多言語の国 | Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

Parisの怒りマンボーのフランス愚痴日記

あこがれの花の都パリ、フランスの優雅な生活~~と現実は大違い。
8年のパリ生活で、穏やかだった私は怒りマンボーへ変身し、お馬鹿で自己チューなフランス人に怒り狂う毎日。
きらびやかなフランスのダークな面々をまきちらす、怒れるフランス愚痴日記です。

最近毎日息子を幼稚園に迎えに行ってるんです。

いけるのは今だけだし!

そしてお天気の日は、お迎えの後公園に直行します。

 

そこで、息子のお友達をいつも送り迎えしているベビーシッターさんとよく話をします。

フィリピン人で、私の娘と同じ年の男の子がいるんです。

フランスに住んで25年とかすごく長いんだけど、彼女のフランス語はなまりが大きくてわかりにくんですが、でも、お互いに「どんな仕事してるのかな」「お金持ちかな」みたいな探り合ったりするようなことも全くないし、普通の話をして笑いあえて、楽しい公園仲間です。

 

先日日本人のお友達も一緒に公園に行きました!

フィリピン人のシッターさんと、私の日本人の友達と、私と3人で話していました。

時々日本語、時々フランス語で。

 

そのことを昨日、シッターさんが

「あなたたち日本人は、偶然出身地が同じなの?」

と聞いてきました。

 

「そう!私の友達も私も偶然大阪!」

というと

「大阪だと言葉が同じなの?二人で話してるから同じ言葉なのかなと思って」

?????

どうやらフィリピンでは、タガログ語と英語は共通言語だけど、地域によって全く異なる言語が多数混在していて、同じフィリピン同士でも出身地が違うと、何を言ってるのか全く分からないんですって!

ちょっと語尾や発音が違うのではなく、まーーったく違うそうです。

 

あぁぁ、日本は確かにちょっと方言があるけど、みんなお互いに行ってることわかるよ!そんなに違わない!というと、びっくりしていました。

いやーわたしはその話聞いてびっくりしたけどね。

出身地が違う3人のフィリピン人の人は、それぞれ言語が違うって大変!

しかも一応タガログ語と英語が共通語だけど、お年寄りによっては英語はわからないとか、タガログ語はわからないとかあるみたいだし。

共通言語がなくても同じ国の人って、不思議ですー。