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灯台

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2020年08月03日
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

   






     

  


    

   

   
         ​​​​窓から垂れ落ちるかな緑色​蔦、​​​​​
​  バス停・・・。​
​    交差点の赤信号で、自動車の列は止められ、​
        ​​​​​サイドミラーしにている​​​​・・・。​
​    自転車駐輪禁止の看板と赤い三角コーン。​
​       スーパーの実演販売・・・。​
​   オー・ド・トワレ・・・。​



        「過ぎ夏・・・・・・」


         
     
    

     


              惹かれていく―――の、
          熱しても、
       埋はない、・・・。
​​​

     僕 は 散 歩  へ 行 こ  う よ と 君   を 誘  っ  ――― て 。

               ・・・・・・。​​​

​​​           緑 の  美 し さ で  は な く 嬾  の う さ  を 感  じ な が ら  、

               ・・・・・・。 ​​​

​ 微   風―――風 は 、少 し だ  け 湿 っ  た 芝 生  の 匂 い 。


        
     「青空の面積が狭くなっていく・・・」


       

      

         
       「外に通じるドア・・・・・・」


  僕はフォアグラや、鴨のテリーヌを思い出―――す。
         白磁の皿の贅沢な料理―――を。


  それも一生に一度か二度あればいい方の贅沢な料理―――を。
       駅の階段の踊り場の中間
で、


      蝉が死
んでいるのを見つけた。



    

  


       「​she was love...​


      記憶の庭に今日も死んでいく。
      何かが―――僕等から消えていく。
     その焦燥感と、そのどうにもならない、不条理が、
      新しい生命を今日も肯定していく。

      
      「でも違う、何か違う・・・・・・」


      
    瞞に溢れた返事のない質問の行方は、
​         きをする度変わってゆく。​
​​           からそれはおくびにも出さ―――ず。​


         「滑り台、坂道の段ボール滑り・・」​
       


          「夏蔭・・・・・」


         


        「遠い記憶を辿る―――」


      あとへ残るのは、
      世界から締め出されてしまった人の、
​           有り触れた心の光―――。​


        
        ―――  い か  お  ・・・
    
               「木琴の音のようにしずかに思い出せる、夏




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最終更新日  2020年08月03日 22時34分50秒



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