは、
「バスの捉え方」でした。
(私は左手の下の声部を
ぜーんぶ同じ重要度で歌って
済ませていましたからね。)
方法を知っていると知らないとでは、
雲泥の差、と思いました。
**************
まずは、これ、、、
でも、またやってみようとしたら、
あちこちさっきと微妙に違って、
うまくいかないような感じでした。
どんなに感が良くて、のみ込みが良くて、熱心な方でも、
レッスンで、「できた!」と思ったことが
すぐ、完全に自分のものになるのではなく、
できたりできなかったりしながら
ゆっくり獲得していきます。
「バスに乗る」、、というのは、
私がよく言うダジャレです。(笑)
バスに乗ってお出かけしたら、
バス(ベース、一番下の声部)を聴いて乗るという、
音楽表現のコツのひとつを
思い出してくださったわけです。
でも、一番大事なポイントは、ここです。
(私は左手の下の声部を
ぜーんぶ同じ重要度で歌って
済ませていましたからね。)
実は、左手の低い音は
ぜーんぶ同じくらい大事なバス、と
思っておられる方、とても多いです。
それではなかなか乗れないのです。
で、古典派、ロマン派、それ以降は
「バッハより難しい多声音楽」とよく言っています。
ちなみにこの日の曲は
ショパンのエチュードでしたが、
この音は低いけれどバスとは言えなくて、、とか
色々説明した後、
技術的に弾くのが楽になったわけです。
こういうことが、よく、起こります。
不思議に思われるかもしれませんけれど。。
もちろん、純技術的な
手首がどうの、膝がどうの、、といったお話も
少しはしましたけれど、
「音楽表現を考えることで技術的に弾きやすくなる」
ことが多いのは、事実なのです。(^_^)
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