皆さま、こんにちは!
今回は田んぼのど真ん中にある無人駅、
3年前に訪れた五能線・鳥形(とりがた)駅の訪問記です。
鳥形駅は八峰町と能代市の境にある坂形集落の最寄り駅として、
昭和35年に開業した駅でした。
五能線と言えば、日本海の荒波が楽しめる車窓風景が知られてますが、
鳥形駅から海岸線までは1.5キロほど離れているので
それを望むことは出来ません。
その代わりと言っちゃなんですけど、はるか遠くに
世界最大規模のブナ林で有名な白神山地を見ることが出来るのですよ。
鳥形駅のロケーションって結構ステキだと思いません?
個人的には、嵩上げされていない汽車時代のままのホームにも
キュンキュンきちゃってましたけどね。
それではホームに入ってみましょう。
鳥形駅は単式ホームと待合室があるだけの簡素な造りの駅でした。
現在、2~3両編成の気動車で運用されてる五能線の普通列車ですが、
ホームが長いのは客車列車の時代の名残りでしょうかね?
余談ですけど、自分は中学生だった昭和57年に五能線を訪れており、
弘前駅で五能線の旅客列車で運用に就いてたオハ62を撮影してました。
車番は「オハ62 125」です。
オハ62は2重窓を持つ北海道仕様車で、
本州で活躍するのは125・126の2両だけだったような?
当時、旧型客車は写真を撮るとフィルムが勿体なく感じる
雑魚形式でしたけど、今思うとすごく惜しいことをした気がしますよ。
鳥形駅のホームをマジマジと見る。
この待合室は開業当時からあるモノみたいですね。
待合室の中はこんな感じでした。
ここにも駅ノートが備え付けてある?
…と思いましたら、お巡りさんの巡回ノートでした。
五能線の駅(JR東日本の駅はどこもそうでしょうけど)は基本的に
どこも宿泊が禁止されてます。
いずれの駅もお巡りさんが夜間に巡回されてるみたいですので、
お宿が無い旅人はご注意くだされ。
この方向の奥に日本海があるはずですが…樹々が邪魔して見えん!
階段を降りて左側に進むと集落が見えてきますよ。
最後にどうでもいい話をひとつだけ。
自分は警告灯が沢山ついてる踏切警報機が好きなのですが、
そんな方は他にもいらっしゃいますかね~?
最近は全方向型(どの方向からも点灯が確認できる円筒形のタイプ)
の警告灯に更新が進んでますので、
いずれ、こんな数の警告灯がぶら下がってる踏切警報機は
姿を消すのでしょうけど…
田んぼのど真ん中にある鳥形駅のすぐ近くでこんな踏切が見れて
ビックリしてました。
↑(東能代駅方面)
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