チェンライの田舎の店先で、コーヒー豆を煎っているおじいちゃん。
炭火の火鉢に素焼きの鍋を置き、豆をカラカラと回してじっくりと焙煎しています。
入り具合もおじいちゃんの腕と感覚です。
これ、ジャコウネコが丸まってるところです。
もうおわかりですね。
コピルアック(ジャコウネコのフンのコーヒー)を作っているところです。
このフンと一緒に出てきたコーヒーが最高級品になるのです。ジャコウネコの腸の中で発酵して、豆の香りが良くなるらしいです。
日本には一杯で何千円もするお店もあります。
コーヒーの産地、チェンライではごく普通のお店でもジャコウネコを飼っているところに遭遇したりします。
このお店みたいにもろにお客さんにさらされているところも珍しいけど…。(繊細な動物だからね)
おじいちゃんの手煎りコーヒー、コピルアックではない普通のを買って飲みました。(コピルアックは高いからね)
昔は全部あま〜いコーヒーでしたが、最近はタイも美味しいフレッシュコーヒーができるようになりました。
こういう手作り感、いいですよね。北部タイの地域開発にコーヒー栽培はもう常識みたいに当たり前な話になりました。
コーヒー栽培と森づくり。とてもいい組み合わせなので少しづつ、オイスカでも進行中です。
おじいちゃんみたいに、村の人たちの収入向上につなげて行けるといいなあ。
ちなみにタイでは象のフンから取ったコーヒーが更に高級らしいですよ。飲んでみたい〜。