ひよこ組担任の内ケ島です。

 

先々週あたりから突然流行りだした「うみのせかい」を紹介します。

きっかけは、はさみでいろいろな形を切って制作を楽しんでいたひよこさんの数人が、紙をタコやクジラの形に切ってドアに張りつけて「見て!うみのせかい!」と言ったところから始まりました。

 

「紙に海を書いてそこに貼ったらもっと海の世界っぽくなるんじゃない?」と提案したところ「いいね!」と賛同する子ども達。早速うみ作りに…

 

2~3人で1枚の画用紙を渡すと、「海って青だよ!」「青だけじゃないよ!」「黒で塗らないで!」等々自分の考えや思いを言い合いながら行っていました。

海が描かれている絵本をいくつか持ってきて見せると「緑もあるんだ!」「岩もあるんだよ」「これは何?」と絵本を見ながら海について思ったこと感じたことを次々に話し合う子どもたち。

 

そうしていつの間にか、ニコニコしながら仲良く完成!

どんどん出来上がる海を繋げていくと大きな海が…!

 

それぞれ完成した海を見て「僕と○○でこれ作ったんだ」「僕はこれ塗った!」「上手だね」「次は魚も作りたいな…」「それいいね!」等々と子ども達同士で会話する姿が沢山見られました。つい先日までは「僕が!」「私が!」と自分のことでいっぱいだったひよこさんも、気づけばお友達同士で自分の思いを伝えあったり、受け入れたり、譲ったり、素直にごめんねやありがとうを自分で言えるようになっていたりと、とても成長を感じる日々です。これからも子ども達の成長を皆で分かち合い喜び合っていきたいと思います。