皆さま、こんにちは！
朔日のことですが、スマホにこんなメールが入りました。
駅のトイレに自分のメアドが晒されてるという内容のメール、
自分は駅便（駅の便所）好きですから
ついにそのことが世間に広まったのかと思いきや、
単なる詐欺メールだったみたいですね。
危うく返信しちゃうところでしたよ。
自分は「駅トイレ」反応しちゃうんですから、
この種のいたずらメールは止めてくだされ。
さて今日は、３年前に訪れた五能線から
夕陽が沈む間際に訪れた大戸瀬（おおどせ）駅の訪問記です。
五能線には、気動車の導入に合わせ昭和20年代後半～30年代に開業した
停留所タイプの駅が数多く存在しますが、
大戸瀬駅は五能線開通時の昭和８年に開業した長い歴史を持つ駅です。
大戸瀬村（昭和30年に合併して深浦町に編入）の玄関口として開業、
現在ある駅舎は平成22年に建て替えされたモノだそうですよ。
大戸瀬駅の特記すべき点は日本海がめっちゃ近いこと。
ホームに居ながらにして海が望める駅なのです。
五能線にはそんな駅が数多くありますけど、
大戸瀬駅からの眺めもなかなかイイ感じではないでしょうか？
その代償と言っちゃなんですけど、
駅舎に潮風が強く吹き込むみたいで…
駅舎は建て替えからまだ10年も経ってませんが、
出入口のドアはかなり錆びてました。
駅舎内はこんな感じ、
JR東日本エリアの無人駅でよく見かける仕様です。
「待合室内での宿泊禁止」のポスターが掲げられてますが、
泊まりたくなる気持ちはよくわかります。
ここは海が近くて沈む夕陽がキレイそうですし、
しかも辺りに商業施設が無いので
キラキラした夜空を期待出来そうですもんね。
大戸瀬駅の駅前には民家さんが建ち並んでます。
通報されぬよう駅ではマナーを持って過ごすようにしましょう。
そんな大戸瀬駅の駅舎にはこんなマークが描かれてましたよ。
大きなイチョウ？それとも東京都のマーク？
後者は絶対にないとして…
大戸瀬地区には日本一大きなイチョウの木があるらしく。
それをイメージしたイラストだそうです。
樹齢1,000年の大イチョウで、高さは31メートルもあるんですって。
自分が大戸瀬駅を訪れたのは11月７日、
毎年その頃が見頃なことを帰宅後に知りましたよ。
これは見たかったなぁ…
余談ですが、東京都のマークはイチョウではなく
アルファベット「T」の字を模ったモノらしい。
イチョウとはまったく関係がないらしいです。
ずっとイチョウを図案化したモノだと思ってましたわ。
大戸瀬駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅です。
国鉄時代（無人駅化される昭和46年まで？）は
海側にもう一本ホームがあり、列車の行き違いが行われていたそうです。
下は国土地理院のサイトから転載した昭和23年撮影の航空写真ですが、
構内踏切を介して千鳥配置されたホームが写っているのが
見えますでしょうかね？
海側のホームは使用を終えてから50年近くが経過しますが、
撤去されぬまま、今でも草むらの中に潜んでいるそうですよ。
目を凝らして見ると確かにホームらしきモノがあるような…
ホームの上から沈む夕陽を眺めます。
防波堤がちょいと邪魔な印象かな？
最後は出来た影の長い脚を見て、ニヤけながら撮った駅舎の写真で〆ます。
人気の観光列車「リゾートしらかみ」に乗車すると、
千畳敷駅等の観光駅以外はみんな通過しちゃいますけど、
景色が良い駅だらけですっごく勿体ない気がします。
通過列車の車内から「なぜここに東京都のマーク？」と思ってる方が
一人ぐらいはいるのじゃないかしら？
↑（東能代駅方面）
能代駅
向能代駅
北能代駅
沢目駅
滝ノ間駅
あきた白神駅
岩館駅
大間越駅
白神岳登山口駅
松神駅
陸奥岩崎駅
ウェスパ椿山駅
深浦駅
追良瀬駅
風合瀬駅
大戸瀬駅（平成28年11月７日）
北金ヶ沢駅
陸奥柳田駅
陸奥赤石駅
鯵ヶ沢駅
越水駅
陸奥森田駅
五所川原駅
陸奥鶴田駅
板柳駅
藤崎駅
↓（川部駅方面）
駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。
新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします！
