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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

ふきまんぶく 田島征三展

2020年02月24日 17時53分29秒 | 日記

 

安曇野ちひろ美術館 

 

 絵本や詩集にサインして西日本方面へ。

 お昼を頂き昼寝。午後から詩誌『0』の作品と詩友暮尾淳を偲ぶエッセイを仕上げ、編集担当者へ。

 帰宅し少年詩「らくがき」が出来たので、♪わたしはまっ赤なリンゴです~と歌っていたら、ムジナが「うそばっかり」。それで♪わたしはしわしわのリンゴです~と歌ったら「そう、そう」。で悲しくて悲しくて夕方寝しました。

 

       らくがき

  タヌキは
  いつも
  少年のうしろをついていった
  少年はきがつかなかったけれど

  木からおちはしないかと
  ハチのすをつつかないかと
  はらはらしながら

  少年が川にみをなげたとき
  タヌキはみずにとびこんだ
  カッパにされるとはしってはいたが

  なぜじぶんが
  タヌキとカッパをすきなのか
  少年はしらない

  ときどき
  ふと 
  かいてしまうけど

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子どもたちに (木枯らしモンジャロウ)
2020-02-24 20:06:21
わかんなくても、だれかが、自分を支えてくれるはずですよね。
やっぱり、どんなことがあっていきてほしいなあ。某出版社に幼年童話をおくってあります。神様、仏様、稲尾様!
フレー、フレーライオンズ???
しわしわ (ひでちゃん)
2020-02-25 04:54:02
内田麟太郎さま
「らくがき」でも、書ける、描けるということはすばらしいです。「りんご」の写真絵本、しわしわのあとは恐ろしくなります。しわしわで十分でしょう。
みっともなく (内田麟太郞)
2020-02-25 07:48:20
木枯らしモンジャロウさま
 老後が来ます。呆けるかもしれません。信条は「みっともなく生きる」ですが。
 送稿。一番切ないときですね。合格しますように。

ひでちゃんさま
 歩くように書く、という言葉があります。運慶やロダンは、悩み考え、悩み、そしてその像をこしらえたのでしょう。
 木食や円空は、とっとことっとこ彫っています。千体、万体と。だからこの美学は人に教えられません。ただ感動するかしないかだけです。評論家に出番はありません。運慶とロダンの美学は教えられます。評論家にも出番があります。私の願いは落書きのように書きたいです。むつかしいなぁ。ああ、しわしわ。

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