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ＳＬもおか号とキューロク館日帰りの旅
お待たせいたしました。
2020/11/01に行ってきた日帰り添乗の様子を、
ご報告させて頂きます。
慢性骨髄性白血病を患ってから抗がん剤を服用しており、
生活に様々な制限と副作用があるため、
これまでずっと添乗業務を封印しておりましたが、
ご理解のあるお客様に恵まれて、
2016/11/13以来、約4年ぶりの添乗業務となりました。
団体様の添乗業務は服用している薬の関係上、
お客様のペースに合わせて同行することができません。
今回の日帰り旅行は大人2名様に乳児1名様という、
合計3名様の小規模なものですが、
添乗業務には変わりなく、気を抜けません。
この日は3時半起床でマイカーを運転し、
関東鉄道常総線石下駅に車を置いてから、
お客様の集合場所へ。
つくば駅を出発したお客様と共に、
再び関東鉄道常総線に揺られて北上しました。
小さなお子様が鉄道好きなんだそう。
ふだん見慣れぬディーゼルカーに興味津々？
2両編成だったディーゼルカーから、
水海道駅で単行ディーゼルカーに乗り換えて、
下館駅に着いたのが9時36分。
ここれ約1時間の待ち時間がありましたが、
トイレを済ませたり乗車手続きをしたりで、
それほど暇ではありません。
しかも下館から乗車する予定の列車は、
人気のＳＬもおか号です。
新型コロナウィルス感染対策での影響で、
予約枠を抑えているものの全席自由席ですから、
なるべくいい席に座りたいですよね。
はやく到着したおかげでＤＬ牽引の回送列車も、
見学することができました。
ＳＬ出発までの間に普通列車の発着があるため、
一旦、側線に入れ替え作業がありました。
これは写真を撮るチャンスです。
一昔前までは全国で見られた50系客車ですが、
今ではたいへん貴重になりました。
モケットが張り替えられたものの雰囲気はそのまま。
とても懐かしい気分になりました。
この日はちょうどハロウィンイベント運転の日で、
車内にはハロウィンの飾り物がたくさん。
はやくも汽車旅の良さを理解してもらえました？
窓を開けるとＳＬのジョイント音がよく聞こえ、
迫力が伝わってきました。
行きのＳＬは益子駅で途中下車。
ここからタクシーで昼食場所へ移動しました。
車で6分の益子焼窯元共販センターです。
本来ならば益子陶器市が開催されているはずですが、
今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止。
その代わりにミニ陶器市が開催されていました。
益子焼で埋め尽くされたテントの間を歩いて、
食事会場の2階へ上がりました。
こちらが昼食の釜飯すき焼き御膳です。
団体会場を利用しましたがこの日の団体客はゼロ。
広い食事会場を貸切で利用できました。
敷地入口にある大きなたぬきのぽんたくん前で、
家族お揃いの記念撮影。
昼食時間を含めて2時間の滞在でした。
ちなみに益子焼のお土産を購入されたそうです。
益子からは真岡鐡道の普通列車で真岡へ。
第三セクターのローカル鉄道ですが、
１両での運転ながらもなかなか盛況で、
ロングシートがきれいに埋まっていました。
さて、真岡で下車して向かった場所は、
真岡駅に隣接するＳＬキューロク館です。
無料で見学できる館内には、
旧型客車の展示やＳＬの動態保存も行われています。
ミニ鉄道博物館みたいな感じでしょうか。
ちょうど9600型のＳＬが走行する様子を、
館内で見学できました。
ＳＬの形をした真岡駅は真岡鐡道本社でもあります。
地方のローカル駅にしてはとても立派ですね。
ここで既に15時を回っており、
帰りのＳＬもおか号がやってきました。
事前に教えてもらった通り後ろの車両へ。
上り列車は後方車両がすいているのだそうです。
１日楽しすぎて、ＳＬのおもちゃと遊びながら、
寝落ちする瞬間。
ずっと元気でしたから、ここで力尽きました。
下館からは関東鉄道常総線に乗り換え。
水海道、守谷と乗り継いでつくばへ。
予定よりも若干早く、18時前には解散できました。
今回の日帰り添乗はご紹介させて頂いた通り、
乗り物はほとんどが鉄道利用で、
あとは現地でタクシーを利用しただけという、
とてもシンプルな内容でした。
乗り換え時間や現地での滞在時間等、
それなりに時刻表と格闘して出来上がった行程です。
自身の体力的にもちょうど良い内容に仕上がり、
お客様からもたくさん気づかって頂きました。
これで添乗業務なんて申し訳ないくらいですが、
全体的に楽しんでいただけたようで良かったです。
添乗員は団体様だけがお客様ではありません。
旅の途中の手配確認や支払い代行、乗換の案内等、
お客様が煩わしいと思う作業をすべて行います。
少人数での添乗員同行プランも大歓迎です。
ぜひこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。
＜リンク集＞
～お客様からの声～
本日は朝早くから大変お疲れ様でございました。
あの後、昼寝から復活したＳ（息子）は、
帰宅時もSLのプラレールを握りしめて、
家に帰ってからはSLのプラレールに早く電池を入れろと、
主人を急かしておりました。
とにかくずっと元気でご機嫌で、
私も主人もとてもとても楽しい1日でした。
3歳前の記憶は大きくなったら薄れてしまうものではありますが、
写真やいただいた資料などで繰り返し語り、
ずっと覚えていて欲しいなぁと思います。
SLの魅力、乗ってみて初めて分かることも沢山ありました。
良い旅をありがとうございます。
こちらからお礼を申し上げるべきところ、遅くなり失礼しました。
こちらもまだ主人と写真交換しておらず…。
お疲れかと思いますのでゆっくりお休みください。
また是非よろしくお願いします！
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