家庭科室の日曜日 村上しいこ・作 田中六大・絵 講談社 1200円+税
お話しはトントンと進んでいきます。この軽さがシリーズの人気を支えているのでしょう。まことにとぼけて自在な文章です。三重県民言葉でございます。うまいなあ。
はじまりは子どもの城でなにをやるかを決める、多数決です。がっしょう。げき。しらべものはっぴょう。劇「桃太郎」に決まるのですが、アイロンやミシンやてるてる坊主などビミョーな立場の違いや性格などに、読者には身につまされるでしょ。(これ、わたしみたい)(自分の意見を、はっきり言って! もう)。トントンと見せかけて、ことの推移に読者はつい引きずり込まれ、村上ワールドに。これが縦糸。
横糸は、ドーナツ屋さんとアイスクリームさんの○○喧嘩。
そしてセーターの絵柄は……。桃太郎。見事な伏線です。笑えます。ヤラレター!
雑用の後は少年詩を書いていました。昨日は真面目な詩を書いたので、今日は真面目解体日です。
ねずみ
ねむれないねずみが
あちらに
ね ね
二ひき
ねむれないねずみが
むこうに
ね ね ね ね ね
五ひき
ねむれないねずみが
そちらに
ね ね ね
三びき
ねむれないねずみが
すみっこに
ね
一ぴき
みんなあっまって
ねねねねねねねねねねね
ねんねん ねんね
六大さんが何倍にも面白おかしく絵で表現してくれました。
ねずみ、○が活きた面白い詩です!
ねこのように、まーるくなって
ひるねがしたいなあ。
二人は名コンビだね。いい出会いだなあ。
子どものころは丸くなって眠ったよね。寒かったのか、心が落ち着くのか……。胎内回帰かもしれないね。
あべさん、よかったですね。一歩一歩、前に進んでいるのでうれしいです。
私も、ねずみです。干支で。昨夜10時頃に起こされたら、パソコンお助け人が来てくれていました。復活かも。
子守歌、ありがとうございました。九州は子守歌の名産地ですものね。
あべさんも喜んでくださいました。ほっとしています。
ひでちゃんさま
子守歌。気がつきませんでした。「ね」で遊びたかったんです。前日が真面目でしたから。うん! このままじゃ真面目ドツボにはまるぞ!と。